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マンガ家Mの日常
世代が違うんで、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの全盛期は知らない。
むしろ、ソロになってから、それもU2との関連で知った方が多いので
この場でエラそうな事は何も書けないけど、
独特の世界を持っていたミュージシャンがまたひとりこの世を去るのは
とても残念です。

一度だけ渋谷公会堂でライブを聞いた。10年くらい前だったかな。
少し人を寄せ付けない、自分自身の宇宙を作り上げているような、
そういうステージだったように思う。

TVのニュースでは取り上げないし、
新聞も扱いが小さいし...。
日本て、音楽を聞く間口がどんどん狭まってる。
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コンサートに行く事が少なくなった。
好きだったバンドが解散したり、滅多に来日してくれなくなったり、
来日しても仕事の日程と噛み合なかったり。

今回、日程が手頃だったのと、会員予約の抽選で当たったので
行ってみる事に。
メジャーなバンドなんで、チラホラとは聞いてはいただろうけど、
アルバム等はまともに聞いた事が無くて、
正直、どんなバンドかよくわかっていない。
お試し感覚で気楽に聞こう。

コンサートと言えば、U2とジャズ系の他はヘヴィメタが多くて、
それ以外にあまり行った事が無い。
会場に着いてみると、あ、やっぱり雰囲気が違う。
いつものヘヴィメタの、ミョーな気合いの入ってる客と違う。
もっとフツーな感じ。

サマーソニック、ヘッドライナーの勢いをかって、ソールドアウト。
客はタテノリ。曲は、まぁハードロックと言って良いのかな。
ややパンク調だったり、テクノっぽかったり。
ミックス?

でも、キーボードのせいなのか、全体的にデジタル性が強い。
加えて、会場の音響があまり良く無いのか、サウンドチェックが甘いのか、
電子音がビービーと響く。雑音っぽい。これが元の音なのか?
ここの客はそれで良いのかなぁ?
もうちょっと電子音を整理した方が良いように思った。
う〜ん、音楽の専門的なことはわからんし、あくまでも私見なんだが。

エンディングの着ぐるみパーティはいらなかった、と思う。
音も雑になるし。
初めてなんでわかんないけど、これがこのバンドのお約束なの?

その前の2曲あたりは良かった。
おそらく、長くやってる名曲なんだろう。

ヘヴィメタと比べると、客の押し込みも甘くて、楽なコンサートだった。
でも、大人しくしてると、変な押し方をしてくる若い女の子がいたりする。
あんま図に乗るんじゃねぇぞ。

アウェーなコンサートであった。

御報告が遅れました。
16日、ブルーノート東京にライブを聞きに行って来ました。
足りないと淋しいから、1st.と2nd. 2ステージ連続で予約しちゃったの。

個人的にはアルバムで聞いていたような
スタンダードからのややフュージョン系を期待していたけど、
若いからか、実験的な音作りが多く挿入されていた。
エレキとウッドベース、両方を使う中で、
ウッドの方がより幅広い実験に活用されていたみたい。

バンドメンバーも全員若くて、パワフルな演奏だった。

カイルが口を横開きにした口笛を吹きながらウッドベースを叩くと、
まるで今から「ローハイド」のテーマ曲が始まるかのような
錯覚を覚えてしまった。

まぁ、とにかく、
背はそれほど高くは無いけど、顔立ちはオヤジさんそっくりで、
特に額から目元にかけては生き写し。
この貴重な遺伝子は後世に伝承して行かねばならない。

1st.ステージでは観客も、どちらかと言えば
オヤジさんのファンらしきマダムが多く見られた。
ミーハー上等!

映画「硫黄島からの手紙」のテーマ曲も披露された。
音楽の専門的な事はわからないんだけど、
ピアノの旋律が日本のメロディのように聞こえたのは
音階等に由るのかしら。


もう随分前の話になっちゃったなぁ...。
2下旬にフィリップがウチに来た時、U2のグッズ購入の手続きをしてもらって
注文したんだけど、
組み合わせ商品で、2回に分けて配達されて来た物のうちの片方が
おそらくアメリカでの乱暴な取り扱いの為にパッケージがひしゃげてた。
中のハードカバーの本も角がひしゃげてしまっていたので、
U2のサポートセンターにメールしたら、すぐ返事が来て
商品の再発送をしてくれる手はずとなった。
それが3月下旬の事。
ちなみに、U2はアイルランドのバンドですが、
HPの運営はアメリカが主軸みたいで、グッズもアメリカから発送されます。

返信メールによれば「5週間くらい待ってくれ。」って感じだった。
で、5週間くらい待つと、発送のお知らせメールが届いた。
「5月13日の週に送る。」って感じ。
5週間後に商品を届けるって事じゃなかったのね。
...英語が曖昧なところでしかわかんなかったんだけど、
で、更に、13日の週にウチに届けられるってんじゃなくて、
13日の週に向こうで発送の手続きをするって感じだったみたい?
その週に改めて「発送した。」っていうメールが届いた。

5月中、発送手続きをしたっていうメールがそれぞれの形で3回来た。
そういう組織の構成になっていて、
各部署がちゃんとメールの対応をしてるんだろう。

それは良いんだけど、時間がかかってしょうが無い。
13日の週の発送って、多分船便だから、ウチに届くのは1ヶ月後くらい?
再発送で商品を受け取るのに全体で3ヶ月かかるってことかぁ。
船便なのは置いといても、
日本の通販だと、こんな時間のかかりようはあり得ないよね。
なんでもそうなんだけど、
日本の律儀さ、丁寧さに慣れていると、
海外のアバウトぶりには閉口する。

コンサートのチケットを申し込む。
今回は抽選で、どうなるかわからない。
それくらいの心づもりでいるしかない。

ところで、コンサートの日程が11月後半となっている。
(諸事情あって、この場での正確な日程報告は避ける。)

何とまぁ...。
正直なところ、8ヶ月先の人生なんて、見当がつかない。
サラリーマンであれば余程の大恐慌でも来ない限り
会社のペースに従っての仕事があるから、
1年先くらいの日程は組めるんだろうけど、
フリーランスのマンガ家なんて、次の仕事があるかどうかもわからない。
おっと、下手したら、進行中の仕事が
いきなりキャンセルされる事だって珍しく無い。
まぁ...、多分、今年いっぱいはまだお仕事いただけるようではあるけど。

GWとか年末年始の旅行等については、3ヶ月前の早割どころか、
1年くらい
を見越して申し込みをする事もあるとか。
各航空会社からのメルマガでも色々言って来る。

でも、世間にも無くは無い話だと思うんだけど、
例えば、彼氏と旅行の計画立てていても、
旅行に出掛ける前に別れちゃったりとかある。
実際、去年のオーストラリアン・オープンがそうだったもんなぁ。

それに、こうも刹那的に生きてると、旅行だって、
思い立った時が行きたい時。
8ヶ月先に、まだそこへ行きたいと思ってるかどうかわからない。
それに、もっと大事な用事ができるかもしれない。

8ヶ月先のコンサートに向けて、テンションは上がらない。

こういうのって、何なんだろ?
有名アーティストであれば、2、3年先まで
ワールドツアーの日程をキッチリ組むから、
(ドミンゴだとかは、10年先まで埋まってるとかって話だったな。)
8ヶ月先なんて決まってて当然なんだけど。
プロモーターが早めに集金しておきたいからかなぁって思わなくも無い。
アーティスト側が契約金を早めに請求して来てるのかも?

当選したところで代金が引き落としになる。
まぁ、それは普通の事なんだけど、
アーティストが急病でコンサートをキャンセル、なんていうこともあるから、
ちゃんとしたプロモーターは万が一の払い戻しの事態を考慮して、
コンサート直前まで代金の引き落とししなかったんだけどなぁ。
「急病」ってのもまぁ、色々らしいけど...。