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マンガ家Mの日常
年末年始は何かと物入りなので、どうしようか迷っていたのだけど
やっぱり行く事にしました、BLUE NOTE 東京。
ちょっと早めの自分への誕生日プレゼント。

お気に入りのキューバのジャズピアニスト、ゴンサロ・ルバルカバが
超ベテランのコンガ奏者らとユニットを組んでアルバムを作り、そのツアー。
そんなに丁寧に音楽を聞くゆとりも無くなってしまっていたので、
アルバムもまだ聞いてなくて、
ルバルカバ以外のメンバーについては全く知らず...。
隣の席に座ったオジ様に話を伺うと、その方はむしろ
コンガ奏者とドラマーをメインに聞きに来ていたそうで、
素晴らしい名プレイヤーらしいです。

ラテンジャズの音色の豊かな演奏でした。
ルバルカバは生ピアノに加えて電子ピアノも同時に演奏し、
抽象的なメロディも取り混ぜて来た。
...音楽の専門家では無いので、どう言葉にすべきかわからないんだけど。
楽器の特性の問題もあるのかもしれないけど、
ドラムの音の響きが大きくて、ちょっとコンガが聞こえ難い恨みはあったかな。

今回のコンサートに行く事に決めたのは本当に2、3日前で、
それでも席さえ残ってれば、電話1本で予約が出来て、
自由席なのでちょっと早めに行って受け付けをすれば一番前の席に着ける。
BLUE NOTEはありがたいです。
人気のコンサートだと完売もあるだろうし、朝方から並んだりってのもあるらしい。
ちなみにビルボードの方は自由席でも電話での予約順の案内になるとか。
座席からステージまでの境界も無くて、ほぼステージと一体になって聞ける。
世界最高峰の音楽をこんなスゴイ環境で聞ける幸せ。

終演後、夜の青山の通りにガラスの様に光る雪が舞っていた。
アップルパイを買って帰る。


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世代が違うんで、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの全盛期は知らない。
むしろ、ソロになってから、それもU2との関連で知った方が多いので
この場でエラそうな事は何も書けないけど、
独特の世界を持っていたミュージシャンがまたひとりこの世を去るのは
とても残念です。

一度だけ渋谷公会堂でライブを聞いた。10年くらい前だったかな。
少し人を寄せ付けない、自分自身の宇宙を作り上げているような、
そういうステージだったように思う。

TVのニュースでは取り上げないし、
新聞も扱いが小さいし...。
日本て、音楽を聞く間口がどんどん狭まってる。

コンサートに行く事が少なくなった。
好きだったバンドが解散したり、滅多に来日してくれなくなったり、
来日しても仕事の日程と噛み合なかったり。

今回、日程が手頃だったのと、会員予約の抽選で当たったので
行ってみる事に。
メジャーなバンドなんで、チラホラとは聞いてはいただろうけど、
アルバム等はまともに聞いた事が無くて、
正直、どんなバンドかよくわかっていない。
お試し感覚で気楽に聞こう。

コンサートと言えば、U2とジャズ系の他はヘヴィメタが多くて、
それ以外にあまり行った事が無い。
会場に着いてみると、あ、やっぱり雰囲気が違う。
いつものヘヴィメタの、ミョーな気合いの入ってる客と違う。
もっとフツーな感じ。

サマーソニック、ヘッドライナーの勢いをかって、ソールドアウト。
客はタテノリ。曲は、まぁハードロックと言って良いのかな。
ややパンク調だったり、テクノっぽかったり。
ミックス?

でも、キーボードのせいなのか、全体的にデジタル性が強い。
加えて、会場の音響があまり良く無いのか、サウンドチェックが甘いのか、
電子音がビービーと響く。雑音っぽい。これが元の音なのか?
ここの客はそれで良いのかなぁ?
もうちょっと電子音を整理した方が良いように思った。
う〜ん、音楽の専門的なことはわからんし、あくまでも私見なんだが。

エンディングの着ぐるみパーティはいらなかった、と思う。
音も雑になるし。
初めてなんでわかんないけど、これがこのバンドのお約束なの?

その前の2曲あたりは良かった。
おそらく、長くやってる名曲なんだろう。

ヘヴィメタと比べると、客の押し込みも甘くて、楽なコンサートだった。
でも、大人しくしてると、変な押し方をしてくる若い女の子がいたりする。
あんま図に乗るんじゃねぇぞ。

アウェーなコンサートであった。

御報告が遅れました。
16日、ブルーノート東京にライブを聞きに行って来ました。
足りないと淋しいから、1st.と2nd. 2ステージ連続で予約しちゃったの。

個人的にはアルバムで聞いていたような
スタンダードからのややフュージョン系を期待していたけど、
若いからか、実験的な音作りが多く挿入されていた。
エレキとウッドベース、両方を使う中で、
ウッドの方がより幅広い実験に活用されていたみたい。

バンドメンバーも全員若くて、パワフルな演奏だった。

カイルが口を横開きにした口笛を吹きながらウッドベースを叩くと、
まるで今から「ローハイド」のテーマ曲が始まるかのような
錯覚を覚えてしまった。

まぁ、とにかく、
背はそれほど高くは無いけど、顔立ちはオヤジさんそっくりで、
特に額から目元にかけては生き写し。
この貴重な遺伝子は後世に伝承して行かねばならない。

1st.ステージでは観客も、どちらかと言えば
オヤジさんのファンらしきマダムが多く見られた。
ミーハー上等!

映画「硫黄島からの手紙」のテーマ曲も披露された。
音楽の専門的な事はわからないんだけど、
ピアノの旋律が日本のメロディのように聞こえたのは
音階等に由るのかしら。


もう随分前の話になっちゃったなぁ...。
2下旬にフィリップがウチに来た時、U2のグッズ購入の手続きをしてもらって
注文したんだけど、
組み合わせ商品で、2回に分けて配達されて来た物のうちの片方が
おそらくアメリカでの乱暴な取り扱いの為にパッケージがひしゃげてた。
中のハードカバーの本も角がひしゃげてしまっていたので、
U2のサポートセンターにメールしたら、すぐ返事が来て
商品の再発送をしてくれる手はずとなった。
それが3月下旬の事。
ちなみに、U2はアイルランドのバンドですが、
HPの運営はアメリカが主軸みたいで、グッズもアメリカから発送されます。

返信メールによれば「5週間くらい待ってくれ。」って感じだった。
で、5週間くらい待つと、発送のお知らせメールが届いた。
「5月13日の週に送る。」って感じ。
5週間後に商品を届けるって事じゃなかったのね。
...英語が曖昧なところでしかわかんなかったんだけど、
で、更に、13日の週にウチに届けられるってんじゃなくて、
13日の週に向こうで発送の手続きをするって感じだったみたい?
その週に改めて「発送した。」っていうメールが届いた。

5月中、発送手続きをしたっていうメールがそれぞれの形で3回来た。
そういう組織の構成になっていて、
各部署がちゃんとメールの対応をしてるんだろう。

それは良いんだけど、時間がかかってしょうが無い。
13日の週の発送って、多分船便だから、ウチに届くのは1ヶ月後くらい?
再発送で商品を受け取るのに全体で3ヶ月かかるってことかぁ。
船便なのは置いといても、
日本の通販だと、こんな時間のかかりようはあり得ないよね。
なんでもそうなんだけど、
日本の律儀さ、丁寧さに慣れていると、
海外のアバウトぶりには閉口する。