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マンガ家Mの日常
ネタバレ注意。



英国のサスペンスドラマのミニシリーズ、全4話。


タクシー運転手として深夜まで働くステラ。
かつては自身高給の仕事に就き、夫と共に裕福な暮らしを送っていたが、
3年前に14歳の娘メイジーが殺害され、生活が一変した。
被害者家族の更生プログラムの一環として、
犯人として捉えられ、服役中のチャールズと面会する事になったが、
チャールズはその場で無実を訴え、
真犯人がもう1人の少女クレオを狙っていると告げる。

メイジーの死の真相を突き止めたいステラは、クレオについて調べ始める。
クレオはメイジーの乗馬クラブでの友達で、現在行方不明。
2人は乗馬クラブの敷地内にあるキャンピングカーの中で、
ドラッグを使用していた。
ステラは、ドラッグディーラーの大物マッケラーに接近。
マッケラーの息子リーがメイジーのBFで、ドラッグを渡していたと推測。

ステラは軟禁状態のクレオを助け出し、事件に関する告白を聞く。
実は、チャールズの息子テディがメイジーのBFだった。
テディはクレオとも付き合っていて、メイジーは2股に激怒。
メイジーが2人を激しくなじると、
我を失ったクレオが手近な物を掴んでメイジーを殴り、死なせてしまった。

疑いが晴れたチャールズは無事釈放され、ステラと会って話をする。
マッケラーの手下として働き、荒れた生活をしていたチャールズ。
裕福な生活で、パーティー三昧で、娘を顧みなかったステラ。
テディもメイジーも、親が思っていたような「良い子」ではなかった。
それぞれが、我が子の行動の原因であった事を思い知る。


WOWOWで英国や北欧のミステリードラマの放送枠が増え、
楽しみではあるけど、やはり、数が増えると玉石混合になる。
今作も、やや退屈だった。
しかしながら、ネットで他の方の記事を読んで、
タイトルの「罪なき者」が新約聖書の「罪なき者から石を投げなさい。」
というエピソードに由来すると知り、改めて考えさせられた。

親の原罪。





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