忍者ブログ
マンガ家Mの日常
日本の両エース、錦織圭と大坂なおみがコートから遠のく状況下で、
男子では西岡選手がシードに入り、ベスト16進出と健闘。
女子はダブルスは好調だけど、シングルスの結果は物足りない。

ジュニアでは、石井さやか選手がシングルス準決勝進出。
元プロ野球選手石井琢朗氏が父親という、スポーツサラブレッド。
身長170cmの恵まれた体格。
残念ながら準決勝敗退となったけど、今後に期待がかかる。

過去、日本の女子のトップ選手で、身長が高かったのは浅越しのぶくらいで、
伊達公子を含め、他はほぼ160cm前後。
テニスはセンス勝負のスポーツだけど、ツアーや、各大会を勝ち進む中で、
やはり、後半になると、体格の良い海外の選手達が勝ち残る。
最後は体力がものを言う。
体力が無いと、集中力も落ちてしまう。

日本では、一般女性は痩せ信仰が強く、
小学生くらいの女の子達でさえ、ダイエットに気を遣う。
結果、全体的に身体が大きくならない。
骨格も筋肉も貧弱。
飢餓と無縁の豊かな国で。

女子スポーツはプロの道が困難な事もあって、
ゴルフを別にすれば、プロを意識して活動する選手は少ない。
ただでさえ、日本の女子のスポーツのレベル向上は厳しい。

せめて、今の極端な痩せ信仰が薄らいでくれれば、
才能を伸ばせる選手がもっと現れるのにと思う。

急成長を見せる、ギリシャのサカーリや、ベテランの域にあるアザレンカ、
今大会初の決勝進出を果たしたサバレンカ、等々、
上位の選手達は立派な体格をしている。
遺伝的に、日本人はそこまで大きくなるのは難しいけれど、
ちゃんと子供の頃から運動をして、良い食事を摂っていれば、それなりの体格になれる筈。
そうでなければ、世界のプロスポーツの舞台では活躍出来ない。

ある意味、石井さやか選手は親ガチャで当たりを引いた。
この強運を活かして、成長し、世界に羽ばたいて欲しい。
PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック