実話を元にした、イタリアの社会派ドラマ映画。
1960年代、イタリア南部の都市ビアチェンツァ。
詩人で劇作家のブライバンティは同性愛者で、
教え子の青年エットレと恋愛関係になる。
しかし、同性愛が許されていなかった当時のイタリアでは、
ブライバンティは「教唆罪」として逮捕され、裁判にかけられる。
教養人のブライバンティに気に入られたくて、過去に関係を持ったらしい、
エットレの兄や他の男子学生は、嫉妬もあって、不利な証言をする。
エットレは家族によって矯正施設に入所させられ、電気ショックを施され、
ボロボロの姿になり、朦朧としながらも、
ブライバンティとの愛情関係を肯定し、正しく証言しようと努める。
共産党機関紙「ウニタ」の記者エンニオは孤立無援な中で取材を続け、
エンニオの従姉妹も支援活動を行うが、敗訴する。
禁固15年の求刑に対して、裁判では9年の判決が下される。
逮捕の背景には、ブライバンティの政治的背景もあったとされるが、
戦時中のレジスタンス活動への貢献から減刑されたらしい。
服役期間の途中、ブライバンティの母親が亡くなり、葬儀に出席。
刑務所に帰りに、刑務官の温情で、僅かな時間ながらエットレと再会し、
かつての愛情を確かめ合う。
その後、2人は会う事は無く、人生を終える。
同性愛に不寛容な、半世紀前の事件。
そう締めくくってしまえば簡単なのだけど、
ネットで他の方の考察を拝読すると、
キリスト教との関連を詳しく説明したものもあって、感嘆するばかり。
裁判にかけられたブライバンティはイエスの立場だと。
そう言われると、裁判の前半で全く発言しなかった様子とも重なる。
タイトルの「蟻の王」は、
ブライバンティが蟻の生態系の研究もしている事にも由来していて、
エットレが、羽が取れた女王蜂を見つけた事とか、
比喩的なんだけど、正直よくわからない。
諸々、欧州圏の文化に精通していないと理解が及ばない難解作。
監督のジャンニ・アメリオは、
カンヌ国際映画祭審査員特別賞やヴェネツィア国際映画祭金獅子賞、
ヨーロッパ映画賞作品賞3回受賞と、輝かしい経歴の持ち主。
...やっぱり、カンヌやヴェネツィアの受賞作は難しい。
たまたまなんだけど、
つい先日観た「ザ・ホエール」でも、知的で繊細な主人公が同性愛者だった。
同性愛者イコール知的というわけでもない筈だけど、
まず、映画等では、知識階級からの改革が社会を動かすとされるのかな。
イタリアの地方都市の風景や、室内が美しい。
何故だかわからないけど、エンニオのアパートのダイニングが
見惚れるほど綺麗だった。
光の使い方かな。
1960年代、イタリア南部の都市ビアチェンツァ。
詩人で劇作家のブライバンティは同性愛者で、
教え子の青年エットレと恋愛関係になる。
しかし、同性愛が許されていなかった当時のイタリアでは、
ブライバンティは「教唆罪」として逮捕され、裁判にかけられる。
教養人のブライバンティに気に入られたくて、過去に関係を持ったらしい、
エットレの兄や他の男子学生は、嫉妬もあって、不利な証言をする。
エットレは家族によって矯正施設に入所させられ、電気ショックを施され、
ボロボロの姿になり、朦朧としながらも、
ブライバンティとの愛情関係を肯定し、正しく証言しようと努める。
共産党機関紙「ウニタ」の記者エンニオは孤立無援な中で取材を続け、
エンニオの従姉妹も支援活動を行うが、敗訴する。
禁固15年の求刑に対して、裁判では9年の判決が下される。
逮捕の背景には、ブライバンティの政治的背景もあったとされるが、
戦時中のレジスタンス活動への貢献から減刑されたらしい。
服役期間の途中、ブライバンティの母親が亡くなり、葬儀に出席。
刑務所に帰りに、刑務官の温情で、僅かな時間ながらエットレと再会し、
かつての愛情を確かめ合う。
その後、2人は会う事は無く、人生を終える。
同性愛に不寛容な、半世紀前の事件。
そう締めくくってしまえば簡単なのだけど、
ネットで他の方の考察を拝読すると、
キリスト教との関連を詳しく説明したものもあって、感嘆するばかり。
裁判にかけられたブライバンティはイエスの立場だと。
そう言われると、裁判の前半で全く発言しなかった様子とも重なる。
タイトルの「蟻の王」は、
ブライバンティが蟻の生態系の研究もしている事にも由来していて、
エットレが、羽が取れた女王蜂を見つけた事とか、
比喩的なんだけど、正直よくわからない。
諸々、欧州圏の文化に精通していないと理解が及ばない難解作。
監督のジャンニ・アメリオは、
カンヌ国際映画祭審査員特別賞やヴェネツィア国際映画祭金獅子賞、
ヨーロッパ映画賞作品賞3回受賞と、輝かしい経歴の持ち主。
...やっぱり、カンヌやヴェネツィアの受賞作は難しい。
たまたまなんだけど、
つい先日観た「ザ・ホエール」でも、知的で繊細な主人公が同性愛者だった。
同性愛者イコール知的というわけでもない筈だけど、
まず、映画等では、知識階級からの改革が社会を動かすとされるのかな。
イタリアの地方都市の風景や、室内が美しい。
何故だかわからないけど、エンニオのアパートのダイニングが
見惚れるほど綺麗だった。
光の使い方かな。
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ストーリーの続きから。
トーマスは親と和解できた感謝を告げに来るが、
再びニューライフの思想に深く戻ってしまい、
チャーリーの同性愛を否定しにかかる。
娘に罪滅ぼしをしたいチャーリーに、エリーは読書感想文の代筆をさせる。
「白鯨」の感想文で、チャーリーはエリーの子供時代のものを提出。
何も気付かなかったエリーは、良い点数が取れなかったと激怒するが、
チャーリーは、子供時代の素直な文章こそが最上だと語る。
憤慨して出て行こうとするエリーに、チャーリーは感想文の音読を頼む。
巨体を必死の思いで起こして歩こうとするチャーリーの姿を見て、
エリーが感想文を読み上げると、
チャーリーの巨体が浮き上がり、白い光に包まれる。
ほぼ事前の情報無しで観たので、予想と違って、感動も増した。
舞台劇の映画化は退屈になる事が多いけど、
今作は複雑な設定を上手く構成し、感情を良い流れで揺さぶった。
TVで時々放送される超肥満体の人の番組では、プアホワイトが多いようだが、
チャーリーは知的で繊細なタイプ。
ただ、やはり食欲の神経はどこか壊れていて、
ストレスを感じると、鬼気迫る顔で無茶食いに走る。
孤独で生じる精神的な飢餓感が、食の飢餓感に変換されている。
今作では、「聖書」と「白鯨」が重要なモチーフとなっていて、
どちらもアメリカの人達にとっては人生の一環のような書物だけど、
日本人からするとやや距離があって、両作を詳しく読みこなしていないと、
今作を理解しきったとは言えないかもしれない。
「白鯨を倒せば人生が変わる。」
それが、エイハブ船長の信念のようなものであり、
今作の登場人物達にとっての、それぞれの「白鯨」がいる。
彼らは「白鯨」を倒せたのだろうか。
童顔のブレンダン・フレイザーが、丸い目をクルクルさせると、
余計に傷付き易さが際立ち、物悲しくなる。
ブレンダン自身も、美男俳優としてハリウッドでスターの道を歩みながらも、
セクハラを受けて鬱状態に陥り、過食で太ってしまった。
今作で本格的な復活となる。
願わくば、体調管理して、もう少し体を絞って欲しいかな。
(完了。)
トーマスは親と和解できた感謝を告げに来るが、
再びニューライフの思想に深く戻ってしまい、
チャーリーの同性愛を否定しにかかる。
娘に罪滅ぼしをしたいチャーリーに、エリーは読書感想文の代筆をさせる。
「白鯨」の感想文で、チャーリーはエリーの子供時代のものを提出。
何も気付かなかったエリーは、良い点数が取れなかったと激怒するが、
チャーリーは、子供時代の素直な文章こそが最上だと語る。
憤慨して出て行こうとするエリーに、チャーリーは感想文の音読を頼む。
巨体を必死の思いで起こして歩こうとするチャーリーの姿を見て、
エリーが感想文を読み上げると、
チャーリーの巨体が浮き上がり、白い光に包まれる。
ほぼ事前の情報無しで観たので、予想と違って、感動も増した。
舞台劇の映画化は退屈になる事が多いけど、
今作は複雑な設定を上手く構成し、感情を良い流れで揺さぶった。
TVで時々放送される超肥満体の人の番組では、プアホワイトが多いようだが、
チャーリーは知的で繊細なタイプ。
ただ、やはり食欲の神経はどこか壊れていて、
ストレスを感じると、鬼気迫る顔で無茶食いに走る。
孤独で生じる精神的な飢餓感が、食の飢餓感に変換されている。
今作では、「聖書」と「白鯨」が重要なモチーフとなっていて、
どちらもアメリカの人達にとっては人生の一環のような書物だけど、
日本人からするとやや距離があって、両作を詳しく読みこなしていないと、
今作を理解しきったとは言えないかもしれない。
「白鯨を倒せば人生が変わる。」
それが、エイハブ船長の信念のようなものであり、
今作の登場人物達にとっての、それぞれの「白鯨」がいる。
彼らは「白鯨」を倒せたのだろうか。
童顔のブレンダン・フレイザーが、丸い目をクルクルさせると、
余計に傷付き易さが際立ち、物悲しくなる。
ブレンダン自身も、美男俳優としてハリウッドでスターの道を歩みながらも、
セクハラを受けて鬱状態に陥り、過食で太ってしまった。
今作で本格的な復活となる。
願わくば、体調管理して、もう少し体を絞って欲しいかな。
(完了。)
舞台劇の映画化。
主演のブレンダン・フレイザーが第95回アカデミー賞主演男優賞受賞。
監督は「レスラー」「ブラック・スワン」等のダーレン・アロノフスキー。
超肥満体の英語講師チャーリーは、
自宅からオンラインで、ウェブカメラをオフにして講義を行っている。
鬱血性心不全で、看護師のリズからも余命数日と宣告され、
離婚後8年の間、離れていた一人娘エリーに連絡して家に呼ぶ。
チャーリーはかつてメアリーと結婚していたが、
リズが8歳の時、教え子の大学生アランと恋に落ち、同性愛を自覚して、離婚。
しかし、新興宗教ニューライフの熱心な信徒を親に持つアランは、
同性愛を厳しく責められ、入水自殺してしまう。
最愛の恋人を失ったチャーリーは爆食に浸り、超肥満体になってしまう。
チャーリーを親身に面倒を見ている看護師リズはアランの妹。
リズは手術等の積極的治療を受けるようチャーリーに勧めてきたが、
保険に加入しておらず、資金が無い事を理由に固辞している。
しかし、実際は12万ドルの貯金があり、
離婚の罪滅ぼしの意味もあって、娘のエリーに全額渡すつもりでいる。
或る日、ニューライフの宣教師を名乗る青年トーマスが戸別訪問に来る。
ニューライフのせいでアランを失ったチャーリーは教義の話を断るが、
トーマスはチャーリーには神の救いが必要だと言って、通うようになる。
エリーから、ニューライフは個別訪問をやめていると見破られ、
トーマスは大麻を吸わされ、自分の置かれた立場について語り出す。
素行不良でニューライフ信徒の親から追い出され、
教会から約2000ドルを盗み出して、家出。
ぼちぼちお金も底を尽き、焦っていた。
エリーは無断でトーマスの告白を録音し、SNSに暴露。
すると、トーマスの親は盗みを許し、戻れば家に迎え入れると言う。
エリーの行為は悪意からであって、母親のメアリーはエリーは邪悪だと言い切るが、
娘の将来を気にかけているチャーリーは、結果オーライで、
エリーは良い事をしたと褒める。
(続く。)
主演のブレンダン・フレイザーが第95回アカデミー賞主演男優賞受賞。
監督は「レスラー」「ブラック・スワン」等のダーレン・アロノフスキー。
超肥満体の英語講師チャーリーは、
自宅からオンラインで、ウェブカメラをオフにして講義を行っている。
鬱血性心不全で、看護師のリズからも余命数日と宣告され、
離婚後8年の間、離れていた一人娘エリーに連絡して家に呼ぶ。
チャーリーはかつてメアリーと結婚していたが、
リズが8歳の時、教え子の大学生アランと恋に落ち、同性愛を自覚して、離婚。
しかし、新興宗教ニューライフの熱心な信徒を親に持つアランは、
同性愛を厳しく責められ、入水自殺してしまう。
最愛の恋人を失ったチャーリーは爆食に浸り、超肥満体になってしまう。
チャーリーを親身に面倒を見ている看護師リズはアランの妹。
リズは手術等の積極的治療を受けるようチャーリーに勧めてきたが、
保険に加入しておらず、資金が無い事を理由に固辞している。
しかし、実際は12万ドルの貯金があり、
離婚の罪滅ぼしの意味もあって、娘のエリーに全額渡すつもりでいる。
或る日、ニューライフの宣教師を名乗る青年トーマスが戸別訪問に来る。
ニューライフのせいでアランを失ったチャーリーは教義の話を断るが、
トーマスはチャーリーには神の救いが必要だと言って、通うようになる。
エリーから、ニューライフは個別訪問をやめていると見破られ、
トーマスは大麻を吸わされ、自分の置かれた立場について語り出す。
素行不良でニューライフ信徒の親から追い出され、
教会から約2000ドルを盗み出して、家出。
ぼちぼちお金も底を尽き、焦っていた。
エリーは無断でトーマスの告白を録音し、SNSに暴露。
すると、トーマスの親は盗みを許し、戻れば家に迎え入れると言う。
エリーの行為は悪意からであって、母親のメアリーはエリーは邪悪だと言い切るが、
娘の将来を気にかけているチャーリーは、結果オーライで、
エリーは良い事をしたと褒める。
(続く。)
大ヒットに気を良くして、第2弾製作。
GACKT演じる麻実麗が主軸で、二階堂ふみ演じる百美の出番は少ない。
変わって、杏演じる桔梗魁がヒロイン(男性設定だけど)となっている。
埼玉県民団結の為、埼玉に海を作る計画を立て、
麗は和歌山の白浜に砂を調達に出向く。
船で航行中に嵐に遭い、難破。
和歌山の浜辺に漂着した麗は、滋賀解放戦線の桔梗と出会う。
関西は大阪府知事の嘉祥寺による独裁政権状態。
滋賀、和歌山、奈良の人々は奴隷扱いされていた。
桔梗は、囚われの身になっている姫君の救出を優先させ、一旦は麗を裏切るが、
その後、共同戦線を張り、大阪を撃退する。
麗は幼い頃の記憶を取り戻し、桔梗と兄弟だったと判明。
1作目の衝撃には及ばないものの、
ヒットを受けて制作費にゆとりがあるようで、大掛かりな作りになっており、
突き抜けた設定とオールスターキャストの俳優陣の演技で楽しませてくれる。
舞台が大阪という事で、ネタが何やら吉本色が強い。
吉本の笑いが好きな人は良いけれど、
海外の人が観たら伝わらない事も多いだろうな。
ちょっと勿体無い。
藤原紀香は「藤原紀香」のイメージを演じていて、ハマっていた。
企画製作とキャスティングが同時進行だったのかな。
なんかね、邦画って、
昨今の純愛ものとかは妙に胡散臭さが気になるし、
アクションものはハリウッドと比べ物にならない。
現実とフィクションの乖離が肌に合わなくて、
日本の映画やドラマはどんどん観なくなってしまった。
今作のように、派手に突き抜けてたらOKかな。
第Ⅱ章で官僚というのはゴロが悪い感じもあるので、
第Ⅲ章は企画されているような気がするけど、
どういう笑いに持っていくのか、難しいところ。
GACKT演じる麻実麗が主軸で、二階堂ふみ演じる百美の出番は少ない。
変わって、杏演じる桔梗魁がヒロイン(男性設定だけど)となっている。
埼玉県民団結の為、埼玉に海を作る計画を立て、
麗は和歌山の白浜に砂を調達に出向く。
船で航行中に嵐に遭い、難破。
和歌山の浜辺に漂着した麗は、滋賀解放戦線の桔梗と出会う。
関西は大阪府知事の嘉祥寺による独裁政権状態。
滋賀、和歌山、奈良の人々は奴隷扱いされていた。
桔梗は、囚われの身になっている姫君の救出を優先させ、一旦は麗を裏切るが、
その後、共同戦線を張り、大阪を撃退する。
麗は幼い頃の記憶を取り戻し、桔梗と兄弟だったと判明。
1作目の衝撃には及ばないものの、
ヒットを受けて制作費にゆとりがあるようで、大掛かりな作りになっており、
突き抜けた設定とオールスターキャストの俳優陣の演技で楽しませてくれる。
舞台が大阪という事で、ネタが何やら吉本色が強い。
吉本の笑いが好きな人は良いけれど、
海外の人が観たら伝わらない事も多いだろうな。
ちょっと勿体無い。
藤原紀香は「藤原紀香」のイメージを演じていて、ハマっていた。
企画製作とキャスティングが同時進行だったのかな。
なんかね、邦画って、
昨今の純愛ものとかは妙に胡散臭さが気になるし、
アクションものはハリウッドと比べ物にならない。
現実とフィクションの乖離が肌に合わなくて、
日本の映画やドラマはどんどん観なくなってしまった。
今作のように、派手に突き抜けてたらOKかな。
第Ⅱ章で官僚というのはゴロが悪い感じもあるので、
第Ⅲ章は企画されているような気がするけど、
どういう笑いに持っていくのか、難しいところ。
監督、脚本、主演をこなす才人、フィリップ・ラショーのコメディ映画の続編。
グレッグは恋人フローとの婚約を機に、アリバイ偽装会社を一旦は畳んだが、
結婚式に偽の両親を連れて来るべく、同僚2人を呼び戻す。
グレッグの父親は典型的な詐欺師で、母親は有名ポルノスター。
フローの両親とそりが合わないだろうと懸念された。
父親の詐欺に巻き込まれ、グレッグは逮捕されて、
足首に探知機をつけた状態で保釈され、身動きが取れなくなった。
同僚2人に頼んで、結婚式の会場のお城にホームレスを送り込み、
お城をキャンセルして、自宅の庭に会場を設定。
両親にもキャンセルを伝えたつもりが、
先の案内状に書かれた自宅住所を見てやって来てしまったので、
旅行で留守の隣家が自宅だと偽って、両親を引き入れる。
本物の両親に合わせるべく、偽の婚約者フローを雇う。
かくして、同日同時刻に、2つの結婚式を行う羽目になった。
ところが、偽の父親役の男は、かつてのグレッグの仕事の件で逆恨みしていて、
事実を暴露して結婚式をぶち壊す算段だった。
何とか阻止しようとするが、ついには全てバレてしまう。
婚約破棄され、フローは新しい(偽)恋人と一緒のところをSNSに投稿。
落ち込むグレッグだったが、それこそがフローからの愛のあるお仕置きだった。
改めて、めでたしめでたし。
クセ強の両親を知られたくない、設定としてはそれだけの事なんだけど、
とにかく、大ネタ小ネタのギャグが次々と繰り出され、笑いっぱなし。
どんな小さな隙間にもギャグを入れるサービス精神が素晴らしい。
冒頭、かつての同僚オーギュスタンがヘリコプター会社に務めていて、
マルセイユのクラブからパリに移籍した大物サッカー選手を運ぶのだけど、
選手が持参したバロンドールのトロフィーをヘリのローターに当ててしまい、
上部のボール部分がすっ飛んで、選手の足を直撃、骨折させる。
ここで終わっても笑えるネタなんだけど、
その後オーギュスタンは移籍を恨んだマルセイユのファン達から英雄扱い。
このギャグネタがどんどん展開される。
どんな笑いも無駄にしない。
アリバイ会社は、まぁ不適切な事でもサポートするんだろうけど、
疲れた主婦は、病気感染と偽って休暇旅行、
冴えない男子には、よくあるパターンの美女を暴漢から救い、人気爆上げ、
そういった、心優しい手助けもある。
まぁね、今作の通り、
身近な人に嘘をつこうとすると、次々嘘を上塗りしなければならなくなって、
結局は破綻するっていう戒めでもある。
何度でも観たい、楽しいコメディ。
グレッグは恋人フローとの婚約を機に、アリバイ偽装会社を一旦は畳んだが、
結婚式に偽の両親を連れて来るべく、同僚2人を呼び戻す。
グレッグの父親は典型的な詐欺師で、母親は有名ポルノスター。
フローの両親とそりが合わないだろうと懸念された。
父親の詐欺に巻き込まれ、グレッグは逮捕されて、
足首に探知機をつけた状態で保釈され、身動きが取れなくなった。
同僚2人に頼んで、結婚式の会場のお城にホームレスを送り込み、
お城をキャンセルして、自宅の庭に会場を設定。
両親にもキャンセルを伝えたつもりが、
先の案内状に書かれた自宅住所を見てやって来てしまったので、
旅行で留守の隣家が自宅だと偽って、両親を引き入れる。
本物の両親に合わせるべく、偽の婚約者フローを雇う。
かくして、同日同時刻に、2つの結婚式を行う羽目になった。
ところが、偽の父親役の男は、かつてのグレッグの仕事の件で逆恨みしていて、
事実を暴露して結婚式をぶち壊す算段だった。
何とか阻止しようとするが、ついには全てバレてしまう。
婚約破棄され、フローは新しい(偽)恋人と一緒のところをSNSに投稿。
落ち込むグレッグだったが、それこそがフローからの愛のあるお仕置きだった。
改めて、めでたしめでたし。
クセ強の両親を知られたくない、設定としてはそれだけの事なんだけど、
とにかく、大ネタ小ネタのギャグが次々と繰り出され、笑いっぱなし。
どんな小さな隙間にもギャグを入れるサービス精神が素晴らしい。
冒頭、かつての同僚オーギュスタンがヘリコプター会社に務めていて、
マルセイユのクラブからパリに移籍した大物サッカー選手を運ぶのだけど、
選手が持参したバロンドールのトロフィーをヘリのローターに当ててしまい、
上部のボール部分がすっ飛んで、選手の足を直撃、骨折させる。
ここで終わっても笑えるネタなんだけど、
その後オーギュスタンは移籍を恨んだマルセイユのファン達から英雄扱い。
このギャグネタがどんどん展開される。
どんな笑いも無駄にしない。
アリバイ会社は、まぁ不適切な事でもサポートするんだろうけど、
疲れた主婦は、病気感染と偽って休暇旅行、
冴えない男子には、よくあるパターンの美女を暴漢から救い、人気爆上げ、
そういった、心優しい手助けもある。
まぁね、今作の通り、
身近な人に嘘をつこうとすると、次々嘘を上塗りしなければならなくなって、
結局は破綻するっていう戒めでもある。
何度でも観たい、楽しいコメディ。