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マンガ家Mの日常
大ヒットに気を良くして、第2弾製作。
GACKT演じる麻実麗が主軸で、二階堂ふみ演じる百美の出番は少ない。
変わって、杏演じる桔梗魁がヒロイン(男性設定だけど)となっている。


埼玉県民団結の為、埼玉に海を作る計画を立て、
麗は和歌山の白浜に砂を調達に出向く。
船で航行中に嵐に遭い、難破。
和歌山の浜辺に漂着した麗は、滋賀解放戦線の桔梗と出会う。

関西は大阪府知事の嘉祥寺による独裁政権状態。
滋賀、和歌山、奈良の人々は奴隷扱いされていた。

桔梗は、囚われの身になっている姫君の救出を優先させ、一旦は麗を裏切るが、
その後、共同戦線を張り、大阪を撃退する。
麗は幼い頃の記憶を取り戻し、桔梗と兄弟だったと判明。


1作目の衝撃には及ばないものの、
ヒットを受けて制作費にゆとりがあるようで、大掛かりな作りになっており、
突き抜けた設定とオールスターキャストの俳優陣の演技で楽しませてくれる。
舞台が大阪という事で、ネタが何やら吉本色が強い。
吉本の笑いが好きな人は良いけれど、
海外の人が観たら伝わらない事も多いだろうな。
ちょっと勿体無い。

藤原紀香は「藤原紀香」のイメージを演じていて、ハマっていた。
企画製作とキャスティングが同時進行だったのかな。

なんかね、邦画って、
昨今の純愛ものとかは妙に胡散臭さが気になるし、
アクションものはハリウッドと比べ物にならない。
現実とフィクションの乖離が肌に合わなくて、
日本の映画やドラマはどんどん観なくなってしまった。
今作のように、派手に突き抜けてたらOKかな。

第Ⅱ章で官僚というのはゴロが悪い感じもあるので、
第Ⅲ章は企画されているような気がするけど、
どういう笑いに持っていくのか、難しいところ。
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