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マンガ家Mの日常
かなり古くなったデスクトップのiMac。
下部に出るアイコンの日付けが17日になっている。
1月17日に始動した。

何年かと半年経った。
そろそろ買い替えねばヤバい。
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逆説的だけど、
仕事柄、なるべく他の方のマンガ作品を読まないようにしていた。
微妙に影響されちゃうからね。

でも、ネットニュースをチェックしている時に、
バナーでちょこちょこマンガの断片が入って来るのは防ぎようが無い。
無料でもサイトに入って読んだりはしないから、ホント断片だけ。
「ファブル」は流石に断片だけでも面白いね。

ネットニュース内で紹介されてるエッセイ4コママンガみたいなのは、
大体があまり面白くない。
ネタが自分本位だったり、画面構成がイマイチだったり。

「ねこむかしばなし」だけは別格。

他、最近1個だけ気になるのがある。
マンガというより、まぁイラスト付きエッセイみたいな感じなんだけど。
自称「アラフォーデブスのぷよ子」さんが結婚するストーリー。
(ご本人の実話らしい。)
自他へのツッコミの角度と潔さが心地良い。

エッセイマンガ描くなら、中途半端な甘えや虚飾は徹底して省かないとね。

「少年ジャンプ」で最大のドル箱作品
「遊☆戯☆王」の作者
高橋和希先生が沖縄県名護市の海で亡くなられたそうです。
享年60歳。
ネットニュースをざっくり見たところでは、
マリンレジャーを楽しんでおられる中での事故だったのだろうか。

コミックスの発行部数で言えば、他にもメガヒット作が多数あるけれど、
「遊☆戯☆王」はカードゲームの売り上げ等が桁違いらしい。
近所にもカードゲームを専門に扱う小さな店舗があって、
小学生くらいの子供達がたむろしている。

子供達に楽しみを提供してくれた功績は計り知れない。

ご冥福をお祈りします。

この言葉を知らなかったのだけど…。

カルチャーをキャンセルする事。
要するに、過去の作品を現在の価値基準に合わせて書き換える作業。
(という解釈で良いのかな。)

例えば、有名な作品では、横溝正史先生の「獄門島」。
推理の要になった言葉が、現在では差別用語に当たるとして、
その後のドラマ版等では少しずつ変えられていった。

最近では、二ノ宮知子先生がヒット作「のだめカンタービレ」で、
セクハラに当たるのではとご自身で判断された箇所を描き直し、
今後発行される際には改稿したものが使用されるらしい。
(経費削減の中、そんな事をさせてもらえる作家、もしくは作品は限られている。)

新規の読者が読む場合を想定して、現状に合わせるのもわからないではないけど、
果たしてそこまでする必要があるのかなとも思う。
キリが無い。
手塚治虫先生や石ノ森章太郎先生、藤子不二雄先生達の過去作は
大半が読めなくなってしまう。

キャンセルカルチャーについて語られていた新聞記事では、
犯罪等の加害者の作品が市場から排除されるケースについて触れられていた。
それも時々どうかなぁとも思う。
ちょっと判断が難しい状況の場合もあるかな。

懐かしい御名前。

ご冥福をお祈りします。

作品はほんの僅かしか拝読した事がないと思う。
ネットニュースで紹介されていたように、「COM」に掲載されていた。

「COM」と言えば、手塚治虫先生の屈指の名作「火の鳥」の掲載誌。
雑誌としてはマニアックな路線で、実験的な作品が多かった。
当時の世相を反映して、厭世的な作品も多く、
いくらか自由になるお金が出来てから古本屋で何冊か買ったが、
それ以上にはのめり込めなかった。

時代は確実に変わって行っている。