ネタバレ注意。
英国ミステリードラマのミニシリーズ、全4話。
邸宅で、裕福な医師の夫トム為にサプライズ誕生パーティーを開催する妻ベス。
華やかな宴は突然乱入した警察によって断ち切られた。
トムは同僚の女性ケイティ殺害容疑で逮捕された。
地元では他にも女性が殺害されたり行方不明になる等の事件が連続している。
ベスが経営するカフェの店員が、
被害者女性と同じピアスをしていたのを不審に思い、問い質すと、
恋人がドラッグの売人だったとわかる。
彼は被害女性のバッグを現場から持ち去っていた。
自分は殺害犯ではなく、
同時刻にトムが近くを通り過ぎていたのを見たとベスに告げるが、
警察による逮捕時の事故で死亡し、そのまま犯人とされる。
事件解決となって、トムは釈放されるが、
ベスはトムの無実の証明をしようと調べを進める中で、
トムが暴力的なポルノ動画を収集していたり、
多くの女性達と浮気していたと知る。
元々2人は秘密の過激なセックスクラブで知り合った経緯があり、
ベスはトムの性的嗜好にはある程度の認識は持っていたが、
結婚後、夫婦間でのセックスがおざなりになっていたのに不満を抱き、
改めてトムの浮気にショックを受ける。
トムがスマホに保存していたセックス動画を確認しようとしたが、
慌ててスマホを壊してしまい、トムの友人アダムに修理を依頼する。
数日後返却されたスマホの動画を見ると、
行方不明と思われていたアダムの妻が死に瀕している動画があり、
ベスはトムが、過激な性行為の末に女性達を殺害していたと知る。
トムは逃亡の後、ベスに助けを求めに舞い戻るが、逮捕される。
ベスはアダムとの結婚式を直前に控えていたが、アダムの自宅を調べると、
アダムが妻や別の女性達を殺害した時の動画や写真が大量に見つかる。
トムは幼い頃から恵まれた容姿と才能で、注目の的だった。
幼馴染のアダムは、時にトムから虐げられながらも、常に羨んでいた。
トムに成り代わるかのように、トムの浮気相手達を殺害し、
遂にはベスとの結婚にこぎ着け、トムの邸宅も手に入れようとしていた。
全ての真実を知ったベスは、アダムを断崖から突き落として殺害し、
気の毒な新妻を装って、警察には行方不明の届け出をする。
刑務所に収監されているトムに面会し、アダムの犯行について知らせる。
トムは晴れて無実が証明されると安堵したが、
ベスは証拠となるスマホや写真は全て処分したと告げ、トムを残して立ち去る。
(浮気しまくりの夫に対する復讐か。)
後日、トムの友人の弁護士の妻が面会に現れ、ある情報をもたらす。
全4話で完結したと思っていたけど、
次のシリーズがあるらしい。
未定かな。
(感想は後日。)
英国ミステリードラマのミニシリーズ、全4話。
邸宅で、裕福な医師の夫トム為にサプライズ誕生パーティーを開催する妻ベス。
華やかな宴は突然乱入した警察によって断ち切られた。
トムは同僚の女性ケイティ殺害容疑で逮捕された。
地元では他にも女性が殺害されたり行方不明になる等の事件が連続している。
ベスが経営するカフェの店員が、
被害者女性と同じピアスをしていたのを不審に思い、問い質すと、
恋人がドラッグの売人だったとわかる。
彼は被害女性のバッグを現場から持ち去っていた。
自分は殺害犯ではなく、
同時刻にトムが近くを通り過ぎていたのを見たとベスに告げるが、
警察による逮捕時の事故で死亡し、そのまま犯人とされる。
事件解決となって、トムは釈放されるが、
ベスはトムの無実の証明をしようと調べを進める中で、
トムが暴力的なポルノ動画を収集していたり、
多くの女性達と浮気していたと知る。
元々2人は秘密の過激なセックスクラブで知り合った経緯があり、
ベスはトムの性的嗜好にはある程度の認識は持っていたが、
結婚後、夫婦間でのセックスがおざなりになっていたのに不満を抱き、
改めてトムの浮気にショックを受ける。
トムがスマホに保存していたセックス動画を確認しようとしたが、
慌ててスマホを壊してしまい、トムの友人アダムに修理を依頼する。
数日後返却されたスマホの動画を見ると、
行方不明と思われていたアダムの妻が死に瀕している動画があり、
ベスはトムが、過激な性行為の末に女性達を殺害していたと知る。
トムは逃亡の後、ベスに助けを求めに舞い戻るが、逮捕される。
ベスはアダムとの結婚式を直前に控えていたが、アダムの自宅を調べると、
アダムが妻や別の女性達を殺害した時の動画や写真が大量に見つかる。
トムは幼い頃から恵まれた容姿と才能で、注目の的だった。
幼馴染のアダムは、時にトムから虐げられながらも、常に羨んでいた。
トムに成り代わるかのように、トムの浮気相手達を殺害し、
遂にはベスとの結婚にこぎ着け、トムの邸宅も手に入れようとしていた。
全ての真実を知ったベスは、アダムを断崖から突き落として殺害し、
気の毒な新妻を装って、警察には行方不明の届け出をする。
刑務所に収監されているトムに面会し、アダムの犯行について知らせる。
トムは晴れて無実が証明されると安堵したが、
ベスは証拠となるスマホや写真は全て処分したと告げ、トムを残して立ち去る。
(浮気しまくりの夫に対する復讐か。)
後日、トムの友人の弁護士の妻が面会に現れ、ある情報をもたらす。
全4話で完結したと思っていたけど、
次のシリーズがあるらしい。
未定かな。
(感想は後日。)
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ピューリッツァー賞を受賞した同名戯曲の映画化。
蒸し暑い8月のオクラホマ州。
ヴァイオレットは癌闘病中で、認知症の症状も現れつつあった。
そんな中、夫べバリーが入水自殺。
葬儀の為に家族が集まる。
ヴァイオレットもべバリーも、幼い頃に貧しい暮らしを強いられた経験があり、
特にヴァイオレットは子供達には厳しく接していた。
傲慢で辛辣な物言いは今も変わらず、
長女バーバラには後継として期待していた分、余計に当たりがキツイ。
バーバラは反発を強めるが、彼女自身ヴァイオレットの性質を受け継ぎ、
浮気夫ビルを責め立てている。
次女アイビーは地味めで男性関係も希薄で、
それもヴァイオレットの攻撃材料とされていたが、
実は、従兄弟のチャールズと親しく付き合っていた。
ところが、チャールズは、
べバリーがヴァイオレットの妹マティ=フェイと浮気して出来た子で、
アイビーとは異母兄妹に当たる。
ヴァイオレットは薄々勘付いていたが、黙認していた。
急に真実を知らされたアイビーは酷く傷ついて立ち去る。
三女カレンは自由奔放な性格で、ヴァイオレットにも可愛がられていた。
新恋人スティーヴを伴って来るが、
スティーヴはバーバラの14歳の娘ジーンに手出ししようとしたのを
家政婦に見咎められる。
カレンはスティーヴを庇って、一緒に立ち去る。
ビルはバーバラとの離婚を決意し、ジーンを連れて帰る。
ヴァイオレットは南部での過酷な生活に耐え抜いて来た事から、
お金の扱いにも強欲な面を見せる。
べバリーが自殺しようとしていたのを止めるでもなく、
夫婦の資産を自分のものにしていた。
憤ったバーバラは、いて欲しいとすがるヴァイオレットを置いて、去る。
認知症が進行しつつあるヴァイオレットは、意識混濁し、
家政婦のジョナにもたれかかる。
家族の映画というのは、いつ観てもシンドイ。
そんなにいがみ合わなくても良いのにと思うけど、
幸福そうであっても、不幸そうであっても、
自分の家族と比較して、辛くなる。
貧しく過酷な生活環境でありながら、何とか高校まで進学し、
そこそこの財を成した世代として、
大学に行かせてやったのに、何者にもならなかった娘達に不満を抱く。
こうした世代間闘争は如何ともし難い。
自分も、戦時下で育った両親とは、埋められない溝がある。
自分も、この娘達も、心の何処かで、ヴァイオレットを否定しきれない。
ヴァイオレットの不満をバーバラは受け継ぎ、ジーンに不満を覚える。
べバリーの自殺の原因は明らかにはされない。
義妹との浮気で息子が産まれながらも、隠し続けた辛さなのか、
気丈過ぎるヴァイオレットに疲れ果てたのか。
気丈な女性達に相反して、男性達が全員ナイーヴ。
それも南部の土地柄なのかな。
ヴァイオレットを演じたメリル・ストリープの演技が、やっぱり凄い。
後ろから刺したくなる。
蒸し暑い8月のオクラホマ州。
ヴァイオレットは癌闘病中で、認知症の症状も現れつつあった。
そんな中、夫べバリーが入水自殺。
葬儀の為に家族が集まる。
ヴァイオレットもべバリーも、幼い頃に貧しい暮らしを強いられた経験があり、
特にヴァイオレットは子供達には厳しく接していた。
傲慢で辛辣な物言いは今も変わらず、
長女バーバラには後継として期待していた分、余計に当たりがキツイ。
バーバラは反発を強めるが、彼女自身ヴァイオレットの性質を受け継ぎ、
浮気夫ビルを責め立てている。
次女アイビーは地味めで男性関係も希薄で、
それもヴァイオレットの攻撃材料とされていたが、
実は、従兄弟のチャールズと親しく付き合っていた。
ところが、チャールズは、
べバリーがヴァイオレットの妹マティ=フェイと浮気して出来た子で、
アイビーとは異母兄妹に当たる。
ヴァイオレットは薄々勘付いていたが、黙認していた。
急に真実を知らされたアイビーは酷く傷ついて立ち去る。
三女カレンは自由奔放な性格で、ヴァイオレットにも可愛がられていた。
新恋人スティーヴを伴って来るが、
スティーヴはバーバラの14歳の娘ジーンに手出ししようとしたのを
家政婦に見咎められる。
カレンはスティーヴを庇って、一緒に立ち去る。
ビルはバーバラとの離婚を決意し、ジーンを連れて帰る。
ヴァイオレットは南部での過酷な生活に耐え抜いて来た事から、
お金の扱いにも強欲な面を見せる。
べバリーが自殺しようとしていたのを止めるでもなく、
夫婦の資産を自分のものにしていた。
憤ったバーバラは、いて欲しいとすがるヴァイオレットを置いて、去る。
認知症が進行しつつあるヴァイオレットは、意識混濁し、
家政婦のジョナにもたれかかる。
家族の映画というのは、いつ観てもシンドイ。
そんなにいがみ合わなくても良いのにと思うけど、
幸福そうであっても、不幸そうであっても、
自分の家族と比較して、辛くなる。
貧しく過酷な生活環境でありながら、何とか高校まで進学し、
そこそこの財を成した世代として、
大学に行かせてやったのに、何者にもならなかった娘達に不満を抱く。
こうした世代間闘争は如何ともし難い。
自分も、戦時下で育った両親とは、埋められない溝がある。
自分も、この娘達も、心の何処かで、ヴァイオレットを否定しきれない。
ヴァイオレットの不満をバーバラは受け継ぎ、ジーンに不満を覚える。
べバリーの自殺の原因は明らかにはされない。
義妹との浮気で息子が産まれながらも、隠し続けた辛さなのか、
気丈過ぎるヴァイオレットに疲れ果てたのか。
気丈な女性達に相反して、男性達が全員ナイーヴ。
それも南部の土地柄なのかな。
ヴァイオレットを演じたメリル・ストリープの演技が、やっぱり凄い。
後ろから刺したくなる。
鑑賞した映画の感想記事の整理がなかなか進まない。
たかがブログ程度でも、文章をまとめるのは時間がかかる。
第79回ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞受賞作品。
フランスの実話を基にした法廷ドラマ映画。
裁判の模様は、実際の裁判記録をそのまま取り入れている。
パリ在住のアフリカ系女性作家ラマ。
フランス北部サントメールで行われる裁判の取材に泊まり込みで出かける。
セネガル出身の若い女性ロランスが幼い娘リリを殺害した罪に問われている。
生後15ヶ月の娘を海岸に置き去りにして溺死させてしまった。
ロランスは法廷で、何故娘を殺害したか、裁判長からその理由を問われ、
自分自身、この裁判を通してそれを知りたいと語った。
ロランスはセネガルの裕福な家庭に育ち、両親から厳しい教育を受けて来た。
フランスの大学に進んだが、両親の意に反して鉄月を専攻した為、
仕送りを止められて生活苦に陥り、やむなく休学。
援助してくれた歳上の彫刻家デュモンテと同棲し、妊娠、出産。
しかし、デュモンテには妻子がいて、次第にロランスとは疎遠になった。
様々な問題を抱えたロランスは精神的に弱り、呪術等に影響され始めた。
ラマはセネガル独自の家族関係や妊娠等、ロランスに自分を投影し、苦悩する。
弁護士は、孤独がロランスを蝕んでいたと主張する。
判決は映画の中では知らされていない。
ネットでいくらか検索してみたけれど、わからない。
やはりヴェネツィア国際映画祭作品。難解。
フランスにおけるアフリカ出身の女性の境遇についての見識も必要だし、
アフリカにおける女性の境遇についての見識も必要。
フランスの白人知識層が、異なる文化圏のアフリカ出身の女性を裁く難しさ。
母である事、娘である事の複雑な位相。
経済的に追い詰められたロランスが足元を危うくするのはわかるとしても、
成功者であるラマが悩みを引きずっているのが重々しい。
裁判を傍聴するラマと目が合ったロランスが一瞬微笑む。
同胞として理解してもらえると感じたのだと思ったが、
ネットで他の方の感想を拝読すると、
もしかしたら被告席にいるのはあなた(ラマ)だったかもしれないのよ、
という、ロランスの見方かもしれないとあって、ちょっと怖くなった。
たかがブログ程度でも、文章をまとめるのは時間がかかる。
第79回ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞受賞作品。
フランスの実話を基にした法廷ドラマ映画。
裁判の模様は、実際の裁判記録をそのまま取り入れている。
パリ在住のアフリカ系女性作家ラマ。
フランス北部サントメールで行われる裁判の取材に泊まり込みで出かける。
セネガル出身の若い女性ロランスが幼い娘リリを殺害した罪に問われている。
生後15ヶ月の娘を海岸に置き去りにして溺死させてしまった。
ロランスは法廷で、何故娘を殺害したか、裁判長からその理由を問われ、
自分自身、この裁判を通してそれを知りたいと語った。
ロランスはセネガルの裕福な家庭に育ち、両親から厳しい教育を受けて来た。
フランスの大学に進んだが、両親の意に反して鉄月を専攻した為、
仕送りを止められて生活苦に陥り、やむなく休学。
援助してくれた歳上の彫刻家デュモンテと同棲し、妊娠、出産。
しかし、デュモンテには妻子がいて、次第にロランスとは疎遠になった。
様々な問題を抱えたロランスは精神的に弱り、呪術等に影響され始めた。
ラマはセネガル独自の家族関係や妊娠等、ロランスに自分を投影し、苦悩する。
弁護士は、孤独がロランスを蝕んでいたと主張する。
判決は映画の中では知らされていない。
ネットでいくらか検索してみたけれど、わからない。
やはりヴェネツィア国際映画祭作品。難解。
フランスにおけるアフリカ出身の女性の境遇についての見識も必要だし、
アフリカにおける女性の境遇についての見識も必要。
フランスの白人知識層が、異なる文化圏のアフリカ出身の女性を裁く難しさ。
母である事、娘である事の複雑な位相。
経済的に追い詰められたロランスが足元を危うくするのはわかるとしても、
成功者であるラマが悩みを引きずっているのが重々しい。
裁判を傍聴するラマと目が合ったロランスが一瞬微笑む。
同胞として理解してもらえると感じたのだと思ったが、
ネットで他の方の感想を拝読すると、
もしかしたら被告席にいるのはあなた(ラマ)だったかもしれないのよ、
という、ロランスの見方かもしれないとあって、ちょっと怖くなった。
前にも少し触れたのかな。
Facebookの「映画」ファンのグループに参加して、
他の人の投稿を眺めたり、時々自分からも発信したり。
比較的年齢層の高いグループのようで、穏やかで知識の深い人が多く、
造詣に富んだ話にも触れられる。
まぁ、でも、どこでも、グループクラッシャーはいるし、すぐ喧嘩腰になる人もいるし、
そこそこトラブルは発生している。
たまに他の人でそれらしきやり取りの形跡も見られる。
一番困るのは、こちらの発言の意図を理解出来ずに攻撃して来る人達。
対話にも議論にもならない。
国語教育から取り残されているのかな。
早めにブロックするに限る。
Facebookの「映画」ファンのグループに参加して、
他の人の投稿を眺めたり、時々自分からも発信したり。
比較的年齢層の高いグループのようで、穏やかで知識の深い人が多く、
造詣に富んだ話にも触れられる。
まぁ、でも、どこでも、グループクラッシャーはいるし、すぐ喧嘩腰になる人もいるし、
そこそこトラブルは発生している。
たまに他の人でそれらしきやり取りの形跡も見られる。
一番困るのは、こちらの発言の意図を理解出来ずに攻撃して来る人達。
対話にも議論にもならない。
国語教育から取り残されているのかな。
早めにブロックするに限る。
マリオン・コティヤール主演の家族ドラマ映画。
コメディのような紹介だったので観たら、結構重い話だった。
舞台女優として成功している姉アリス。
詩人の弟ルイは、数年前に子供を亡くして、山間部で妻と隠遁生活。
次男フィデルはゲイのパートナーがいる。
家族は長らく疎遠になっていたが、
両親が自動車事故に巻き込まれて重体になり、面会の為に姉弟が集まった。
しかし、アリスとルイは面会時間をずらす等して、極力会わないようにしている。
女優として早くから成功を掴んだアリスは、
詩人としてなかなか芽が出ないルイを応援していたが、
ルイがアリスに関する本を出版して成功した辺りから不仲になる。
父アベルは子供達に厳しい態度を取って来たが、浮気で家族を苦しめてもいたが、
重症の妻マリー=ルイーズを心配して、側にいたいと切望する。
願い虚しく、妻は死去。
葬儀にはアリスもルイも出席せざるを得ない。
和解の言葉が交わされる。
明確にされている訳でもないけど、
おそらく、アリスとルイは近親相姦の状態にあった。
酒に酔ったルイが全裸でアリスのベッドに入るシーンからも想像される。
ルイがアリスに関して著述した本の内容が、これまた明かされていないけれど、
おそらく、そこで亀裂が生じた。
諸々、想像するしかないのだけど、
例えば、近親相姦に至った原因としては、家庭内での父親の傲慢な態度に対して、
姉弟で支え合っていた状況からかもしれない。
次男フィデルの存在感は最後まで薄い。
アリスは結婚しているけれど、子供はいない。
舞台終演後に現れた熱心なファンの若い女性に、やたら肩入れしたりする。
でも、取り立てて進展は無い。
アリスとルイが不仲な理由が示されないまま話が進み、
もしかしてと思ってると、終盤になって、やはり近親相姦の様子が伺えるのが重い。
いや、まぁ、自分にも3歳下の弟がいるんで、
近親相姦は「うへっ」となっちゃうなぁ。
ネットで他の人の解説を読んでみたいのだけど、
アルゴリズムが変わったせいか、DVD販売ばかりが出て来て、
解説を探し難くなった。
自分の家族を思い出してしまうので、家族ドラマは息苦しい。
コメディのような紹介だったので観たら、結構重い話だった。
舞台女優として成功している姉アリス。
詩人の弟ルイは、数年前に子供を亡くして、山間部で妻と隠遁生活。
次男フィデルはゲイのパートナーがいる。
家族は長らく疎遠になっていたが、
両親が自動車事故に巻き込まれて重体になり、面会の為に姉弟が集まった。
しかし、アリスとルイは面会時間をずらす等して、極力会わないようにしている。
女優として早くから成功を掴んだアリスは、
詩人としてなかなか芽が出ないルイを応援していたが、
ルイがアリスに関する本を出版して成功した辺りから不仲になる。
父アベルは子供達に厳しい態度を取って来たが、浮気で家族を苦しめてもいたが、
重症の妻マリー=ルイーズを心配して、側にいたいと切望する。
願い虚しく、妻は死去。
葬儀にはアリスもルイも出席せざるを得ない。
和解の言葉が交わされる。
明確にされている訳でもないけど、
おそらく、アリスとルイは近親相姦の状態にあった。
酒に酔ったルイが全裸でアリスのベッドに入るシーンからも想像される。
ルイがアリスに関して著述した本の内容が、これまた明かされていないけれど、
おそらく、そこで亀裂が生じた。
諸々、想像するしかないのだけど、
例えば、近親相姦に至った原因としては、家庭内での父親の傲慢な態度に対して、
姉弟で支え合っていた状況からかもしれない。
次男フィデルの存在感は最後まで薄い。
アリスは結婚しているけれど、子供はいない。
舞台終演後に現れた熱心なファンの若い女性に、やたら肩入れしたりする。
でも、取り立てて進展は無い。
アリスとルイが不仲な理由が示されないまま話が進み、
もしかしてと思ってると、終盤になって、やはり近親相姦の様子が伺えるのが重い。
いや、まぁ、自分にも3歳下の弟がいるんで、
近親相姦は「うへっ」となっちゃうなぁ。
ネットで他の人の解説を読んでみたいのだけど、
アルゴリズムが変わったせいか、DVD販売ばかりが出て来て、
解説を探し難くなった。
自分の家族を思い出してしまうので、家族ドラマは息苦しい。