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マンガ家Mの日常
ネタバレ注意。

マシュー・マコノヒー主演、実話を基にした犯罪サスペンス映画。


1980年代、ケニーは祖父と父親から受け継いだ金鉱採掘事業で失敗。
破産寸前のところ、一発逆転を狙って、親友の地質学者マイケルと接触。
インドネシアの金鉱採掘に挑戦。
資金は底をつき、ケニーはマラリア感染で生死の境を駆け巡る中、
マイケルは見事に金脈を掘り当てる。

帰国すると、以前は見向きもされなかった大企業から、
出資と事業締結の申し出が殺到する。
しかし、締結した企業は、インドネシア政府とグルになって、
ケニーの事業を乗っ取ろうとしていた。

再び全てを失う危機に直面し、荒れた生活に落ちぶれるケニーだったが、
インドネシア大統領の息子を抱き込んで、事業を取り戻し、大金を手にする。

ところが、マイケルが採掘した際の金鉱のサンプルが偽物と発覚。
サンプルに地元で得た砂金を混ぜ込んで、データ偽装していた。
その途端、マイケルは1億6000万ドルを持ち逃げ。
再々度ケニーは大転落。
マイケルはインドネシア警察に逮捕され、殺害されたと報じられる。

長年の恋人ケイは、地道な生活を望み、
大金を手にする度に贅沢三昧で傲慢になるケニーに愛想を尽かしていたが、
落ちぶれたケニーを心優しく迎え入れる。

心機一転、地道な生活を始めようとした矢先、届いた封書を開封すると、
マイケルからの送付で、8000万ドルの小切手と、
最初に手を組んだ時に、利益を折半しようと約束して書かれた
ボロボロになったペーパーが入っていた。


実際の事件の方は日本では話題にならず、ネットですぐには記事が出て来ない。
映画がどこまでフィクションなのかはわからないけど、まあ、凄まじい事件。

映画では、マイケルは逮捕後、移送中のヘリコプターから突き落とされ、
後日密林の中で、顔や手足を野生動物に食い荒らされた状態で発見されたとある。
それは、果たして本当にマイケルなのか、
かつて、インドネシアの政府や警察は賄賂で動かせると
マイケル自身が言っていたように、偽装工作なのか、
はっきりとは示されない。
また、マイケルがどこまで詐欺に加担していたのかも判然としない。
マイケルの金脈のデータ偽装や、資金の持ち逃げが発覚した時の驚きぶりから、
ケニーは知らなかったようにも見えるけれど、どうなんだろう。
小切手を目にした時の雰囲気から、
直接加担してはいなかったけど、薄々感づいていたという線かな。

利益は折半だという約束を守った2人の友情は素晴らしいのだけど、
一般の小口投資家達は騙されてお金を失ったわけだから、やっぱりマズイよね。

マシュー・マコノヒーが、またもや体重増量と特殊メイクで、
デブハゲのオジサンになっている。
勘弁してくれ。
映画の展開にはさして関係ないんだから、元のイケメンで演じてくれ。

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1981〜91年にかけて英国でヒットしたドラマのリブート版。
観終わって、暫く経ってしまったもので、早くもストーリーを忘れている。
微妙に印象が薄かったからかなぁ。


警部ベルジュラックは鋭い勘と考察力で数々の難事件を解決してきたが、
半年前、妻を亡くして酒浸りとなり、休職。
地元の富豪ウェイクフィールド家で、息子ジュリアンの妻ケイトが殺害されると、
ベルジュラックは再起をかけて事件に臨む。
かつての部下が既にリーダーとなっていたが、
部下達からの信任も厚いベルジュラックは、ついつい主導権を奪いがち。


と、

ここまで書いたものの、

展開をほぼ忘れていて、

ネットの紹介記事を参考にしても、しっかりと思い出せない。


傲慢な富豪アーサー・ウェイクフィールド。
その息子アーサーは気が弱くて、ギャンブルで借金漬け。
妻ケイトは富豪一家に馴染まない。
幼い娘リリーは養女。
ケイトの死後、世話を気遣った若いシッターが、自分で育てようとして連れ出す。

富豪一家のそういう家族模様と、
ベルジュラックの家族模様と。

昔の事件で逮捕した男が出所して、ベルジュラックに因縁をつける。
当時の事件で、犯人逮捕の為、ベルジュラックが証拠を捏造したとして。

結局、その男が犯人だったのかな?

犯人さえも忘れちゃって、情けない。

多分、枝葉末節が多かったのにも原因がある。


シリーズ放送されるなら、次からはもうちょっと気合いを入れて観よう。
記事を書くのも早めに。







軽めの恋愛ドラマとしては、それなりに楽しめたかな。
でも、実際のところ、障害者を装って女性を落とそうだなんていうのは、
かなり卑劣。
勿論、映画として、障害者に理解を深める姿勢はあるのだけど、
単純に笑って済ませられる話でもない。

神父に諌められるシーン、
バスに置いてけぼりにされるシーン、
友人の妻に手を出して殴られるシーン、
等々、お灸は据えられるのだけど、それでもまだ足りないような。
ジャンニが事故に遭って、本当の障害者になる?とヒヤヒヤしたけど、
流石にそこまでしたらラブコメ映画ではキツイので、平和に進んだ。

最終的にはキアラが反省したジャンニを受け入れるのだけど、
その変化の経過が特に描かれておらず、唐突に解決した感じ。

元のフランス版ではどう描かれているのかな。

ジャンニが自己中で傲慢なプレイボーイになったのは、
両親の離婚等にも原因があった。
その辺ももうちょっと描かれていたらなとも。

ジャンニ役のピエロフランチェスコ・ファビーノは、
ハリウッド映画にも出演している名優。
ただ、日本人の感覚からすると、岩石系のゴツイ顔立ち。
イタリアでは、こういう感じがモテるイケメンなのかなぁ。

フランス映画「パリ、嘘つきな恋」のイタリア版リメイク。


大手スポーツシューズメーカー社長のジャンニは49歳独身。
日中は仕事とランニングに勤しみ、
夜は街中で若い美女をナンパしてはお持ち帰りの日々。

疎遠だった母が亡くなり、遺品整理でアパートを訪れる。
母の車椅子に座って音楽を聞いているところに、
新しく引っ越してきた隣人の若い美女アレッシアが挨拶にやって来る。
障害者ケアの仕事をしているアレッシアの気を引く為、
ジャンニは障害者のふりをする。

後日、アレッシアに誘われて実家を訪れるが、
それは、車椅子生活の姉キアラを引き合わせる計らいだった。
交通事故で両足が不自由になったキアラだったが、
交響楽団の首席バイオリニストとして活躍し、
趣味の車椅子テニスでは積極的に試合に参加して、溌剌とプレーしている。

友人の医師や会社の秘書が眉を顰める中、ジャンニは障害者のふりを続け、
悪友達と、キアラを落とせるかどうかの賭けをする。

デートを重ね、互いに惹かれ合い、遂にベッドイン。
しかし、真実を言いそびれたジャンニは、次第に不安になる。
ジャンニの双子の弟がアレッシアと付き合い出し、アレッシアは真実を知り、
ジャンニに詰め寄る。
アレッシアからその事を知らされたキアラだったが、
実は早い段階でジャンニが健常者だと気付いていた。

友人達を交えて、聖地ルルドへのバス旅行に出かけて、
そこで解決出来ないかと探るジャンニだったが、自ら口を開く事は出来ず、
車椅子で道路に出たキアラをトラックから救おうと慌てて走り寄り、
歩ける事が唐突にバレてしまう。
気まずい状態でキアラは別れを告げて去って行く。

反省し、気持ちを入れ替えて、会社でもパラアスリート支援に力を注ぐ。
キアラに謝罪に行くが、受け入れてもらえず、失意の日々。

ある日、闇雲にランニングに励んで、コース途中でへたり込んでいると、
キアラが現れ、無事仲直り。
キアラの実家で、家族や友人に囲まれ、50歳の誕生日パーティーを楽しむ。


(感想は後日。)



Blu-rayレコーダーを買い替えて、
同じメーカーだったのに、リモコンで1.3倍速視聴のやり方が変わっていて、
取説引っ張り出すのも面倒だったので、試さずにいた。
何かの拍子で、何かを触った際、偶然1.3倍速になって、
できる事はわかったけど、どのボタンかわからず、また使用せず。

録画してあったドキュメンタリー番組を整理していて、
流石に全部をじっくりとは観られないので、1.3倍速を決意。
取説出すのはやっぱり面倒だったので、ネットで検索したら、すぐに回答が出て来た。
これで少しは片付けが早くなる。

早速1.3倍速で観たところ、
あの気持ち悪かった濱田岳のナレーションが、いくらかスッキリ聞こえる。
これなら苦痛ではないかも。

SNSで見ると、
やはり濱田岳のナレーションが嫌だという意見があった。
1.3倍速で観ると良いよと教えてあげたい。