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マンガ家Mの日常
微妙な終わり方をした「キャッスル」だけど、
コメディ俳優としての魅力を存分に発揮したネイサン・フィリオンの新作ドラマ。
「キャッスル」よりはややシリアスな面も。


工務店経営者ジョン・ノーランは離婚で落ち込む日々。
銀行で強盗に出くわし、当意即妙の対応で、友人の銀行員の窮地を救う。
人助けに人生の意義を見出し、ポリスアカデミーに入学。
40歳にして新米巡査となった。
体力の衰えは否めないが、中年の人間力で事件解決に一役かう。
反面、既存の判断力が、巡査のルールにそぐわず、トラブルになる場合も。


アメリカのドラマでは、第1話はパイロット版としてお披露目用に作られる。
そのせいもあってか、登場人物の紹介に重点が置かれた。
その手際が見事。
45分枠のドラマ内で、新人巡査3人とそれぞれの指導巡査3人、巡査長と本部長、
等々数名のキャラクターと人物背景を、キレの良いエピソードで全て知らせた。
1話完結型のドラマ脚本のお手本のよう。

個人的には、「キャッスル」のように
もっとコメディ要素が強いのが見たかったんだけど、
ファミリー向けのドラマとして、十分楽しめそう。

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