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マンガ家Mの日常
クレーキング、ナダルと、王者ジョコビッチの頂上決戦!

...の筈が、

ジョコビッチが精彩を欠き、
ナダル6−0、6−2と圧倒したところで、
録画にして寝てしまった。
せっかくの決勝なので、リアルタイムで最後まで見るつもりだったけど、
深夜を費やす程の良い試合内容にはなりそうになかったので。


準々決勝で、ジョコビッチは首の故障を訴えて、メディカルタイムを取っていた。
それは試合の流れを変える為の、いつもの戦略ではないかという声もあったけど、
決勝のプレーを見る限り、やはり、どこかに故障があったのだと思われる。
表情に気迫が感じられないし、動きも緩い。
性格無比の突き刺さるようなショットが見られない。
第1セット序盤から、中途半端なドロップショットを多く繰り出したのも、
省エネでなんとか試合を進めたいという、消極姿勢だと思える。

第3セットでは少し意地を見せたが、
クレーキング、ナダルの攻撃を退けるまでには至らなかった。

ナダルも素晴らしかった。
相手選手が不調だと、それに引きずられてペースを崩す選手もいて、
試合内容が益々低調になる。
でも、ナダルは終始集中を切らさず、獅子のように攻撃を続けた。


全仏オープン13回優勝、マッチ100勝、グランドスラム20回優勝。

奇跡のような選手の試合を見られる時代にいる偶然に感謝する。
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ポーランドの19歳、ランキング54位の新鋭シフィオンテクが、
全豪チャンピオンのケニンをストレートで破り、初優勝。
母国に男女通じて初のグランドスラムタイトルをもたらす偉業を成し遂げた。

試合自体は、これまでの、大坂なおみやセレナ・ウィリアムズ、アザレンカといった
トップランカーの試合に比べると、正直、物足りなかった。
2、3回戦レベル。
球速もそれ程ではなく、迫力に欠けた。
あからさまなミスも目立った。
トップランカーの試合では、観客の期待の更に上を行くスーパーショットがあり、
それが感動を呼び起こす。
そういうプレーが見られなかった。

しかしながら、
コロナ禍で多くの選手が調整不足で欠場の判断をする中、
7試合を勝ち抜き、プロの矜持を見せた、価値あるタイトルだと誇りに思って良い。

通常、6月開催のテニスの全仏オープンが、
コロナ対策で9月末のスタートとなった。
開催出来ただけ良かったと言うしかない。

故障でランキングを落としていた錦織君は、ノーシードで、
1回戦からシード選手との対戦となった。
相手は第32シードのエバンス。
地味な選手で、名前も知らなかった。
身体も大きくはなく、特別な武器がある感じでもないが、
ほぼ1年ぶりのグランドスラムで、錦織君はミスを連発し、無駄に苦戦していた。
これが試合勘が戻っていないという事か。
フルセットでかろうじて勝てたのは幸運だったかもしれない。

2回戦はノーシードでよく知らない相手だけど、
そこで勝てたとしても、3回戦で早々とクレー王者ナダルとぶつかる。
もう無理。絶対無理。

錦織君も30歳を超えて、体力の回復に遅れを取るようになった。
正直、もうグランドスラムでの優勝の可能性は消えた。
でも、年長のフェデラー達がまだまだトップレベルのプレーを見せているのだから、
錦織君も復活して、トップ10に返り咲いて欲しい。

とりあえず、目の前の試合を1つ1つ勝ち抜いて、ランキングを上げるしかない。
テニスのツアーは厳しい。

今シーズン絶好調で、早くもマジックが出た読売巨人軍。
セリーグはCSを開催しないそうなので、日本シリーズ出場は間違いなし。

原監督の甥で、華々しい戦績を誇るエース菅野投手を始めとする
ローテーション投手の中の1人、田口麗斗投手。

「麗斗」と書いて「かずと」と読む。

ほら、そこのあなた、
スラリとした美形を想像したでしょう?

しかし、
いや、人は顔じゃないんだけどさ。
投手って、野球の花形だし…。 

プロ野球選手としては小柄な身長171cmで、ガッチリした体型。
顔立ちも、里中智というより、ドカベン山田太郎。
どう見ても、捕手だ。

いや、捕手にも美男子はいるけど…。

ところが、インタビュー等を聞くと、スマートな話し方で、頭が良さそう。


田口投手の印象について、
同じ事を以前にも書いたような気がするんだけど、
iPhoneのブログアプリからでは確認が出来ない。
まぁ、いいか。

そんなこんなを書いていたら、
田口投手、残りアウト2つというところでホームランを打たれ、交代させられて、
3年ぶりの完投を逃してしまった。
いや、それでも、9回1アウトまで頑張ったし、チームは勝利したからOKだよ。

日本では、大坂なおみ選手の優勝は大きく報じられたけど、
男子決勝についてはマスコミの関心が薄い。

オーストリアのティエムがドイツの若手ズべレフを破って、優勝。
ズべレフの2セット連取から、ティエムが必死の追い上げで逆転勝利を掴んだ。
第5セットは2人ともクタクタで、決め手に欠いた。
接戦を精神力でよく戦い抜いたとは思うけど、
ジョコビッチ、ナダル、フェデラーのビッグ3の対決に見られるような、
劇的なスーパーショットの瞬間は無かったから、
テニスマスコミの酷評も仕方ないのかな。


BLMに関しての話の続き。

トランプ政権では、黒人やヒスパニックに投票させないよう、
写真付きのID必携としたり、郵便投票を排除しようとしたり、あの手この手。
それが選挙戦略というのは情けない。
こうした投票妨害工作にも対抗しなければならない。

いずれ、有色人種の人口割合が白人を上回ったとしても、
選挙権を行使出来なければ、政治を動かせない。

その為に必要な事は何か。

生活の安定と、教育。これに尽きる。
一定水準の生活が出来て、十分な教育を受けられれば、
やがて社会的地位の向上に繋がり、政治への参加の道も拡がる。
政治に参加出来れば、社会を動かせる。

スポーツ選手が、抗議の証として試合を延期したりするのは構わないけれど、
本気で改善に取り組む意識があるなら、
$数十億を優に超える年俸を、自身の豪華なセレブ生活の為でなく、
貧困地域の生活支援や教育資金にもっと注ぎ込むのが良い。

自分達は自力で今の地位を手に入れたのだから、お前達も自力で頑張れ、
と思っているのだとしたら、
誤ったアメリカン・ドリーム思想の域を出ず、
黒人社会全体の底上げには繋がらない。

生活の安定と、教育。
そこにお金を使って欲しい。

ずっとそう思っていたのだけど、
つい先日、ネットニュース等を見ていたら、
グラミー賞歌手のアリシア・キーズが、そうした大きな援助団体を立ち上げていた。
さすが知性派アーティスト。


民主党副大統領候補のカマラ・ハリス氏が、
初の黒人女性大統領を視野に入れている。
ミシェル・オバマ氏にもいずれ政界進出を期待している。

人種差別の完全な撤廃は、生きているうちには見られないだろうけど、
少しずつ光が見えている。

日本の性差別は...、まだまだ闇の中。

(このテーマ、完了。)