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マンガ家Mの日常
今シーズンの国際大会最終戦。
国別のチーム戦だけど、当然各選手の順位が気になる。

男子フリー。
羽生君、トリプルアクセルでややバランスを崩し、
十分な出来栄え点が入らなかった為に、2位発進となった。
首位はネイサン・チェン。
いつもながら、全てのジャンプをバランス良く決めた。
来年の冬季五輪まで、この2人のライバル関係が続く。

ネイサン・チェンがパーフェクトな演技をしたら、
総得点で羽生君は追いつけないかもしれない。
それもあって、4回転アクセルに果敢にチャレンジしている。

ただ、今回の点数についての解説によると、
ネイサンのジャンプも必ずしも完璧というわけでも無く、
ジャンプそのものは問題なくても、羽生君程の加点が付いていない。
成る程。

また、一観客の目線から言えば、
演技としての芸術性は羽生君の方が確実に上回っている。
ネイサンは相変わらずのシンプルな衣装もあるんだけど、
歴代のチャンピオン達と比較して、
演技から感じられる物語性がいま少し不足している。

ジャンプの技術の発展によって、技術点が上がっている中、
芸術性にももっと着目して、演技構成点の配点を上げるべき時が来たように思う。
特に男子では、ジェイソン・ブラウンやエイモス選手の芸術性は、
4回転ジャンプを数多く跳ぶ若い選手達と比べるまでも無く、群を抜いていた。
女子についても同様で、芸術性の面で、やや物足りなさを感じる。
現在トップを走るロシアのシェルバコワでさえ、
上半身の表現がやや単調で、艶が不足している。
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