ケーブルの何度目かの再放送で、やっと全話見終わりました。
ふぅ〜っ！

前にコメディ映画で見せられたラストのネタバラシとはちょっと違ってた。
映画のあの女の子はどう解釈してたのかな。
それとも、映画製作者側がわざと少しブラしたのか？

あまりにも長期間に渡ってジワジワと見させられたので、
正直、ストーリーの全体像があんまり分かってない。
一体何の意味があったんだ、と思うエピソードが満載。
まぁ、TVドラマは続ける事に意義があるようんもんだからね。

J.J.エイブラムスは、パラレルワールド的なドラマを沢山作ってる。
第２の人生を生きたいと言う願望を具現化したいんだろうか。
「LOST」でも、日常生活の中で問題を抱えた人達が無人島に漂着して
非日常のサバイバルと、濃密な人間関係を体験させられる。
そこから過去の問題の打開策を見出して行く。

まぁ、実際の人生ではそんな事は起こらないし、そう上手く行く事は無い。

全部見終わるまでは情報を仕入れないようにしていたのだけど、
どう防いでもチョコチョコと入って来てしまう。
中には、全てがジャックの夢オチだった、と言うのもあって、
エンディングのシーンを見ればそう取れなくも無いのかな。
だとしたら、映画の中で女の子が言っていた通りだったって事にもなるんだけど。


あ、ここからは本気のネタバラシになります。


映画では女の子は「ジャックもソーヤーもケイトも、皆死んじゃった。」
と言って泣いてた。
ドラマの最終回を素直に見れば、ソーヤー達は飛行機で島を脱出、
ジャックの自己犠牲によって世界は救われた、と言えるのだけど、
エンディングでは浜辺に墜落した飛行機の残骸が映し出されていて、
つまり、初回の段階で、飛行機の墜落事故で全員死亡していて、
ジャックは息を引き取る直前に時空を駆け抜けるように夢で幻想を見て、
父との和解を思い描いた、と言う風にも見て取る事が出来る。

確かにこっちが正解っぽいな。
ジャックが目を閉じてドラマが終結するとか、
その前の竹林にぶら下がっていたスニーカーとか、
なんとなくそういう風に誘導されてる気がしなくも無い。

ま、ドラマなんで、各自が好きな様に解釈すれば良いよね。

出演俳優さん達はその後映画や新作ドラマに次々抜擢されてキャリアアップ。
人生が一変しました。
これをもって、ハッピーエンド。