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マンガ家Mの日常
2007年に発生したリーマン・ショックをモデルにした映画。


ウオール街の大手投資銀行で行員が大量解雇された。
解雇された1人、リスク管理部門の責任者デールは、
部下のサリヴァンにUSBメモリーを手渡す。
サリヴァンが居残ってデータ解析すると、銀行存続の危機が発覚。
(以下、Wikiからのコピー。経済用語が難しくて、自分じゃ説明出来ないから。)
(一旦、ここで中断します。)

会社のポートフォリオにおける不動産担保証券MBS,いわゆるサブプライム商品)の価格変動率(Volatility)が、HVヒストリカル・ボラティリティ;過去のデータに基づいて算出した変動率)を上回る可能性があることに気が付いた。過度のレバレッジにより会社の資産が25%減少すれば、時価総額(Market cap)を上回る損失を負いかねない。すなわち、会社は総資産を超える損害リスクのある大量のMBSを保有している、という結論に達する。



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実話を基にしたフランスのコメディ映画。


フランス郊外の農場地帯では、不況で潰れる農家が増えていた。
ダヴィッドの農場も既に差し押さえの危機にあり、
裁判所に頼み込んで、ようやく2ヶ月の猶予を取り付けたが、
僅か2ヶ月での経営再建は絶望的。
帰路、繁華街で目についたキャバレーに入り、ストリップショーに魅了される。
ダヴィッドは大きな納屋を改装してストリップショー劇場にする企画を立案。

ショーの花形ダンサーのボニーがキャバレーの支配人とのいざこざで退職。
ダヴィッドはボニーをパートナーにしてショーの企画を進める。
性格がキツいボニーは周辺の人達と対立する場面もあるが、
次第にプロデュース能力を発揮する。
ダヴィッドはボニーに心惹かれる時もあったが、きっちり断られる。
優柔不断なダヴィッドに愛想をつかして離婚していた元妻は、
ヘアスタイリストとして参加し、懸命に頑張るダヴィッドに惚れ直し、
2人はめでたく元サヤ。

ダヴィッドの父親は昔気質で、ストリップショーに反対し、
開催を間近に控えた納屋に火をつけて阻止しようとする。
ボニーはダンサー仲間からラスベガスの仕事に誘われ、思い悩むが、
ショーの開催までは残る決意をする。

出演者やスタッフ達で力を合わせ、農場に仮設舞台を設置し、
見事開催に漕ぎ着けると、周辺から大勢の客が集まり、ショーと飲食を楽しむ。
その後もショーは継続され、農場は無事に持ち直す。


農業大国のフランスで、地方の農場が次々潰れているという現実。
何が問題だったんだろう。
昔気質の父親との対立の構図を見ると、経営も世代交代が重要だという事かな。
出演者達もそれぞれ変革を求められ、苦悩している。
芸が時代遅れだったり、怪我や高齢化でパフォーマンスの質が低下していたり。

それでも前向きに生きようとする、フランスらしいヒューマンコメディ。

エンドロールで、実際の農場主家族が登場する。
地方創生としても、思い切ったなぁ。
人真似ではなく、独自のアイデアだからこその成功かな。
この先もずっとショーが続けられるのかはわからないけれど、
農場の人達も身近に娯楽が必要。

フランスのお料理映画。


19世紀末、郊外の邸宅で暮らす美食家ドダンは、自ら料理を手掛けつつ、
レシピの発想を的確の再現してくれる料理人ウージェニーと、
20年間にわたって、事実上の恋人関係で暮らしていた。
時折美食家仲間を招待して、午餐会を開催する。

ドダンはウージェニーに幾度もプロポーズするが、
「妻」としてではなく、「料理人」として認められたいウージェニーは
なかなか承諾しない。

住み込みの手伝いヴィオレットの姪で、近所の農家の少女ポーリーヌが、
天才的な味覚を持っており、ウージェニーの勧めに従って、
料理人見習いとなる事を希望する。

ドダンはウージェニーだけの為に晩餐を催し、再度プロポーズすると、
ウージェニーは喜んで承諾する。
しかし、ちょうどその頃、かねてより体調を崩していたウージェニーが急逝。
ドダンは悲嘆に暮れ、何も手につかず、飲酒して日々を過ごす。
観かねた友人達が新しく料理人を探す手伝いをするが、
ポーリーヌと共に面接して、料理を作らせると、次々と落第。
ある日、友人が料理が乗せられた皿を持って駆けつけ、
その料理人の腕前に感嘆したドダンは、直ぐに会いに向かう。


ルノワールの絵画のように美しい映像。
大きな展開のストーリーは無く、
淡々と19世紀末のフランスの料理の美しさが伝えられる作品。
ドダンとウージェニーの、的確で丁寧な手さばき。
きちんとした食事を作って食べる事の大切さが身に染みるが、
なかなかそこまで出来ないよねぇ。

邦題「ポトフ」は、フランス版の旧題でもあって、
ドダンがユーラシア皇太子に、敢えてフランスの田舎の家庭料理のポトフを
振る舞おうと計画するエピソードに由来する。
ドダン達を長時間の晩餐会に招待して、
重苦しい料理を並べた皇太子の料理人達への返答のようなものか。
シンプル・イズ・ベスト。
でも、そのポトフさえも、ウージェニーがいないと、思い通りに出来ない。

ドダンがウージェニーの為に作ったデザートの中の洋梨のコンポートの形が、
プロポーズを承諾した後、寝室で裸で待つウージェニーの肢体と
オーバーラップする。
エロチックな場面でもあるけど、
原作とフランス版タイトル「ドダン・ブーファンの情熱」が示す通り、
「食」は性愛を含めた人生を謳歌する喜びとリンクする。

ウージェニー役はジュリエット・ビノシュ。
ドダン役は一時期ビノシュの実生活のパートナーでもあったブノワ・マジメル。
でも、
「ピアニスト」で繊細な美青年を演じ、
フランスきっての美男俳優と称されていた姿は何処へやら。
随分太って、雰囲気が変わってしまった。
まぁね、人間50歳にもなれば相応の風貌になるものだけど、
やっぱりちょっと残念。
太ったせいなのか、映画の演出なのか、料理中も息がフウフウと聞こえて、
料理にかかっていそうなのがちょっと気になった。

昨夜放送されたTVドラマ「家政夫のミタゾノ」に、
昨年末亡くなられた中山美穂がゲスト出演していたので、
チャンネルをそのままに、見入った。 

裕福な家庭に嫁いだ女性(中山美穂)が、夫の無関心と浮気に悩まされ、
中学時代の淡い初恋相手に気持ちが揺れるというストーリー。
切ない場面もあり、コメディ要素もあり。
少女時代から、現在の熟年夫婦、未来の老夫婦まで、イメージが繋がり、
走馬灯のように、中山美穂の人生を振り返るような感覚があった、

録画して視聴したので、TV画面を何枚か写真に納め、
Facebookの映画ファンのグループに投稿したところ、
予想を遥かに上回るリアクションがあった。

普段の投稿では、そこそこ人気の投稿でリアクション100件。
コメント無しに、数件でスルーされる事も少なくない。
ところが、今回は桁違いで、
一晩でリアクションは3000件を超え、シェアも40件を超えている。
コメントは50件程で、それぞれに返信するのもなかなか大変。

中山美穂の圧倒的人気ぶりが伺える。

何か映画が放送されたら、観てみよう。

ヌーヴェルバーグ最後の巨匠エリック・ロメール、長編初監督作品。


38歳、自称音楽家ピエールは、裕福な友人達にたかりつつ、
気ままな暮らしをしていた。
伯母が亡くなり、莫大な遺産を相続するという電報を受け取る。
遺産をあてにして友人から金を借りてパーティーをするが、
間も無く、遺産は従兄が全部相続するという遺言書が見つかる。

家賃滞納でアパートを追い出され、手持ちの金もすぐに底をつく。
頼みの綱の友人達は、夏のバカンスや仕事の出張で海外に出掛けて不在。
一文無しでパリを彷徨う。
倒れかけたところを、浮浪者に助けられ、
一緒に通りで歌を歌うなどして小銭を稼いで凌いでいた。

出張から戻った友人ジャン=フランソワがピエールを心配して探し回ると、
宿泊費を滞納したホテルでピエール宛の郵便物を手渡される。
従兄が交通事故死して、遺産は全額ピエールのものになったという連絡だった。
街中でピエールを見つけて遺産相続の話を伝えると、
ピエールは浮浪者を置き去りにして、パーティーをしようとはしゃぐ。


ロメール監督の作品で最初に観たのは「緑の光線」で、
若い女性の繊細な心模様が丹念に描かれていて、
そこそこの年齢のオジサンが、どうしてこんなにも若い女性の心理を
的確に描けるのだろうと驚かされた。

今作の主人公は、腐りかけの中年男。
「アリとキリギリス」を彷彿とさせる「教訓話」シリーズの一環。

そりゃね、あっという間に落ちぶれて、酷い状態で路頭に迷い、
死ぬんじゃないかと思われる様子だったから、
何とか助かる道を見つけて、ハッピーエンドになって欲しいと思ったけど、
何だかね、このオッサン、全く反省していない。
莫大な遺産を相続しても、いずれ使い果たして元の木阿弥なんじゃなかろうか。
それが人間のサガなのかな。

でも、何のかんの言っても、
友人達はピエールの存在を面白がっていて、ボチボチ助けちゃうんだろうな。
それもまた人間のサガ?