舞台劇の映画化。
主演のブレンダン・フレイザーが第95回アカデミー賞主演男優賞受賞。
監督は「レスラー」「ブラック・スワン」等のダーレン・アロノフスキー。
超肥満体の英語講師チャーリーは、
自宅からオンラインで、ウェブカメラをオフにして講義を行っている。
鬱血性心不全で、看護師のリズからも余命数日と宣告され、
離婚後8年の間、離れていた一人娘エリーに連絡して家に呼ぶ。
チャーリーはかつてメアリーと結婚していたが、
リズが8歳の時、教え子の大学生アランと恋に落ち、同性愛を自覚して、離婚。
しかし、新興宗教ニューライフの熱心な信徒を親に持つアランは、
同性愛を厳しく責められ、入水自殺してしまう。
最愛の恋人を失ったチャーリーは爆食に浸り、超肥満体になってしまう。
チャーリーを親身に面倒を見ている看護師リズはアランの妹。
リズは手術等の積極的治療を受けるようチャーリーに勧めてきたが、
保険に加入しておらず、資金が無い事を理由に固辞している。
しかし、実際は12万ドルの貯金があり、
離婚の罪滅ぼしの意味もあって、娘のエリーに全額渡すつもりでいる。
或る日、ニューライフの宣教師を名乗る青年トーマスが戸別訪問に来る。
ニューライフのせいでアランを失ったチャーリーは教義の話を断るが、
トーマスはチャーリーには神の救いが必要だと言って、通うようになる。
エリーから、ニューライフは個別訪問をやめていると見破られ、
トーマスは大麻を吸わされ、自分の置かれた立場について語り出す。
素行不良でニューライフ信徒の親から追い出され、
教会から約2000ドルを盗み出して、家出。
ぼちぼちお金も底を尽き、焦っていた。
エリーは無断でトーマスの告白を録音し、SNSに暴露。
すると、トーマスの親は盗みを許し、戻れば家に迎え入れると言う。
エリーの行為は悪意からであって、母親のメアリーはエリーは邪悪だと言い切るが、
娘の将来を気にかけているチャーリーは、結果オーライで、
エリーは良い事をしたと褒める。
(続く。)
主演のブレンダン・フレイザーが第95回アカデミー賞主演男優賞受賞。
監督は「レスラー」「ブラック・スワン」等のダーレン・アロノフスキー。
超肥満体の英語講師チャーリーは、
自宅からオンラインで、ウェブカメラをオフにして講義を行っている。
鬱血性心不全で、看護師のリズからも余命数日と宣告され、
離婚後8年の間、離れていた一人娘エリーに連絡して家に呼ぶ。
チャーリーはかつてメアリーと結婚していたが、
リズが8歳の時、教え子の大学生アランと恋に落ち、同性愛を自覚して、離婚。
しかし、新興宗教ニューライフの熱心な信徒を親に持つアランは、
同性愛を厳しく責められ、入水自殺してしまう。
最愛の恋人を失ったチャーリーは爆食に浸り、超肥満体になってしまう。
チャーリーを親身に面倒を見ている看護師リズはアランの妹。
リズは手術等の積極的治療を受けるようチャーリーに勧めてきたが、
保険に加入しておらず、資金が無い事を理由に固辞している。
しかし、実際は12万ドルの貯金があり、
離婚の罪滅ぼしの意味もあって、娘のエリーに全額渡すつもりでいる。
或る日、ニューライフの宣教師を名乗る青年トーマスが戸別訪問に来る。
ニューライフのせいでアランを失ったチャーリーは教義の話を断るが、
トーマスはチャーリーには神の救いが必要だと言って、通うようになる。
エリーから、ニューライフは個別訪問をやめていると見破られ、
トーマスは大麻を吸わされ、自分の置かれた立場について語り出す。
素行不良でニューライフ信徒の親から追い出され、
教会から約2000ドルを盗み出して、家出。
ぼちぼちお金も底を尽き、焦っていた。
エリーは無断でトーマスの告白を録音し、SNSに暴露。
すると、トーマスの親は盗みを許し、戻れば家に迎え入れると言う。
エリーの行為は悪意からであって、母親のメアリーはエリーは邪悪だと言い切るが、
娘の将来を気にかけているチャーリーは、結果オーライで、
エリーは良い事をしたと褒める。
(続く。)
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大ヒットに気を良くして、第2弾製作。
GACKT演じる麻実麗が主軸で、二階堂ふみ演じる百美の出番は少ない。
変わって、杏演じる桔梗魁がヒロイン(男性設定だけど)となっている。
埼玉県民団結の為、埼玉に海を作る計画を立て、
麗は和歌山の白浜に砂を調達に出向く。
船で航行中に嵐に遭い、難破。
和歌山の浜辺に漂着した麗は、滋賀解放戦線の桔梗と出会う。
関西は大阪府知事の嘉祥寺による独裁政権状態。
滋賀、和歌山、奈良の人々は奴隷扱いされていた。
桔梗は、囚われの身になっている姫君の救出を優先させ、一旦は麗を裏切るが、
その後、共同戦線を張り、大阪を撃退する。
麗は幼い頃の記憶を取り戻し、桔梗と兄弟だったと判明。
1作目の衝撃には及ばないものの、
ヒットを受けて制作費にゆとりがあるようで、大掛かりな作りになっており、
突き抜けた設定とオールスターキャストの俳優陣の演技で楽しませてくれる。
舞台が大阪という事で、ネタが何やら吉本色が強い。
吉本の笑いが好きな人は良いけれど、
海外の人が観たら伝わらない事も多いだろうな。
ちょっと勿体無い。
藤原紀香は「藤原紀香」のイメージを演じていて、ハマっていた。
企画製作とキャスティングが同時進行だったのかな。
なんかね、邦画って、
昨今の純愛ものとかは妙に胡散臭さが気になるし、
アクションものはハリウッドと比べ物にならない。
現実とフィクションの乖離が肌に合わなくて、
日本の映画やドラマはどんどん観なくなってしまった。
今作のように、派手に突き抜けてたらOKかな。
第Ⅱ章で官僚というのはゴロが悪い感じもあるので、
第Ⅲ章は企画されているような気がするけど、
どういう笑いに持っていくのか、難しいところ。
GACKT演じる麻実麗が主軸で、二階堂ふみ演じる百美の出番は少ない。
変わって、杏演じる桔梗魁がヒロイン(男性設定だけど)となっている。
埼玉県民団結の為、埼玉に海を作る計画を立て、
麗は和歌山の白浜に砂を調達に出向く。
船で航行中に嵐に遭い、難破。
和歌山の浜辺に漂着した麗は、滋賀解放戦線の桔梗と出会う。
関西は大阪府知事の嘉祥寺による独裁政権状態。
滋賀、和歌山、奈良の人々は奴隷扱いされていた。
桔梗は、囚われの身になっている姫君の救出を優先させ、一旦は麗を裏切るが、
その後、共同戦線を張り、大阪を撃退する。
麗は幼い頃の記憶を取り戻し、桔梗と兄弟だったと判明。
1作目の衝撃には及ばないものの、
ヒットを受けて制作費にゆとりがあるようで、大掛かりな作りになっており、
突き抜けた設定とオールスターキャストの俳優陣の演技で楽しませてくれる。
舞台が大阪という事で、ネタが何やら吉本色が強い。
吉本の笑いが好きな人は良いけれど、
海外の人が観たら伝わらない事も多いだろうな。
ちょっと勿体無い。
藤原紀香は「藤原紀香」のイメージを演じていて、ハマっていた。
企画製作とキャスティングが同時進行だったのかな。
なんかね、邦画って、
昨今の純愛ものとかは妙に胡散臭さが気になるし、
アクションものはハリウッドと比べ物にならない。
現実とフィクションの乖離が肌に合わなくて、
日本の映画やドラマはどんどん観なくなってしまった。
今作のように、派手に突き抜けてたらOKかな。
第Ⅱ章で官僚というのはゴロが悪い感じもあるので、
第Ⅲ章は企画されているような気がするけど、
どういう笑いに持っていくのか、難しいところ。
監督、脚本、主演をこなす才人、フィリップ・ラショーのコメディ映画の続編。
グレッグは恋人フローとの婚約を機に、アリバイ偽装会社を一旦は畳んだが、
結婚式に偽の両親を連れて来るべく、同僚2人を呼び戻す。
グレッグの父親は典型的な詐欺師で、母親は有名ポルノスター。
フローの両親とそりが合わないだろうと懸念された。
父親の詐欺に巻き込まれ、グレッグは逮捕されて、
足首に探知機をつけた状態で保釈され、身動きが取れなくなった。
同僚2人に頼んで、結婚式の会場のお城にホームレスを送り込み、
お城をキャンセルして、自宅の庭に会場を設定。
両親にもキャンセルを伝えたつもりが、
先の案内状に書かれた自宅住所を見てやって来てしまったので、
旅行で留守の隣家が自宅だと偽って、両親を引き入れる。
本物の両親に合わせるべく、偽の婚約者フローを雇う。
かくして、同日同時刻に、2つの結婚式を行う羽目になった。
ところが、偽の父親役の男は、かつてのグレッグの仕事の件で逆恨みしていて、
事実を暴露して結婚式をぶち壊す算段だった。
何とか阻止しようとするが、ついには全てバレてしまう。
婚約破棄され、フローは新しい(偽)恋人と一緒のところをSNSに投稿。
落ち込むグレッグだったが、それこそがフローからの愛のあるお仕置きだった。
改めて、めでたしめでたし。
クセ強の両親を知られたくない、設定としてはそれだけの事なんだけど、
とにかく、大ネタ小ネタのギャグが次々と繰り出され、笑いっぱなし。
どんな小さな隙間にもギャグを入れるサービス精神が素晴らしい。
冒頭、かつての同僚オーギュスタンがヘリコプター会社に務めていて、
マルセイユのクラブからパリに移籍した大物サッカー選手を運ぶのだけど、
選手が持参したバロンドールのトロフィーをヘリのローターに当ててしまい、
上部のボール部分がすっ飛んで、選手の足を直撃、骨折させる。
ここで終わっても笑えるネタなんだけど、
その後オーギュスタンは移籍を恨んだマルセイユのファン達から英雄扱い。
このギャグネタがどんどん展開される。
どんな笑いも無駄にしない。
アリバイ会社は、まぁ不適切な事でもサポートするんだろうけど、
疲れた主婦は、病気感染と偽って休暇旅行、
冴えない男子には、よくあるパターンの美女を暴漢から救い、人気爆上げ、
そういった、心優しい手助けもある。
まぁね、今作の通り、
身近な人に嘘をつこうとすると、次々嘘を上塗りしなければならなくなって、
結局は破綻するっていう戒めでもある。
何度でも観たい、楽しいコメディ。
グレッグは恋人フローとの婚約を機に、アリバイ偽装会社を一旦は畳んだが、
結婚式に偽の両親を連れて来るべく、同僚2人を呼び戻す。
グレッグの父親は典型的な詐欺師で、母親は有名ポルノスター。
フローの両親とそりが合わないだろうと懸念された。
父親の詐欺に巻き込まれ、グレッグは逮捕されて、
足首に探知機をつけた状態で保釈され、身動きが取れなくなった。
同僚2人に頼んで、結婚式の会場のお城にホームレスを送り込み、
お城をキャンセルして、自宅の庭に会場を設定。
両親にもキャンセルを伝えたつもりが、
先の案内状に書かれた自宅住所を見てやって来てしまったので、
旅行で留守の隣家が自宅だと偽って、両親を引き入れる。
本物の両親に合わせるべく、偽の婚約者フローを雇う。
かくして、同日同時刻に、2つの結婚式を行う羽目になった。
ところが、偽の父親役の男は、かつてのグレッグの仕事の件で逆恨みしていて、
事実を暴露して結婚式をぶち壊す算段だった。
何とか阻止しようとするが、ついには全てバレてしまう。
婚約破棄され、フローは新しい(偽)恋人と一緒のところをSNSに投稿。
落ち込むグレッグだったが、それこそがフローからの愛のあるお仕置きだった。
改めて、めでたしめでたし。
クセ強の両親を知られたくない、設定としてはそれだけの事なんだけど、
とにかく、大ネタ小ネタのギャグが次々と繰り出され、笑いっぱなし。
どんな小さな隙間にもギャグを入れるサービス精神が素晴らしい。
冒頭、かつての同僚オーギュスタンがヘリコプター会社に務めていて、
マルセイユのクラブからパリに移籍した大物サッカー選手を運ぶのだけど、
選手が持参したバロンドールのトロフィーをヘリのローターに当ててしまい、
上部のボール部分がすっ飛んで、選手の足を直撃、骨折させる。
ここで終わっても笑えるネタなんだけど、
その後オーギュスタンは移籍を恨んだマルセイユのファン達から英雄扱い。
このギャグネタがどんどん展開される。
どんな笑いも無駄にしない。
アリバイ会社は、まぁ不適切な事でもサポートするんだろうけど、
疲れた主婦は、病気感染と偽って休暇旅行、
冴えない男子には、よくあるパターンの美女を暴漢から救い、人気爆上げ、
そういった、心優しい手助けもある。
まぁね、今作の通り、
身近な人に嘘をつこうとすると、次々嘘を上塗りしなければならなくなって、
結局は破綻するっていう戒めでもある。
何度でも観たい、楽しいコメディ。
青春映画の名手セドリック・クラピッシュ監督作品。
あのロマン・デュリスを発掘した人でもあるけど、
今作ではロマンは出演していないのね。
エリーズはパリ・オペラ座バレエ団のエトワール候補として
将来を嘱望されていたが、
公演の出番直前に恋人の浮気現場を見てしまい、動揺してジャンプを失敗し、
以前から故障がちだった足首を酷く痛めてしまう。
医師からは長期間の治療を告げられ、
既に20代半ばのエリーズは、バレリーナとしての道に不安を抱く。
リハビリをしつつ、バイトがてら友人のサブリナとシェフのロイックが
郊外のホテルで一定期間料理の仕事をするのを手伝う。
そのホテルは、オーナーが、芸術家達が稽古し易いように計らった施設だった。
怪我する前にエリーズをコンテンポラリーダンスの舞台に誘っていた
振付家ホフェッシュ・シェクターがチームを引き連れて練習に来る。
エリーズは彼らのダンスを見学しているうちに、踊りへの渇望が蘇る。
ジャンプが多いバレエと違って、横の動きが多いダンスであれば、
故障がちな自分の足でも十分踊れる。
希望が見えてきたエリーズはチームに参加して、
パリに戻って、舞台に立つ。
エリーズ役は、まさにパリ・オペラ座の現役実力派マリオン・バルボー。
俳優が触りだけ踊って、あとは顔を隠しながら吹き替えが踊るといった
中途半端な踊りではないので、ダンス場面がより美しい。
H・シェクターも本人が演じている。
エリーズの仕事をなかなか認めようとしない父親や、
治療師やダンス仲間との恋愛模様も少々描かれて、ドラマに花を添える。
映画やドキュメンタリーで、バレエの世界を垣間見て来たけれど、
幼い頃から厳しい競争に晒され、一度の怪我でダンサー生命を断たれたりと、
過酷この上ない。
だからこそ、頂点に立つ人達の光芒が至上の輝きを放つ。
エリーズはバレエは諦めざるを得なかったけど、
コンテンポラリーダンスの魅力に目覚め、ダンサーを継続出来るようになった。
爽やかな青春ストーリー。
バレエよりもコンテンポラリーの方がダンサー寿命は長そうだけど、
それでも、一般的な職業よりは引退の年齢は早い。
その後の人生の計画も見てみたい。
あのロマン・デュリスを発掘した人でもあるけど、
今作ではロマンは出演していないのね。
エリーズはパリ・オペラ座バレエ団のエトワール候補として
将来を嘱望されていたが、
公演の出番直前に恋人の浮気現場を見てしまい、動揺してジャンプを失敗し、
以前から故障がちだった足首を酷く痛めてしまう。
医師からは長期間の治療を告げられ、
既に20代半ばのエリーズは、バレリーナとしての道に不安を抱く。
リハビリをしつつ、バイトがてら友人のサブリナとシェフのロイックが
郊外のホテルで一定期間料理の仕事をするのを手伝う。
そのホテルは、オーナーが、芸術家達が稽古し易いように計らった施設だった。
怪我する前にエリーズをコンテンポラリーダンスの舞台に誘っていた
振付家ホフェッシュ・シェクターがチームを引き連れて練習に来る。
エリーズは彼らのダンスを見学しているうちに、踊りへの渇望が蘇る。
ジャンプが多いバレエと違って、横の動きが多いダンスであれば、
故障がちな自分の足でも十分踊れる。
希望が見えてきたエリーズはチームに参加して、
パリに戻って、舞台に立つ。
エリーズ役は、まさにパリ・オペラ座の現役実力派マリオン・バルボー。
俳優が触りだけ踊って、あとは顔を隠しながら吹き替えが踊るといった
中途半端な踊りではないので、ダンス場面がより美しい。
H・シェクターも本人が演じている。
エリーズの仕事をなかなか認めようとしない父親や、
治療師やダンス仲間との恋愛模様も少々描かれて、ドラマに花を添える。
映画やドキュメンタリーで、バレエの世界を垣間見て来たけれど、
幼い頃から厳しい競争に晒され、一度の怪我でダンサー生命を断たれたりと、
過酷この上ない。
だからこそ、頂点に立つ人達の光芒が至上の輝きを放つ。
エリーズはバレエは諦めざるを得なかったけど、
コンテンポラリーダンスの魅力に目覚め、ダンサーを継続出来るようになった。
爽やかな青春ストーリー。
バレエよりもコンテンポラリーの方がダンサー寿命は長そうだけど、
それでも、一般的な職業よりは引退の年齢は早い。
その後の人生の計画も見てみたい。
当代きっての名優メリル・ストリープ主演のロマンチックコメディ映画。
ジェーンは大型ベーカリーの経営者として働きつつ、
シングルマザーとして3人の子供を育て上げた。
有能な弁護士の元夫ジェイクとは、10年前に浮気が原因で離婚。
ジェイクは浮気相手の若いセクシー美女と再婚。
子供達が成長し、大学の卒業式や婚約披露パーティーといったイベントで、
元夫婦は否応なしに顔を合わせると、当然ながら気まずい空気が流れる。
しかし、若妻の強引な2人目妊活に疲弊していたジェイクは、
料理上手で気遣い上手な元妻とヨリを戻したくなり、ジェーンに接近。
仕事と子育てに明け暮れていたジェーンは、つい誘いに乗ってしまい、
2人は秘密のデートを重ねるようになる。
ジェーンの家の増築を請け負った建築家アダムもまた離婚組で、
ジェーンにアプローチして来るが、奥手な上に、
ジェイクとの逢瀬に見中なジェーンにはなかなか響かない。
若妻アグネスの留守中に、ジェーンの自宅で過ごす筈が、
アグネスが予定変更して自宅に戻った為、外出できなくなったジェイクは、
止む無くジェーンとの約束をすっぽかす。
まるで愛人のような立場に置かれたジェーンは、ジェイクとの決別を決意して、
アダムとの関係を深めようとする。
2人の関係が上手く行きかけた矢先、アダムは、
ジェーンとジェイクのつながりが切れていない事に失望し、別れを告げる。
ジェイクはアグネスとの離婚を決意し、真剣に元サヤしようとするが、
ジェーンは既に気持ちの整理をつけた後だった。
一度はジェーン宅の工事から離れようとしたアダムだったが、
工事開始の日に現れる。
ジェーンとアダムの関係が継続する兆し。
中年をやや過ぎて、アラカンの恋愛ドラマ。
メリル・ストリープ、ジェイク役のアレック・ボールドウィン、
アダム役のスティーヴ・マーチン、それぞれが魅力的なので成立する。
特に、アレック・ボールドウィンは、大分中年太りしてしまったものの、
まだまだイケメンでチャーミング。
コメディを演じるのが上手い。
多分、前に観た事があって、ストーリーは殆ど忘れてしまっていたけど、
深夜にジェーンがアダムのリクエストに応じて、
手早くチョコクロワッサンを作る場面が記憶にあった。
酔っ払った状態でもクロワッサンをサクサク作れるなんてと、
そこに一番驚いたんだろうな。
軽妙で楽しいロマコメだけど、所々引っかかった。
昨今、日本で、不倫について厳しい見解がなされている影響かもしれない。
まず、最初に浮気したジェイクが悪いのは明らか。
ジェーンは仕事と子育てで疲れ果てて、夫に構う余裕は無かったんだろう。
現代の共働き夫婦の問題でもある。
ジェーンは親友3人と自宅で女子会を開いた時、
ジェイクとの「不倫」関係について暴露する。
3人は、結婚生活を崩壊させた浮気相手のアグネスへの復讐とばかりに、
拍手喝采でジェーンを応援。
やがて、夫の浮気に気づいたアグネスは涙する。
でも、これって、どうなんだろうと思ってしまう。
浮気再婚ではあっても、アグネスよりもジェイクに非がある。
復讐するなら、相手はジェイクであるべきだし、
既に再婚生活10年で、幼い息子がいて、2人目を妊活中。
そういう夫婦の生活を破壊して良いものだろうか。
ジェーンは途中で罪悪感があると言うが、だったらやっちゃダメでしょ。
その点で、ジェーンを裏切って浮気したジェイクと同じ。
家族関係、恋人関係が面倒になった事について、
ジェーンは、子供達やアダムには謝罪するけど、アグネスはほったらかし。
家を出たジェイクはどうなる?
アグネスの元に戻ったとしても、もう信頼は取り戻せないだろうな。
結局、これって、
元妻による復讐譚。
美しい映像でも、後味の苦さは誤魔化しきれない。
ジェーンは大型ベーカリーの経営者として働きつつ、
シングルマザーとして3人の子供を育て上げた。
有能な弁護士の元夫ジェイクとは、10年前に浮気が原因で離婚。
ジェイクは浮気相手の若いセクシー美女と再婚。
子供達が成長し、大学の卒業式や婚約披露パーティーといったイベントで、
元夫婦は否応なしに顔を合わせると、当然ながら気まずい空気が流れる。
しかし、若妻の強引な2人目妊活に疲弊していたジェイクは、
料理上手で気遣い上手な元妻とヨリを戻したくなり、ジェーンに接近。
仕事と子育てに明け暮れていたジェーンは、つい誘いに乗ってしまい、
2人は秘密のデートを重ねるようになる。
ジェーンの家の増築を請け負った建築家アダムもまた離婚組で、
ジェーンにアプローチして来るが、奥手な上に、
ジェイクとの逢瀬に見中なジェーンにはなかなか響かない。
若妻アグネスの留守中に、ジェーンの自宅で過ごす筈が、
アグネスが予定変更して自宅に戻った為、外出できなくなったジェイクは、
止む無くジェーンとの約束をすっぽかす。
まるで愛人のような立場に置かれたジェーンは、ジェイクとの決別を決意して、
アダムとの関係を深めようとする。
2人の関係が上手く行きかけた矢先、アダムは、
ジェーンとジェイクのつながりが切れていない事に失望し、別れを告げる。
ジェイクはアグネスとの離婚を決意し、真剣に元サヤしようとするが、
ジェーンは既に気持ちの整理をつけた後だった。
一度はジェーン宅の工事から離れようとしたアダムだったが、
工事開始の日に現れる。
ジェーンとアダムの関係が継続する兆し。
中年をやや過ぎて、アラカンの恋愛ドラマ。
メリル・ストリープ、ジェイク役のアレック・ボールドウィン、
アダム役のスティーヴ・マーチン、それぞれが魅力的なので成立する。
特に、アレック・ボールドウィンは、大分中年太りしてしまったものの、
まだまだイケメンでチャーミング。
コメディを演じるのが上手い。
多分、前に観た事があって、ストーリーは殆ど忘れてしまっていたけど、
深夜にジェーンがアダムのリクエストに応じて、
手早くチョコクロワッサンを作る場面が記憶にあった。
酔っ払った状態でもクロワッサンをサクサク作れるなんてと、
そこに一番驚いたんだろうな。
軽妙で楽しいロマコメだけど、所々引っかかった。
昨今、日本で、不倫について厳しい見解がなされている影響かもしれない。
まず、最初に浮気したジェイクが悪いのは明らか。
ジェーンは仕事と子育てで疲れ果てて、夫に構う余裕は無かったんだろう。
現代の共働き夫婦の問題でもある。
ジェーンは親友3人と自宅で女子会を開いた時、
ジェイクとの「不倫」関係について暴露する。
3人は、結婚生活を崩壊させた浮気相手のアグネスへの復讐とばかりに、
拍手喝采でジェーンを応援。
やがて、夫の浮気に気づいたアグネスは涙する。
でも、これって、どうなんだろうと思ってしまう。
浮気再婚ではあっても、アグネスよりもジェイクに非がある。
復讐するなら、相手はジェイクであるべきだし、
既に再婚生活10年で、幼い息子がいて、2人目を妊活中。
そういう夫婦の生活を破壊して良いものだろうか。
ジェーンは途中で罪悪感があると言うが、だったらやっちゃダメでしょ。
その点で、ジェーンを裏切って浮気したジェイクと同じ。
家族関係、恋人関係が面倒になった事について、
ジェーンは、子供達やアダムには謝罪するけど、アグネスはほったらかし。
家を出たジェイクはどうなる?
アグネスの元に戻ったとしても、もう信頼は取り戻せないだろうな。
結局、これって、
元妻による復讐譚。
美しい映像でも、後味の苦さは誤魔化しきれない。