ネットで他の方の記事を見てみました。
映画の原題は日本語訳すると「我が最良の敵」と言った意味だそうです。
もうちょっと良く考えてみると、
ラストでヴィクトルがルディに財産を全部譲ってしまったのは、
自宅に隠されたミケランジェロの素描を、戦争終結までの間、
それと気付かせぬようにルディに守らせる為、って言う意図だったのかな。
裕福な一家はルディを同等に扱ってたつもりが、
ルディの側からすれば全くそうでは無かったんで、
その事に遅ればせながら気付かされた謝罪の意味もあったのかと思ってた。
飛行機が撃墜されたシーンで、ヴィクトルは
怪我で動けないルディを見殺しにする事も、殺す事も出来たのに、助けたから、
元親友への想いがもっと深いのだと思ってた。
入れ替わった時も、事実を知っているルディを殺しちゃった方が
見を守る事が出来た筈なんだけど、そうしなかった。
まぁ、利用するのと殺すのとでは、精神的に開きがあるか。
一家が収容所にいる間、財産が守られるよう、
ヴィクトルの恋人のレナに権利が既に委譲されていたんで、
ラストでヴィクトルがルディに財産を譲るよう書かされた誓約書は
効力が無いんではないかとは思えたんで、疑問として残ってたんだけど。
伏線としては、
先に、ミケランジェロの素描を外国から運び出す時に、
ユダヤ人である自分達は荷物の厳しいチェックがあるけど、
アーリア人であるルディにはそう言うチェックが無いから、
ルディにも黙って、ルディの鞄に素描を仕込んで運ばせた、ってのがまずある。
ルディは「もしバレたら自分はどうなったんだ。」と憤慨する。
そして、ナチスからの強奪を避けるべく父親が準備していた第2案。
一家が収容所送りにされる時、母親は自宅にあったルディの持ち物を
鞄にまとめて手渡した。
実はその中に2番目の贋作が仕込んであって、
ラストで自宅を捜索する際に、ルディは以前の鞄のトリックを思い出し、
自分の鞄に素描が入ってると考えて、第2案に引っ掛かる。
そして、第3案は親子共作となった。
父親が自宅に隠した真作を、息子のヴィクトルがルディに守らせた。
ルディは2番目の贋作をを真作と信じていたのだけど、
戦後、画廊でオークションをする際に贋作と鑑定され、気付いた時には遅かった。
ヴィクトルは真作を手に入れ、生き残った母親と婚約者のレナと共に立ち去る。
成る程ねぇ〜。
「我が最良の敵」の方が、心理描写がわかり易いや。
まぁ、ルディも、ナチスの一員としての罪を問われる事無く、命が救われ、
そこそこの財産も手にしたんだから、恨みっこ無しで良しとしなきゃだね。
ルディの卑近さがヴィクトルの善良さ、賢さを際立たせる。
英雄は、優れた悪役がいてこそ引き立つ。
映画の原題は日本語訳すると「我が最良の敵」と言った意味だそうです。
もうちょっと良く考えてみると、
ラストでヴィクトルがルディに財産を全部譲ってしまったのは、
自宅に隠されたミケランジェロの素描を、戦争終結までの間、
それと気付かせぬようにルディに守らせる為、って言う意図だったのかな。
裕福な一家はルディを同等に扱ってたつもりが、
ルディの側からすれば全くそうでは無かったんで、
その事に遅ればせながら気付かされた謝罪の意味もあったのかと思ってた。
飛行機が撃墜されたシーンで、ヴィクトルは
怪我で動けないルディを見殺しにする事も、殺す事も出来たのに、助けたから、
元親友への想いがもっと深いのだと思ってた。
入れ替わった時も、事実を知っているルディを殺しちゃった方が
見を守る事が出来た筈なんだけど、そうしなかった。
まぁ、利用するのと殺すのとでは、精神的に開きがあるか。
一家が収容所にいる間、財産が守られるよう、
ヴィクトルの恋人のレナに権利が既に委譲されていたんで、
ラストでヴィクトルがルディに財産を譲るよう書かされた誓約書は
効力が無いんではないかとは思えたんで、疑問として残ってたんだけど。
伏線としては、
先に、ミケランジェロの素描を外国から運び出す時に、
ユダヤ人である自分達は荷物の厳しいチェックがあるけど、
アーリア人であるルディにはそう言うチェックが無いから、
ルディにも黙って、ルディの鞄に素描を仕込んで運ばせた、ってのがまずある。
ルディは「もしバレたら自分はどうなったんだ。」と憤慨する。
そして、ナチスからの強奪を避けるべく父親が準備していた第2案。
一家が収容所送りにされる時、母親は自宅にあったルディの持ち物を
鞄にまとめて手渡した。
実はその中に2番目の贋作が仕込んであって、
ラストで自宅を捜索する際に、ルディは以前の鞄のトリックを思い出し、
自分の鞄に素描が入ってると考えて、第2案に引っ掛かる。
そして、第3案は親子共作となった。
父親が自宅に隠した真作を、息子のヴィクトルがルディに守らせた。
ルディは2番目の贋作をを真作と信じていたのだけど、
戦後、画廊でオークションをする際に贋作と鑑定され、気付いた時には遅かった。
ヴィクトルは真作を手に入れ、生き残った母親と婚約者のレナと共に立ち去る。
成る程ねぇ〜。
「我が最良の敵」の方が、心理描写がわかり易いや。
まぁ、ルディも、ナチスの一員としての罪を問われる事無く、命が救われ、
そこそこの財産も手にしたんだから、恨みっこ無しで良しとしなきゃだね。
ルディの卑近さがヴィクトルの善良さ、賢さを際立たせる。
英雄は、優れた悪役がいてこそ引き立つ。
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