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マンガ家Mの日常
アンジェリーナ・ジョリー、ジョニー・デップ主演の
60年代風ロマンチックサスペンス。

どうしようもなく退屈だった。
脚本と編集のまずさをひっきりなしのBGMで誤摩化そうとして
更にうっとおしくしていた。

アンジーは相変わらず濃過ぎる顔でガリガリに痩せている。
サスペンスもののファム・ファタールなんだろうが、
目ばかりギラついて、ヤク中の娼婦にしか見えない。
筋張った手、骨の浮き出た背中の何が良いのか。 理解に苦しむ。
そんなにアンジーが嫌なら、見なきゃ良いんだろうけど、
一応話題作だったし、
おそらくWOWOWでアンジーのサスペンス特集を組んでいて、
その流れで録画してたんだろう。

一方で、ジョニー・デップは丸顔にちょっと肉が付いて
Kinki Kidsの堂本剛の様だった。
役所が野暮ったい男の設定だからそれで良いんだろうが。

英国警察だか、インターポールだかも、マヌケ過ぎる。
そういう話なんだろうか。
そして、ひねりの無い結末。

見所は...
パリのおしゃれなカフェと、ベネチアの美しい風景、豪華なホテル。
要するに、観光名所案内が主題の映画なのか、
もしくは、アンジー、ジョニーの大スターの接待用の映画なのか。
なんでこんな映画に何億もの金を注ぎ込むんだ。

オープニングで捜査官達が言っていた通り、
見所はアンジーのお尻なんだろう。
ひたすらお尻を強調するコリーン・アトウッドのドレスとモンローウォーク。

映画なんて、所詮は夢物語で、
ゴージャスな映画スターが登場するのを眺めていたいもんだが、
それでも、もうちょっと、話を作ってくれないとさ。

昨日の「ルイーサ」なんかは、
失業して物乞いになる60過ぎのこ汚いババアの話だが、
見始めたら飽きさせない、面白さとテンポの良さがあった。
圧倒的にこっちに軍配が上がる。


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