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マンガ家Mの日常
原題「Fresh & Blood」の通り、血肉沸き踊る戦国絵巻。
監督がポール・ヴァーホーヴェンだから、重厚でエロい。
えっ、もうかれこれ30年近く前の映画なのかぁ。

16世紀初頭の西ヨーロッパ、
戦闘にかり出された農民兵が 戦いの後領主に裏切られ、反旗を翻す。
...って言っても、そんな上等なもんではなくて、
盗賊をやって一財産築き、どっかの城を乗っ取って暮らしてる。
結局は攻め込まれてやられちゃうんだけど。
まぁ、どっちも悪い。
正義とか主義主張とかじゃなく、とにかく荒っぽい戦闘シーンを楽しむ映画。

主役のルトガー・ハウアー、
「ブレードランナー」のレプリカント役が有名で、
主役と悪役を行ったり来たり。
まぁ〜、この頃は逞しくて、なんとも色っぽい。
独特の風貌と表情。 粗野でありながら巧みな処世術を備えている。
タイトルは忘れちゃったけど、昔、殆どポルノみたいな映画にも出てた。
オランダだから、その辺自由だったのね。

最近の俳優さん達は皆こざっぱりしちゃってる。
時代がそうなんだろうから仕方無いけど、草食系ばかり。
比べて、この時のルトガー・ハウアーは全身から生命力がほとばしってる。
エネルギーが画面を支配し、溢れ出るようだ。
改めて、惚れ直す。
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