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マンガ家Mの日常
ノルウェーのサスペンスドラマのミニシリーズ、全8話。
WOWOWで放送されるViaplayのドラマを楽しみにしているが、
多発されると、やはり玉石混合になって来る。


ロビンはギャングの一員として麻薬密売に関わっていた兄マリウスに同行するが、
警察の摘発を受け、逮捕され、マリウスは射殺される。

6年後、仮釈放され、マリウスのギャング仲間達に会うと、
当時押収されたドラッグと大金が消えた事を知らされる。
警察内部の不正を疑い、事件の担当警察官らを調べ始めると、
地元の開発業者との癒着等が次々と明らかになって来る。
貧困地域で犯罪が増加すると、土地の値段が下がる。
そこで警察が取り締まりを強化して、犯罪を撲滅し、
安全になったところで、まだ価格が安い土地を業者が買い上げる。
地域を移動するようにして、次々と土地の買収を進めていた。

一方で、マリウスは実は警察側のスパイだった可能性も浮上し、
その為、ボスのペーテルに射殺されたとわかる。

ロビンはギャング仲間達と警察の不正の調査を進めつつも、
将来を考えて、大物弁護士である父の事務所で下働きを始める。
父親も警察と癒着しており、ロビン自身も警察のスパイになるよう要請される。

マリウスの元恋人エリカは、ロビンの両親の関与の実態を暴く。
既に離婚していた母親は、罪の意識に耐えきれず告発しようとしたところ、
警察関係者に毒殺される。
母親を殺されたと知ったロビンは、父親と警察長官に証拠を突きつけ、
警察長官辞任に追い込む。
父親はロビンに事務所のパートナーの座を譲り、服毒自殺する。


イマイチ、スッキリしない展開。
無駄が多くて、話の主軸がブレている。
主人公のロビンが魅力に欠け、何をしたいのかもハッキリしない。
そして、主要な登場人物がサラッと殺害されたり自殺したり。

邦題の「ボーダーライン」「正義の悪党」という表現で、
「どっちが良い人?悪い人?」的な単純な括りでは語れないとしたのだろうけど、
それにしても、エンタメとしてスッキリしなさ過ぎる。

国によって法律は違うのだろうけど、
犯罪歴があっても弁護士になれるのかな?
刑務所で勉強したと言っても、実務経験が全く無いロビンが
いきなりパートナーにされちゃって、大丈夫なの?


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