忍者ブログ
マンガ家Mの日常
急激な気圧の変化が原因と思われる頭痛で、朝から頭痛薬を飲んで寝てばかり。
すみません、今日は1日何もしませんでした。
動く気力が無かったので、録画が溜まったドラマや映画を見る。


キーラ・ナイトレイが新鋭のミュージシャン、グレタを演じる。
歌も本人が歌ってる。
元彼デイヴ役はマルーン5のアダム・レヴィーンで、
ファルセットの甘い声でラブソングを多数披露してくれている。


デイヴは注目の若手ミュージシャン。
恋人のグレタはデイヴの共作者兼ミューズだったが、
大手のレコード会社と契約がまとまり、グレタを置いてツアーに出ると、
スタッフの女性と恋愛関係になってしまい、
傷心のグレタはデイヴの元を去り、友人のスティーヴのアパートに居候する。

スティーヴが演奏するライブハウスで、グレタも1曲歌うと、
偶然居合わせたプロデューサー、ダンの目に止まり、契約を持ちかけられる。
ダンはかつてはヒット作を連発した敏腕プロデューサーだったが、
妻の不倫に苛まれ、精神状態を崩し、この数年ろくな仕事が出来ず、
友人のサウルと共に立ち上げたレーベルを解雇されたばかりだった。

ダンはサウルにグレタとの契約を持ちかけるが、デモテープ提出を求められる。
ダンとグレタは意を決して、身近なミュージシャンを誘って、
街頭録音でアルバムを制作する。
ダンもプロデューサーとしての能力を発揮し、グレタの才能が見事に開花する。
サウルは契約を求めるが、グレタの方から契約内容に注文を付ける。
グレタはレコード会社主導の商業主義に賛同出来ず、
自らネット配信で販売する事にする。
ダンの親友でもあるラップスターのトラブルガムの支援もあって、
アルバムは驚異的なセールスを見せる。

デイヴとの元サヤに心揺れるグレタだったが、
恋人時代とは違うタイプのスターとしての道を歩み始めたデイヴを見送る。
ダンとも心が通じ合う部分があったが、ベッドインのタイミングを外し、
また、ダンの妻子の幸福も考え、身を引く。
グレタは新しい希望を胸にNYの街を歩む。


爽やかな青春映画。こんな素敵な青春を過ごしてみたい。
素直な気持ちで見ていれば、とても良い作品。
でも、グレタにしても他のどの登場人物も皆良い人ばかりだし、
とんとん拍子に成功するんで、調子良過ぎるね。
ドラマ性ではなく、音楽を聞かせる為の映画として作られた現代のおとぎ話。
良い子の皆さんは真に受けちゃダメだよ。

ダン役は今絶好調のマーク・ラファロ。今作ではポッテリ太め。
1曲だけベースを弾く場面があって、本当に弾けるかどうかは知らないんだけど、
演奏する姿が様になってる。
この人、何でも出来るんだなぁ〜。

ところどころに散りばめられた、音楽業界の裏話的なエピソードがリアル。
耳目を引かなかったシンプルなサウンドを、
ダンがプロデュースして名曲に磨き上げていく様が美しい。




PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック