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マンガ家Mの日常
パリの新聞社が、イスラムに関する風刺画を掲載して、襲撃を受けた事件。
街中で発砲があって12人も死亡するなんて、あってはならない事。
ちょうど1ヶ月前にパリから帰って来たばかりだったので、
もしこの事件が滞在期間中だったらと思うと、恐ろしいです。
観光どころでは無かったでしょう。

この新聞社は以前にも風刺画の掲載で何らかの襲撃を受けた事があったとか。
新聞社として信念があって掲載をして来た訳だし、
襲撃に対しての備えもいくらかはしていたんだろうけど、
機関銃には対抗し切れなかった。

言論の自由は守られるべきと、各国首脳が声明を出している。

翻って、日本の出版社はどうだろうか。

スポンサーに気を使い、
圧力団体に気を使い、
出版社自体が言論の自由を封殺している。

何故か?

お金の為です。

機関銃での襲撃は無いにしても、抗議に対応するのは手間で、お金がかかる。
お金はかけたくないので、あらかじめ抗議されないようにする。
会社というのは利潤追及が第一の命題だから、仕方無い。

今回の事件を通して、
言論の自由はお金では買えない、といった言葉も聞かれましたが、
現実には買えてしまうのです。
怖いね。
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