ブログのタイトルは「どこまでがゴミか」とすべきだったのだけど、
それは悲しいので、逆目線にしてみた。

とにかく、部屋の片付けが一向に捗らない。

それは、この２、３年の間海外に行く事が多くて、その度に、
取り置きの新聞や、細かな片付けものがジワジワと溜まってしまったから。

加えて、と言うか、
元々の問題として、
仕事に没頭していた間に散々逃げていた片付け物が山積していた。

その中には、
いつか見ようと思って、そのままになってしまっていた映画のビデオや、
整理しなくてはならなかった資料、等々、仕事関連の物がまず大半を占めている。

本や雑誌も捨てられない。
捨ててしまったら、二度と手に入らない資料もあるから。
そういう物はスキャンしてPCに取り込んでおく、と言うのが現代的なのだけど、
その手間も大変。
デジタルでのデータ保存を信用しきれない面もあるし。

資料でも、他の物でも、
これを捨ててしまったら、もう手に入らない、と思いがちで、
それは確かにそうなんだけど、
大半は、新しくて高性能の物が後から出て来る。
要は、経済的余裕が無いと、
そういう物をすぐに手に入れられるかどうか分からない、という不安。

はたと気付く。

これって、人間が脂肪を溜め込むのと同じシステム。

人間の身体は飢餓に備えて脂肪を蓄えようとする。
なので、下手なダイエットはかえって体脂肪の増加に繋がる。

まずい状況。

先月NYで泊めてもらったジェニファーの部屋は、とてもスッキリと片付いていた。
自分が誰かを泊めてあげる事を考えた時に、
やっぱりあれくらい綺麗に片付いていなければ、と思った。

体脂肪の除去が命題。

やはり、１年か２年使わずにいるような物は、
永遠に使わない物だと判断して捨てる、その考え方で行くしかないか。

私に出来るか？