「マンガの神様」手塚治虫先生に対して、
ちばてつや先生は、その人徳の高さから「仏様」と称されていた。
緻密構成力と豊かな人間味溢れる作品は、単なるヒーローものに終わらず、
読者の心に寄り添い続けた。
ちば先生は仕事場のアシスタントさん達にも温情深く、
早い段階から年金等の社会保障制度を整えておられたとか。
後年、反戦に向けた思いの強い作品を多く手がけられた印象。
「反戦」と「勲章」は相容れないようでもあるけれど、
ちば先生は、マンガ家や、マンガに携わる無数の人々を代表して受賞された。
偉大な業績に感謝。
ちばてつや先生は、その人徳の高さから「仏様」と称されていた。
緻密構成力と豊かな人間味溢れる作品は、単なるヒーローものに終わらず、
読者の心に寄り添い続けた。
ちば先生は仕事場のアシスタントさん達にも温情深く、
早い段階から年金等の社会保障制度を整えておられたとか。
後年、反戦に向けた思いの強い作品を多く手がけられた印象。
「反戦」と「勲章」は相容れないようでもあるけれど、
ちば先生は、マンガ家や、マンガに携わる無数の人々を代表して受賞された。
偉大な業績に感謝。
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唐沢なをき先生の兄で、コラムニストの唐沢俊一氏が亡くなられた。
多分、TVとかで以前見た事ある方。
その訃報をなをき先生が発表されたのだけど、文面が凄絶。
「彼は俺に対して嘘、暴言、罵倒を繰り返してきて20年以上絶縁状態でした。
晩年は金の無心も酷かったです」と告白。
続けて「冷たく聞こえるかもしれませんがこの話はもうしたくないので
お悔やみの言葉はご遠慮願います」
(ネットニュースからのコピー)
しんしんと身に沁みる。
形は違うけど、私も姉とは30年近く絶縁状態だから。
家族の形は色々。
多分、TVとかで以前見た事ある方。
その訃報をなをき先生が発表されたのだけど、文面が凄絶。
「彼は俺に対して嘘、暴言、罵倒を繰り返してきて20年以上絶縁状態でした。
晩年は金の無心も酷かったです」と告白。
続けて「冷たく聞こえるかもしれませんがこの話はもうしたくないので
お悔やみの言葉はご遠慮願います」
(ネットニュースからのコピー)
しんしんと身に沁みる。
形は違うけど、私も姉とは30年近く絶縁状態だから。
家族の形は色々。
今朝T2からメッセージが届いて、開けてみたら、
何と、
遥か遥か昔の拙著が、タイのオークションサイトで売りに出されていたとか。
もう売れてしまったらしい。
T2は、また探して、買えたら送ってくれるって。
横溝正史原作「悪霊島」。
思い出深い、最初のコミックス。
画像が貼り付けてあって、
表紙はやはり印刷が荒く、色味が違う。
本編のページを開いた画像は、やはり、紙がやや黄ばんでいる。
でも、それを、タイの誰かがずっと持っていたんだなぁ。
文字は全部タイ語に訳されている。
角川でお仕事させていただいていた頃、
韓国や台湾の翻訳版の出版の話はあって、契約書にも署名した。
でも、印税は雀の涙以下で、実際に支払われたのかどうかも不明なくらい。
当時は、海賊版を防ぐ為に、どんなに安価でも、早めに海外版の発行をしていた。
ただし、
タイでの発行については聞いた事が無いので、
これは海賊版。
いやはや。
でも、何となく嬉しいよね、
海賊版であっても、読んでくれてる人がいるというのは。
本編画像を見ると、
丁寧に描いているのは伝わるけど、
やはり、コマ割りや画面構成がイマイチな感じ。
それでも、当時は必死だった。
何と、
遥か遥か昔の拙著が、タイのオークションサイトで売りに出されていたとか。
もう売れてしまったらしい。
T2は、また探して、買えたら送ってくれるって。
横溝正史原作「悪霊島」。
思い出深い、最初のコミックス。
画像が貼り付けてあって、
表紙はやはり印刷が荒く、色味が違う。
本編のページを開いた画像は、やはり、紙がやや黄ばんでいる。
でも、それを、タイの誰かがずっと持っていたんだなぁ。
文字は全部タイ語に訳されている。
角川でお仕事させていただいていた頃、
韓国や台湾の翻訳版の出版の話はあって、契約書にも署名した。
でも、印税は雀の涙以下で、実際に支払われたのかどうかも不明なくらい。
当時は、海賊版を防ぐ為に、どんなに安価でも、早めに海外版の発行をしていた。
ただし、
タイでの発行については聞いた事が無いので、
これは海賊版。
いやはや。
でも、何となく嬉しいよね、
海賊版であっても、読んでくれてる人がいるというのは。
本編画像を見ると、
丁寧に描いているのは伝わるけど、
やはり、コマ割りや画面構成がイマイチな感じ。
それでも、当時は必死だった。
今月発売の「芸術新潮」で、
萩尾望都先生のラフスケッチを紹介する特集が組まれたとの事。
買いに行かなけりゃ。
萩尾先生の鉛筆によるスケッチは美しい。
タブレットでお手軽に書かれた線とは違って、生の感触がある。
でも、
ふと思う。
最近の「芸術新潮」って、なんか違う。
「柔道」が「JUDO」になったように、
「芸術」が「ART」になったような。
萩尾先生が「芸術」として取り上げられて嬉しい反面、
「マンガ」が「芸術」と言われる面映さがある。
自分にとってはカタカナの「マンガ」であって、漢字の「漫画」でもなく、
「サブカルチャー」と呼ばれるのにも抵抗があった。
「マンガ」は、たとえ何歳になっても、子供の心を詰め込んだ、
キラキラした紙の束であって欲しい。
一方で、
売れ行き不振の「芸術新潮」は、
「ART」や「サブカルチャー」にも手を広げて、販路をキープしようとしている。
それは、「芸術」との離別の始まりのように見えて仕方ない。
萩尾望都先生のラフスケッチを紹介する特集が組まれたとの事。
買いに行かなけりゃ。
萩尾先生の鉛筆によるスケッチは美しい。
タブレットでお手軽に書かれた線とは違って、生の感触がある。
でも、
ふと思う。
最近の「芸術新潮」って、なんか違う。
「柔道」が「JUDO」になったように、
「芸術」が「ART」になったような。
萩尾先生が「芸術」として取り上げられて嬉しい反面、
「マンガ」が「芸術」と言われる面映さがある。
自分にとってはカタカナの「マンガ」であって、漢字の「漫画」でもなく、
「サブカルチャー」と呼ばれるのにも抵抗があった。
「マンガ」は、たとえ何歳になっても、子供の心を詰め込んだ、
キラキラした紙の束であって欲しい。
一方で、
売れ行き不振の「芸術新潮」は、
「ART」や「サブカルチャー」にも手を広げて、販路をキープしようとしている。
それは、「芸術」との離別の始まりのように見えて仕方ない。
意図的に脱税しようとしたわけではなく、事件発覚で判決の後、すぐに納めた。
気持ちはわからんではないよね。
お金の管理とか、マジ面倒臭いもん。
それに、何より、お金の事考えてたら、創作なんて出来ない。
でも、ご自宅の改装に使ったとか、色々あるみたいなんで、
大きなお金を使うことは使っちゃってたんだから、言い訳はし辛い。
それにしても、前回書いた通り、
出版社はどうしてたんだろうと思う。
加えて、この大ヒットの前だって、確定申告してなかったわけじゃあないだろう?
もしかして、ずっとしてなかったから、今回の事件に繋がった?
マンガ家がこんなにおバカさんだと世間に思われたら嫌だなぁ。
気持ちはわからんではないよね。
お金の管理とか、マジ面倒臭いもん。
それに、何より、お金の事考えてたら、創作なんて出来ない。
でも、ご自宅の改装に使ったとか、色々あるみたいなんで、
大きなお金を使うことは使っちゃってたんだから、言い訳はし辛い。
それにしても、前回書いた通り、
出版社はどうしてたんだろうと思う。
加えて、この大ヒットの前だって、確定申告してなかったわけじゃあないだろう?
もしかして、ずっとしてなかったから、今回の事件に繋がった?
マンガ家がこんなにおバカさんだと世間に思われたら嫌だなぁ。

