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マンガ家Mの日常
今朝T2からメッセージが届いて、開けてみたら、
何と、
遥か遥か昔の拙著が、タイのオークションサイトで売りに出されていたとか。
もう売れてしまったらしい。
T2は、また探して、買えたら送ってくれるって。

横溝正史原作「悪霊島」。
思い出深い、最初のコミックス。

画像が貼り付けてあって、
表紙はやはり印刷が荒く、色味が違う。
本編のページを開いた画像は、やはり、紙がやや黄ばんでいる。
でも、それを、タイの誰かがずっと持っていたんだなぁ。
文字は全部タイ語に訳されている。

角川でお仕事させていただいていた頃、
韓国や台湾の翻訳版の出版の話はあって、契約書にも署名した。
でも、印税は雀の涙以下で、実際に支払われたのかどうかも不明なくらい。
当時は、海賊版を防ぐ為に、どんなに安価でも、早めに海外版の発行をしていた。

ただし、
タイでの発行については聞いた事が無いので、
これは海賊版。

いやはや。

でも、何となく嬉しいよね、
海賊版であっても、読んでくれてる人がいるというのは。

本編画像を見ると、
丁寧に描いているのは伝わるけど、
やはり、コマ割りや画面構成がイマイチな感じ。

それでも、当時は必死だった。
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