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マンガ家Mの日常
1年ぶりに近い久々のジムでのレッスンで、筋肉痛。
二の腕から肩、背筋にかけて、普段使わない筋肉がグキグキしてる。
なまってたのね。
原稿にトーンを圧着させようと、ヘラで擦るにも、肩が軋んで痛い。


さて、
未納の原稿料について編集さんから電話連絡があって、
編集部での請求書の取り扱いの遅れによるものと判明。
振込は1ヶ月遅れになった。
まぁ、それくらい待てるけどね。
街金だったら、そろそろ利子が請求されるよ。

原稿料の振込を1ヶ月も待たせるんだったら、
原稿の締め切りも待てるよね。 なんてね。

会社として考えると、お金の事は本当は一大事なんだから、
気を引き締めてもらわないとね。

今、何故こういうシステムなのか分からない。
以前は請求書のやり取りなんか必要無かったし、それで問題無く振り込まれてた。
請求書なんて作るから、手続きがゴチャついてミスが発生するんじゃないのかな。


ハーレクインでは、1作毎に契約書の提出があった。
原稿作成の期間が長いから、そう度々になる訳でも無くて、
それ程面倒では無かったんだけど、
割といつも原稿の締め切りに近いタイミングで契約書を送ってくるから、
それは気持ち的にちょっとうっとおしく感じた。
編集者なら、そこんとこ、もうちょっと気を利かせて貰いたいもんです。




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作中の華道家、牧原のモデルとなった実在の前衛華道家について、
名前を失念してしまっていたので、ネット検索で調べてみました。

中川幸夫氏でした。

2012年、老衰で93歳で亡くなられていました。

パンフレットがどこかにある筈なんだけど、
多分、私が見た展示会は、2003年、銀座エルメスギャラリーの「中川幸夫展」。

確か、内田康夫先生の原作本の後書きに、中川氏について触れられていたので、
名前をインプットしていたところ、
コミック化に取り掛かる直前にTVでドキュメンタリーが放送されたり、
銀座で展示会があったりで、思いもよらないタイミングでした。

展示会の会場は広くはなく、
ラベンダーの花びらが一面に敷き詰められていたように記憶しています。

「華の下にて」で「花想」というタイトルで出ている牧原の作品は、
中川氏の代表作「花坊主」です。
原作の表現が「花坊主」そのものだったので、そのまま描きました。

あ、こういう場合、やっぱり著作権の問題とかあるとは思うんだけど、
まぁ、基本、原作通りなんで、
ややこしい事は内田先生のオフィスの方で何とかしてもらおう。


夢の無い話ですが、
自営業なんで、国民年金に加入しておりまして、
1昨年から、2年まとめての振込で僅かながら掛け金が安くなるとかで、
そのようにしてました。
引き落としが5月2日。
GWの間の平日にしっかり引き落とされている。

そして、原稿料。
本来ならば5月1日に入金される筈が、GWだからという事で、
こちらは何故か5月11日入金予定との連絡。
何でそんなに遅れるの?

まぁ、仕方無いんで、待つ事にして、
それで、さっき通帳記入で確認したら、入金の記載が無い。

通常の入金日を変更したから、経理で何らかのミスが生じたのね、多分。

困ったもんです。

滅多な変更などせずに、
公金同様、5月2日に手配が完了するようにしておけば良いのに。

仕上げのアシスタントさんはその時々で替わる事が多いので、
この原稿の時、誰だったかは分からない。
古い金銭出納帳を見返せば、領収書とか残っているんで、分かるかもだけど。

まぁ、そこまで探求する事ではないんだけど、
この時のアシスタントさん、ホワイト修正がこんもりしてる。
そんなにたっぷりホワイト乗せなくても良いんだけどな。
むしろ、邪魔。

原稿がホワイトだらけで、見ていて悲しくなる。
試しにこそぎ落としてみると、元は小さな薄い汚れで、
こんなに塗らなくても十分カバー出来る。

こんもり山のようにホワイトが乗ってると、
段差の部分が影になって印刷に出るかもしれないし、
トーンを貼った時に、トーンが浮いちゃったり、削りで引っかかっちゃったりする。

カバー出来れば良いでしょ、というもんではなくて、
適切な分量で綺麗に仕上げるのが良い。


GW明けからマンションの大規模修繕工事が始まりました。
足場が組まれ、防護用のシートがかけられ、日が遮られて日中も薄暗いです。
1年を通して一番気候の良いこの時期に、何で工事を始めるんだか。

そんな中、粛々と原稿の加筆補正作業を進めています。

週間天気予報は雨とあった筈が、ここ暫く好天に恵まれ、
部屋が暗い事もあって、ジョギングに出る日々を送っていたら、
日を追う毎に走りが軽やかになって調子が良いのだけど、
やっぱり疲れちゃって、仮眠時間が長引き、当然ながら原稿が進まない。
さすがにジョギングも暫く控えなきゃ。
身体絞りたいんだけどなぁ。

予想していたより原稿が白かったんで、
ホワイト修正の他、背景を少し描き足し、トーンを貼り足し、しています。

普通に原稿を描く時は、
下描き、人物のペン入れ、背景、消しゴム、ベタ、ホワイト、トーン、
といった具合に流れ作業的に進めています。
その方が効率が良いの。

ところが、修正となると、細かい作業を並行してやらなければならなくて、
1枚1枚違った作業をするのが、結構面倒。
何でもそうなんだけど、一つのまとまった事に集中する方が楽なのよね。

仕事以外の細かい雑用もまだいくつか残ってて、
そういうのも集中を妨げる原因になって、困りモノ。