英国在住の友人夫妻からのお仕事。
趣味の旅行のブログを開設するにあたって、
夫妻をマンガの絵にしたようなアイコンを入れたい、との事。
マンガだから、サラサラっと描けるだろうと、彼女は思ったみたいだったんだけど、
土台が無いところにいきなり家を建てるのは、やっぱり手がかかるもんです。
キャラクターの絵作りから始まって、微妙な調整を施しつつ、
着彩の様子も見つつ、
いつもお仕事で組ませてもらってるデザイナーさんに
デジタル処理の相談をしつつ。
再録原稿の修正の仕事もずっと抱えていたので、締め切りがある仕事が優先。
何やかやで取り掛かりも遅くなり、小さなプレッシャーが積もりつつある中、
ようやく今日、元絵をデザイナーさんに渡して、私の持ち分の仕事は完了。
10枚程のイラストだけど、完了するとホッとする。
今日は同時に、これまで手掛けたIT企業マンガの次回作の打ち合わせもしました。
諸般の事情があって、やや長めの枚数になるので、この夏はそちらにつきっきり?
こうしたイレギュラーのお仕事はそれなりに楽しさもあるし、
IT社長さんはこちらの希望に応じた原稿料を出して下さるので、とっても有難い。
でも、やはりそろそろ商業誌の仕事、新作にシフトしたい。
趣味の旅行のブログを開設するにあたって、
夫妻をマンガの絵にしたようなアイコンを入れたい、との事。
マンガだから、サラサラっと描けるだろうと、彼女は思ったみたいだったんだけど、
土台が無いところにいきなり家を建てるのは、やっぱり手がかかるもんです。
キャラクターの絵作りから始まって、微妙な調整を施しつつ、
着彩の様子も見つつ、
いつもお仕事で組ませてもらってるデザイナーさんに
デジタル処理の相談をしつつ。
再録原稿の修正の仕事もずっと抱えていたので、締め切りがある仕事が優先。
何やかやで取り掛かりも遅くなり、小さなプレッシャーが積もりつつある中、
ようやく今日、元絵をデザイナーさんに渡して、私の持ち分の仕事は完了。
10枚程のイラストだけど、完了するとホッとする。
今日は同時に、これまで手掛けたIT企業マンガの次回作の打ち合わせもしました。
諸般の事情があって、やや長めの枚数になるので、この夏はそちらにつきっきり?
こうしたイレギュラーのお仕事はそれなりに楽しさもあるし、
IT社長さんはこちらの希望に応じた原稿料を出して下さるので、とっても有難い。
でも、やはりそろそろ商業誌の仕事、新作にシフトしたい。
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気になる記事があったので、
旅行に行く空港の売店で、雑誌をめくった。
萩尾望都先生の名前があの「週刊文春」に登場とは。
見出しから、悪い内容ではないとは分かるので、特に不安はなかったけれど。
5月、週刊的に見てしまうケータイニュースで、
萩尾先生が約40年ぶりに「ポーの一族」の続編を執筆、とあった。
予告イラストも載っている。
当然、気になった。
もうずっと雑誌を購入していなかったけど、買ってみたくなった。
でも、発行予定日の月末頃は仕事で忙しかったりして、買い忘れたままになった。
何が何でも買うぞ、と、昔なら思った筈なんだけど、そうしなかった。
以前にも少し書いたかもしれないけど、私にとって
「ポーの一族」は「小鳥の巣」までで終わってる。
あの時期の萩尾先生の作品は、ひとコマひとコマ、線の1本1本に詩情があり、
有機的な人物と世界が強く胸に響いて来た。
奇跡のような時代。
その後描かれた作品は、絵柄も語り口も変化しており、別物に感じられてしまった。
萩尾先生自身、読者の要望に応える為に自己模倣的になっていたり、
マンガ全体の流行り廃りで絵柄を調整していかなければならなかったり、
様々な苦悩の結果だとは思えるけど。
それから更に40年近く経っての続編なのだから、原型を留めている筈も無い。
今、何故「ポーの一族」なのか?
おそらく、萩尾先生も年齢的に遠く無い将来の引退を意識されて、
原点回帰に踏み切られたのだろう。
ストーリーが長くなって、更に続編が描かれるとの事で、
その後にコミックスが出たら買って読んでみようか。
子供時代の大切な思い出が崩れる怖れも感じつつ。
「文春」の記事は、特に注目する内容は無かった。
萩尾先生のコメントも、雑誌からの転載らしい。
記事の中で、下世話ながら、部数について書かれた箇所が目に止まった。
掲載雑誌は通常3万5千部発行で、その月だけは5万部発行した。
それでも売り切れが相次ぎ、更に1万5千部程度増刷された。
雑誌の増刷は滅多に無い。
「ポーの一族」の根強いファンが多く眠っていた証。
とは言え、
雑誌のタイトルを変えたり、ラインナップを大きく変更したり、
かなりテコ入れされて来た筈なのに、
大手の小学館でも、この部数なのか、と少し寂しくなった。
旅行に行く空港の売店で、雑誌をめくった。
萩尾望都先生の名前があの「週刊文春」に登場とは。
見出しから、悪い内容ではないとは分かるので、特に不安はなかったけれど。
5月、週刊的に見てしまうケータイニュースで、
萩尾先生が約40年ぶりに「ポーの一族」の続編を執筆、とあった。
予告イラストも載っている。
当然、気になった。
もうずっと雑誌を購入していなかったけど、買ってみたくなった。
でも、発行予定日の月末頃は仕事で忙しかったりして、買い忘れたままになった。
何が何でも買うぞ、と、昔なら思った筈なんだけど、そうしなかった。
以前にも少し書いたかもしれないけど、私にとって
「ポーの一族」は「小鳥の巣」までで終わってる。
あの時期の萩尾先生の作品は、ひとコマひとコマ、線の1本1本に詩情があり、
有機的な人物と世界が強く胸に響いて来た。
奇跡のような時代。
その後描かれた作品は、絵柄も語り口も変化しており、別物に感じられてしまった。
萩尾先生自身、読者の要望に応える為に自己模倣的になっていたり、
マンガ全体の流行り廃りで絵柄を調整していかなければならなかったり、
様々な苦悩の結果だとは思えるけど。
それから更に40年近く経っての続編なのだから、原型を留めている筈も無い。
今、何故「ポーの一族」なのか?
おそらく、萩尾先生も年齢的に遠く無い将来の引退を意識されて、
原点回帰に踏み切られたのだろう。
ストーリーが長くなって、更に続編が描かれるとの事で、
その後にコミックスが出たら買って読んでみようか。
子供時代の大切な思い出が崩れる怖れも感じつつ。
「文春」の記事は、特に注目する内容は無かった。
萩尾先生のコメントも、雑誌からの転載らしい。
記事の中で、下世話ながら、部数について書かれた箇所が目に止まった。
掲載雑誌は通常3万5千部発行で、その月だけは5万部発行した。
それでも売り切れが相次ぎ、更に1万5千部程度増刷された。
雑誌の増刷は滅多に無い。
「ポーの一族」の根強いファンが多く眠っていた証。
とは言え、
雑誌のタイトルを変えたり、ラインナップを大きく変更したり、
かなりテコ入れされて来た筈なのに、
大手の小学館でも、この部数なのか、と少し寂しくなった。
旅行中に見本誌が届いていて、エントランスの宅配ボックスに入れられていました。
「横山大観殺人事件/後半」が再録された「このミステリーが面白い!」発売中。
原作小説の性質上、一挙掲載の方が話しが分かり易い、と言うか、
一気に読まないと、話が分からなくなる可能性があって、
こうした分割の掲載はどうなのかなぁ、と思うのだけど、
内田康夫作品では岡部警部シリーズは知名度が低いので、おそらく、
別の方が描かれた浅見光彦シリーズと併載という形になったのでしょう。
雑誌の表紙を見ても、内田先生の名前よりも、浅見光彦の表記が大きい。
そして、目次にはマンガ家の名前は極小さくしか書かれていない。
頑張って書いた身としては、寂しい感じがします。
浅見光彦が独り立ちして、
金田一耕助やシャーロック・ホームズのような存在に成ったとも言えますね。
とは言え、金田一やホームズシリーズに比べると、
優等生の社会派ストーリー的で、スペクタクルな面白さに欠けるきらいは拭えず、
こうした企画を続ける事に疑問が生じます。
マンガ雑誌なので、マンガの面白さで読ませる事を第一に、
マンガ家が頑張らなければなりませんね。
「横山大観殺人事件/後半」が再録された「このミステリーが面白い!」発売中。
原作小説の性質上、一挙掲載の方が話しが分かり易い、と言うか、
一気に読まないと、話が分からなくなる可能性があって、
こうした分割の掲載はどうなのかなぁ、と思うのだけど、
内田康夫作品では岡部警部シリーズは知名度が低いので、おそらく、
別の方が描かれた浅見光彦シリーズと併載という形になったのでしょう。
雑誌の表紙を見ても、内田先生の名前よりも、浅見光彦の表記が大きい。
そして、目次にはマンガ家の名前は極小さくしか書かれていない。
頑張って書いた身としては、寂しい感じがします。
浅見光彦が独り立ちして、
金田一耕助やシャーロック・ホームズのような存在に成ったとも言えますね。
とは言え、金田一やホームズシリーズに比べると、
優等生の社会派ストーリー的で、スペクタクルな面白さに欠けるきらいは拭えず、
こうした企画を続ける事に疑問が生じます。
マンガ雑誌なので、マンガの面白さで読ませる事を第一に、
マンガ家が頑張らなければなりませんね。
一つ前の記事を修正しようとして管理ページを見たら、
既に3502回でした。
この記事で3503回。
とっても中途半端でごめんなさい。
多分、もう、回数に対しての緊張感がなくなって来ている。
イチローもこんな気分?
...って、違うか。
4000回の時はさすがに気をつけなきゃ。
既に3502回でした。
この記事で3503回。
とっても中途半端でごめんなさい。
多分、もう、回数に対しての緊張感がなくなって来ている。
イチローもこんな気分?
...って、違うか。
4000回の時はさすがに気をつけなきゃ。
宅配業者のインターホンで起こされる。
明け方近くまで本を読んでいて、昼まで寝ていたので、
宅配業者は何も悪く無いです。
出版社からの封書。
作家から出版社に対して出す原稿料の請求書を、出版社が代理で作成して、
それを出し直す、という例のヤツ。
最初は、2部来て、1部を返送する形だったんだけど、
少し前から、1部だけ来て、押印してFAXで送るんで良くなった。
FAXなら、押印って意味無いような気もするけど。
次回からは請求書のやり取りも無くすって。
元々やってなかった事だったからね。
事務手続き上、本当に必要ならやるべきだし、そこはこっちもちゃんと対応する。
でも、必要無い事なら、手間かけたく無い。
出版社の方で設定した原稿料に従うだけなんで、
作家側からの請求書なんて、有名無実。
作家側が金額を設定したようにしたいのかな?
そうして良いんなら、もっとマシな金額で設定するよ。
それにしても、
これ、わざわざ宅配業者に依頼する程のものなのかな?
前日には原稿の受け取りの人が来たんだから、
その人に託して、その場でザッと確認して押印して返す、というので良いのでは?
小さな封書とはいえ、宅配で出したら何百円か取られる筈。
郵便だって切手代82円かかる訳で、82円あればちょっとしたお菓子が買える。
明らかに経費の無駄遣い。
ちょっと気を効かせれば節約出来るのに。
何故、そうなっちゃうか。
会社だから。
所謂経費ってものが会社の予算に設定されていて、会社員はその範囲で賄う。
そりゃ構わないんだけど、予算の枠があるんで、
予算の枠内なら無駄遣いでも使いたい放題。
所詮会社が出すお金だと思ってるから、節約精神が働かない。
作家のような自営業者の場合、経費を計上して、節税する。
でも、元の出費は個人のお金だから、
経費といえども、無駄遣いしないよう必死で節約を考える。
会社員も、自分のお給料から経費を賄うシステムにすれば、
考え方が変わって来るだろうにね。
ホイホイ使ってる会社の封筒だって、自腹で買うとなったら、
何十円かでも使わずに済むよう気を使うだろう。
こういう経費って、要は、消費者におっかぶされてるんだよね。
会社の予算だから、その分商品の値段に反映されて来る訳で。
サラリーマンの甘さ。
予算のマジック。
その成れの果てが、公共事業費だったり、
豪遊都知事だったりする。
明け方近くまで本を読んでいて、昼まで寝ていたので、
宅配業者は何も悪く無いです。
出版社からの封書。
作家から出版社に対して出す原稿料の請求書を、出版社が代理で作成して、
それを出し直す、という例のヤツ。
最初は、2部来て、1部を返送する形だったんだけど、
少し前から、1部だけ来て、押印してFAXで送るんで良くなった。
FAXなら、押印って意味無いような気もするけど。
次回からは請求書のやり取りも無くすって。
元々やってなかった事だったからね。
事務手続き上、本当に必要ならやるべきだし、そこはこっちもちゃんと対応する。
でも、必要無い事なら、手間かけたく無い。
出版社の方で設定した原稿料に従うだけなんで、
作家側からの請求書なんて、有名無実。
作家側が金額を設定したようにしたいのかな?
そうして良いんなら、もっとマシな金額で設定するよ。
それにしても、
これ、わざわざ宅配業者に依頼する程のものなのかな?
前日には原稿の受け取りの人が来たんだから、
その人に託して、その場でザッと確認して押印して返す、というので良いのでは?
小さな封書とはいえ、宅配で出したら何百円か取られる筈。
郵便だって切手代82円かかる訳で、82円あればちょっとしたお菓子が買える。
明らかに経費の無駄遣い。
ちょっと気を効かせれば節約出来るのに。
何故、そうなっちゃうか。
会社だから。
所謂経費ってものが会社の予算に設定されていて、会社員はその範囲で賄う。
そりゃ構わないんだけど、予算の枠があるんで、
予算の枠内なら無駄遣いでも使いたい放題。
所詮会社が出すお金だと思ってるから、節約精神が働かない。
作家のような自営業者の場合、経費を計上して、節税する。
でも、元の出費は個人のお金だから、
経費といえども、無駄遣いしないよう必死で節約を考える。
会社員も、自分のお給料から経費を賄うシステムにすれば、
考え方が変わって来るだろうにね。
ホイホイ使ってる会社の封筒だって、自腹で買うとなったら、
何十円かでも使わずに済むよう気を使うだろう。
こういう経費って、要は、消費者におっかぶされてるんだよね。
会社の予算だから、その分商品の値段に反映されて来る訳で。
サラリーマンの甘さ。
予算のマジック。
その成れの果てが、公共事業費だったり、
豪遊都知事だったりする。