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マンガ家Mの日常
昨日、記事を書いた(大した内容じゃないけどね)のですが、
「公開する」をクリックしたものの、グルグル回るばっかりで、
ちゃんと投稿されませんでした。
バレンタインデーだったから、ネットが混雑していたのかな。
残念。
iPhoneからだったら投稿出来たかな。

記事は消えちゃった。
まぁ、大した記事じゃなかったから良いけど。

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ネットの記事で訃報に遭遇。

ご冥福をお祈り申し上げます。


接点が無く、作品もタイトルを知るのみだったもので、
ペンネームのイメージから、もっと若くてゴツイ感じの人を想像していた。
顔写真を拝見すると、文士のような風貌。


享年69歳。
現代人としてはまだまだ若い年齢。
マンガ家の寿命は60歳と言われてたりする。
連載を抱えて、座りっぱなしで仕事していたら、必ず身体のどこかにガタが来る。
早死にしたい人などいる筈も無いけれど、
作家として納得いく活動をしたいと願えば、命を縮める覚悟も必要。


このブログに以前も書いたと思うけど、
母が他界した時、人生のバランスの取り方について考えた。
当時はまだワークライフバランスなんていう言葉は無かったけど。

将来への不安から、ひたすら仕事に邁進するのが良しとされていた。
でも、いきなり命を落としたら、悲し過ぎる。

友人と会って過ごす時間、たまのほんのちょっとだけ贅沢な食事。
子供の頃からの憧れだったテニスも始められた。
同じく、憧れ続けた、海外旅行、コンサート。
仕事と関連付けるも良し、切り離すも良し。

人生は有限で、どう配分するか。



数日前に表紙のカラー原稿を仕上げて、デザイナーさんに渡して、
私の持分の仕事は完了。

その後、企画が少し変更になって、
これまで作った3部の小冊子と今回分とをまとめて、全92ページ分、
ややしっかりした冊子にする事になった。
装丁の都合上、描いたばかりのカラーは白黒で中扉になっちゃった。


大手の通信機器会社の営業の方全員に渡す手筈になっていて、
全部で5000部印刷するとか。
コミックスで5000部ってのはそこそこの部数だと言える。
随分本格的になってきた。

デジタル処理の際に文言の追加とか、ページの調整とか、
ITサービスの説明として古くなったものの変更とか色々あって、
デザイナーさんも今回はとても手間がかかったみたい。
スクリーントーンの調整もして頂いた。


諸々の作業が完了し、めでたく印刷所に入稿。

企業関連で、サービスや仕事の内容についてのマンガ冊子作成や、イラスト等、
お話を伺う事は度々あるけど、
必ずしも皆さんそれ程本気では無かったりして、
時間を作って打ち合わせに出向いても、仕事にならない事ばかり。

やる気を持って仕事を進めてくれたのはこちらの会社だけ。

見本本の余分をいただけると思うので、
このブログの記念回の時のプレゼント企画にしようと思います。


一人で粛々と作業を続け、ようやく本編終了。

デザイナーさんに原稿を渡して来ました。

めでたしめでたし。

やたらモブシーンが多かったりして、シンドイ仕事だった。

まだカラー表紙が残ってるけど、明日は少し休む。

年を越せる目処がついたかな。


ジワジワと遅れが出てしまうので、
仕上げにもう一人アシスタントさんをお願いしようと思ったのだけど、
馴染みのアシスタントさん達の都合がつかない。
急な事なんで無理もないか。

ある程度近場で来てもらえるメンツは限られる。
そのうちの一人はどうやらメルアドが変わったらしく、
送ったメールが戻って来てしまった。
長らく連絡取ってないとこういう事もある。