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マンガ家Mの日常
人気女性マンガ家と専業主夫というご夫婦がTVで紹介されていたので見てみた。
このご夫婦は以前もTVで紹介された事があるので覚えている。

専業主夫はさておき。

少しだけ仕事中の風景が映し出された。

アシスタントさんが2名入って仕上げをしてるんだけど、
未だに卓袱台みたいな小さいテーブルに2人で向かい合って座って仕事してる。
10年くらい前?このマンガ家さんが新居を購入された時に
TVでご自宅紹介みたいなコーナーがあって、
仕事部屋の様子が映されると、アシスタントさんは同じ卓袱台仕事だった。
その時から変わっていないんだろう。

フワッとした白っぽい画面で描き込みが少ないから、
アシスタントさんが長期間入る必要も無くて、それで簡単な卓袱台なんだろう。
でも、連載2本持ってるそうだから、月々それなりの日数はかかる筈。

仕事場のセッティングは人それぞれ。
基本的にはそのマンガ家さんの仕事量で自ずと決まってくる。
収入や、仕事場を作ったタイミング、後はセンスかな。

デビューして間もない頃は私自身卓袱台的な机で仕事していたし、
アシスタントさんにも簡単な座り机しか用意出来なかった。
他の若手のマンガ家さんの仕事場に行っても同様。
ちょっと大きめのテーブルで2〜数名仕事するケースもあるけど、
それだと、消しゴムかけとかでテーブルが揺れて、作業にならない。

今は2名分の机と椅子をあって、雇用日程が上手く回ればそれで十分なのだけど、
アシスタントさんの日程の都合とかで3、4名被る時は、
短期間の人に座り机に着いてもらうようにしている。
座り机の方が身体への負担があって、
腰痛持ちのアシスタントさんは、座り机だと仕事に入ってくれない人もいる。

さて、今回のマンガ家さん、
ベテランの域にあると言っても良い方だし、高収入の筈なので、
レギュラーのアシスタントさん達には個別の仕事机と椅子を用意してあげて欲しい。
彼女達、先生との関係性で言わずにいるけど、我慢してるんだと思うよ。

個人的には、
先生とアシスタントさんで仕事場の待遇に大きく上下の差をつけられているのが、
見ていてちょっと物悲しい。

すみません、
他所の仕事場に口を挟んでしまいました。

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