「ウルトラマン」等、特撮ヒーローのマンガを多く手がけた、パイオニアの1人、
一峰大二先生が亡くなられた。84歳。
当時の少年誌を読んでいなかったので、作品に接する機会は無かった。
当時の特撮世代の少年達は、一峰先生の表現力豊かでリアルな描写に、
ウルトラヒーローを間近に感じ、心を躍らせていた事だろう。
ご冥福をお祈りします。
一峰大二先生が亡くなられた。84歳。
当時の少年誌を読んでいなかったので、作品に接する機会は無かった。
当時の特撮世代の少年達は、一峰先生の表現力豊かでリアルな描写に、
ウルトラヒーローを間近に感じ、心を躍らせていた事だろう。
ご冥福をお祈りします。
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少女マンガの黎明期から活躍されたレガシーの1人、
花村えい子先生が多臓器不全で息を引き取られた。91歳。
早い頃から、しっとりした大人の絵柄で、
子供の読者だった自分とっては、少し距離があった。
年代が違えば、もっと踏み込んで読めたかもしれない。
ベテランの男性編集者からの信頼の厚い方だった。
中高年男性に受ける要素を持っておられたという事か。
少女マンガの枠に留まらず、再評価される時かもしれない。
花村えい子先生が多臓器不全で息を引き取られた。91歳。
早い頃から、しっとりした大人の絵柄で、
子供の読者だった自分とっては、少し距離があった。
年代が違えば、もっと踏み込んで読めたかもしれない。
ベテランの男性編集者からの信頼の厚い方だった。
中高年男性に受ける要素を持っておられたという事か。
少女マンガの枠に留まらず、再評価される時かもしれない。
コミックス全23巻が完結し、現在までの累計発行部数が1億2千万部突破。
劇場版アニメは興行収入300億円間近で、
「千と千尋の神隠し」を抜いて、日本で公開された映画の興行収入歴代1位目前。
記録づくめの大ヒット作品。
ごめんなさい、コミックス読んでなくて、TVアニメも映画も観ていない。
でも、新聞の1面広告の絵を見るだけでも、
作者の姿勢が伝わる、良い作品だと思えます。
マンガ作品が広く受け入れられるのは、同業の末尾としても、とても嬉しい。
ただ、1つの作品だけに読者や観客が集中してしまうのは、どうなんだろうか。
日本人って、皆して流行りものを追いかける人種だというだけなのかもしれない。
マンガに限らず、
流行が1つの物に極端に集中すると、同業他社が圧迫される事にも繋がり、
また、ブームが去った後の反動が怖い。
構造的に、紙媒体が売れるよう、出版社は策を練らなければ。
余談だけど、
「ジャンプ」系列で大ヒットを飛ばした後は、その作家にとっても怖い。
ヒット作のイメージから抜けられず、苦境に陥るケースも多い。
その点で、作者の方は、早めに完結させたのは、とても賢明だと思う。
劇場版アニメは興行収入300億円間近で、
「千と千尋の神隠し」を抜いて、日本で公開された映画の興行収入歴代1位目前。
記録づくめの大ヒット作品。
ごめんなさい、コミックス読んでなくて、TVアニメも映画も観ていない。
でも、新聞の1面広告の絵を見るだけでも、
作者の姿勢が伝わる、良い作品だと思えます。
マンガ作品が広く受け入れられるのは、同業の末尾としても、とても嬉しい。
ただ、1つの作品だけに読者や観客が集中してしまうのは、どうなんだろうか。
日本人って、皆して流行りものを追いかける人種だというだけなのかもしれない。
マンガに限らず、
流行が1つの物に極端に集中すると、同業他社が圧迫される事にも繋がり、
また、ブームが去った後の反動が怖い。
構造的に、紙媒体が売れるよう、出版社は策を練らなければ。
余談だけど、
「ジャンプ」系列で大ヒットを飛ばした後は、その作家にとっても怖い。
ヒット作のイメージから抜けられず、苦境に陥るケースも多い。
その点で、作者の方は、早めに完結させたのは、とても賢明だと思う。
昨夜、ふとTVを点けたら、WOWOWのドキュメンタリー番組で、
SFイラストの巨匠シド・ミードの特集を放送していた。
大分前に放送したもののアンコールらしい。
気付くのが遅れて、録画し損なった。
よくぞここまでの協力を取り付けたものだと思う。
シド・ミードがイラストを描くプロセスを撮影。
アイデアの出し方に始まって、ラフスケッチを重ねる。
イメージに沿うデッサンをスキャンして、
パソコン画面上でパーツを修正しながら組み合わせていく。
構図が決まったら、紙にペンでトレースして、
その上からコピックで彩色し、全体の陰影のバランスを整える。
次は、1/4程度の大きさの紙に絵の具で彩色して、色を決定していく。
その後、ようやく本番の用紙に描く。
撮影当時、既にかなりご高齢のようだったが、確かな筆致は見事。
パーツを組み合わせる形で画面構成をしている為、
一般的な絵画と違い、焦点が全体に散らばって、自然なものの見方ではなくなる。
要素が多過ぎて、うるさい画面になるのも特徴。
しかしながら、それがシド・ミードのこだわりなのだろう。
細部にまで目をやり、世界全体を作り上げる。
約束された未来がそこにあるかのように。
SFイラストの巨匠シド・ミードの特集を放送していた。
大分前に放送したもののアンコールらしい。
気付くのが遅れて、録画し損なった。
よくぞここまでの協力を取り付けたものだと思う。
シド・ミードがイラストを描くプロセスを撮影。
アイデアの出し方に始まって、ラフスケッチを重ねる。
イメージに沿うデッサンをスキャンして、
パソコン画面上でパーツを修正しながら組み合わせていく。
構図が決まったら、紙にペンでトレースして、
その上からコピックで彩色し、全体の陰影のバランスを整える。
次は、1/4程度の大きさの紙に絵の具で彩色して、色を決定していく。
その後、ようやく本番の用紙に描く。
撮影当時、既にかなりご高齢のようだったが、確かな筆致は見事。
パーツを組み合わせる形で画面構成をしている為、
一般的な絵画と違い、焦点が全体に散らばって、自然なものの見方ではなくなる。
要素が多過ぎて、うるさい画面になるのも特徴。
しかしながら、それがシド・ミードのこだわりなのだろう。
細部にまで目をやり、世界全体を作り上げる。
約束された未来がそこにあるかのように。
ネットニュースから。
「ドカベン」「野球狂の詩」等、
数々の野球マンガの金字塔を打ち立てて来た巨匠、水島新司先生が、
今月1日をもっての引退宣言をされた。
81歳。画業63年間。
「ドカベン」「野球狂の詩」等、
数々の野球マンガの金字塔を打ち立てて来た巨匠、水島新司先生が、
今月1日をもっての引退宣言をされた。
81歳。画業63年間。

