昨夜9時半頃、電話のベルが鳴り、見慣れない番号に一瞬おののく。
恐る恐る電話に出ると、ハーレクインの編集者でした。
「ウェディング・ナイト」が韓国でデジタル配信される事になり、
性表現の部分で画面に修正が入ったので、確認して欲しいとの話。
どうやら、事後承諾で、韓国側が既に変更した箇所については、
今からでは修正はさせて貰えないらしい。
そういう事って、配信する作品を選定する段階でとか、
事前に連絡があって然るべきと思うんだけど。
で、おそらく、現状では、マンガ家側に収益は殆ど見込めない。
「殆ど」って言ったらね、数万円とかじゃなくて、
数十円とか、限りなく0に近いか、0でも不思議ではない。
夜9時を回っていて、PC画面を観るのがシンドかったし、
収入にならない状況ではもはや仕事とも言えず、気力を奮い立たせるのが難しい。
編集さんの声も暗くて、変更箇所に不安があって、見るのが余計辛くなって、
とりあえず、今日まで待ってから画面を開く事にした。
変更は思っていた程には酷くはなく、まぁ、許容範囲。
とは言え、依然問題は残る。
文字通り、心血注いだ作品を一方的に変更されるのには、やはり納得いき難い。
作品の制作を担った日本側の出版社が、どうして主導権を取れないのか。
そして、マンガ家が収入を全く見込めない状況で、ビジネスと呼べるのか。
一般的な企業だったら、とっくに撤退しているんではなかろうか。
編集者の言う通り日本国内でハーレクインコミックが既に下降している状況では、
海外進出しても、先細りなだけではないだろうか。
本社のハーパー・コリンズは、出版社としては最大手なのに、
日本の出版社の戦略がまるで見えて来ない。
残念ながら、元のハーレクイン小説自体が、読み捨てのペーパーバックで、
小説としての出来が中途半端で、
それを自転車操業的に大量にコミック化して、
小説家もマンガ家も消耗が激しい。
編集者も...、放り出したマンガ家に、追い打ちをかけるような
悪条件の話を連絡しなけらばならなくて、面倒で、気まずくて、声も暗くなる。
海外進出は、喜ばしい事だった筈なのに。
恐る恐る電話に出ると、ハーレクインの編集者でした。
「ウェディング・ナイト」が韓国でデジタル配信される事になり、
性表現の部分で画面に修正が入ったので、確認して欲しいとの話。
どうやら、事後承諾で、韓国側が既に変更した箇所については、
今からでは修正はさせて貰えないらしい。
そういう事って、配信する作品を選定する段階でとか、
事前に連絡があって然るべきと思うんだけど。
で、おそらく、現状では、マンガ家側に収益は殆ど見込めない。
「殆ど」って言ったらね、数万円とかじゃなくて、
数十円とか、限りなく0に近いか、0でも不思議ではない。
夜9時を回っていて、PC画面を観るのがシンドかったし、
収入にならない状況ではもはや仕事とも言えず、気力を奮い立たせるのが難しい。
編集さんの声も暗くて、変更箇所に不安があって、見るのが余計辛くなって、
とりあえず、今日まで待ってから画面を開く事にした。
変更は思っていた程には酷くはなく、まぁ、許容範囲。
とは言え、依然問題は残る。
文字通り、心血注いだ作品を一方的に変更されるのには、やはり納得いき難い。
作品の制作を担った日本側の出版社が、どうして主導権を取れないのか。
そして、マンガ家が収入を全く見込めない状況で、ビジネスと呼べるのか。
一般的な企業だったら、とっくに撤退しているんではなかろうか。
編集者の言う通り日本国内でハーレクインコミックが既に下降している状況では、
海外進出しても、先細りなだけではないだろうか。
本社のハーパー・コリンズは、出版社としては最大手なのに、
日本の出版社の戦略がまるで見えて来ない。
残念ながら、元のハーレクイン小説自体が、読み捨てのペーパーバックで、
小説としての出来が中途半端で、
それを自転車操業的に大量にコミック化して、
小説家もマンガ家も消耗が激しい。
編集者も...、放り出したマンガ家に、追い打ちをかけるような
悪条件の話を連絡しなけらばならなくて、面倒で、気まずくて、声も暗くなる。
海外進出は、喜ばしい事だった筈なのに。
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