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マンガ家Mの日常
ネットニュースで知る。

少年誌ラブコメの草分け的作家の1人。

柳沢きみお先生のアシスタントをされていて、
村生先生のデビュー後には確執も聞かれたけど、実際はどうだったんだろう。
同じラブコメ路線でぶつかったとかいうような話だった。

死因はまだ公表されていなかった。
69歳で、連載も抱えておられたそうなので、何か突発的な症状だったのかな。

ご冥福をお祈りします。


子供の頃、或いは自分のデビュー前に、
よく読んでいた作家さん達の訃報が次々聞かれるのが寂しい。
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平成から令和のITネイティブ、Z世代と呼ばれる子達には
想像がつかないだろうけど、
戦後日本、昭和の一般家庭は貧しかった。

貧しいというだけでなく、時代的に、当然PCやスマホは無かった。
それらはSFの世界。
一般的な家庭に冷蔵庫とごく初期の洗濯機、
それと室内アンテナの白黒TVがようやく普及して来た時代。
沖縄はまだアメリカの占領下にあって、中国とは国境が無かった。
女性はようやく参政権を得たけれど、
女子で4年制大学に行けるのは限られた富裕層のみ。
ハワイが夢の地で、海外旅行もまだまだ遠かった。
小学校では脱脂粉乳を飲み、ピザもハンバーガーもまだ映画の中の食べ物。

そんな子供時代。
小さな白黒TVの中で動くアニメのオバQに夢中にならずにいられようか。

オバQを迎え入れたのは庶民的な家庭。
オバQは美少年でもなければ、敵を倒すスーパーパワーも小道具も持っていない。
透明になる事が出来たように記憶しているけど、それだけ。
ほぼ、ただ飯喰らいの居候。
巨大怪獣もロボットも攻めては来ない。
親に虐待された悲惨な過去も無い。
平和な一家との平和な日常。
その中でのオバQの存在の意味は何だったんだろうか。

(続く。)

1996年に先立ったF先生から26年の時を経て、
A先生も旅立たれた。



今日は少し疲れていて、落ち着いて記事を書けません。
昭和世代の子供達に夢を与えてくれた先生達への追悼の言葉は、
明日、改めてしっかりと書きたいと思います。

2021年度分確定申告の書類を提出。

前年の控えを参考にして、大方記入し、
分かり難い所だけは青色申告会の税理士さんに指導を受けながら記入。
今年から押捺とか不要になって、面倒が少しずつ軽減されていっている。
そういうのはマイナンバーのおかげなのかもしれない。

税務署に提出して、完了。
肩の荷が降りて、脱力感。


お金の話は面倒だけど、社会生活を営む上では逃れられない。

不意にネットニュースにお知らせが現れた。

萩尾望都先生のSF作品を主体とした原画展が横手市の美術館で開催される。

少し前、関東近郊の何処かで開催されるというお知らせを見て、
是非行きたいと思っていたのだけど、その頃からなんだかコロナが怪しくなって、
ウカウカしている間に行きそびれた。
コロナ禍で開館していたのかなぁ。

まだまだコロナ禍は終息していないけど、
政府の蔓延防止も縮小されて、ボチボチ催し物とかに行っても良い感じかな。

SF原画展は2016年に武蔵野のどこかの美術館を皮切りに
全国各地を巡回していたとか。
そろそろ最後になるのかなぁ。
武蔵野でやっている時に行ければ良かったんだけど、
その時情報が無くて、知らずにいた。
惜しい事をした。
もう一度東京に戻って来てくれないかなぁ。

横手市へのルートをネットで検索。
日帰りはかなり厳しい。
1泊の小旅行になる。
新幹線代が結構かかる。
どうしよう。