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マンガ家Mの日常
近年ではむしろ映画監督として知られるが、
やはりマンガ家としての活躍するにこだわりたい。

随分前の事になるけれど、
(多分)ささやななえ(現ささやななえこ)先生が
「石井隆という凄いマンガ家がいる。 
 自分が発見したと思っていたが、既に注目されたマンガ家だった。」
といったような事を何かで書かれていて、
当時、色々なジャンルのマンガを読んでみたいと感じていた時期だった事もあって、
興味を抱いた。

でも、当時の自分の年齢では、大人向けのコミックスを買うのが少し憚られる。
加えて、石井隆先生のコミックスを置いている本屋も少なかった。
どこか少し離れた所の、普段あまり行かない本屋(書店というよりは、本屋)で、
恐る恐る「天使のはらわた」を購入。

少女マンガの可憐な世界に慣れていた目には、大人マンガのリアルさがややキツかった。
バイオレンスとエロティシズムも遠い世界。
ただ興味本位な自分にも少し嫌悪が感じられた。
それ以来、成人向けのコミックスは、敢えては購入しなくなった。
今の年齢で読み返したらどうだろう。

その後、石井隆先生は映画監督としても早くを遂げる。

享年75歳。
癌闘病中だったとか。

ご冥福をお祈りします。
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