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マンガ家Mの日常
日本に大型台風到来。

フラッシングメドウ、各コートにも台風到来。

日本勢、錦織君、大坂なおみ、揃って4回戦突破。
順当勝ちではあるけれど、酷暑の中、何が起こっても不思議では無いので、
最後まで気を引き締めてよく頑張った。

王者フェデラーはノーシードのミルマンに敗れる。
全米オープンでは、王者に敬意を評して、
暑い日中を避けて、ナイトセッションを振り分けている。
体力温存の為には助かる事なので、
他の上位選手からしたら、ちょっとした不公平感があるかもしれないけど。

しかし、今日のフェデラーは試合後半、上体に力が入っておらず、
雑な打ち方になって、普段通りの実力であれば考えられないようなエラーが続いた。
一方、これまでトップ10選手に勝った事が無かったミルマンは、
ゾーンに入ったような集中が出来ていた。
2人それぞれの感覚の違いは、ゲーム間の休憩中にも表れていた。
何となく覇気に欠けるフェデラーと、対照的に、やる気がみなぎっているミルマン。

準々決勝、ジョコビッチとの試合はどうなるか。
体力が持続出来て、少しでもジョコビッチを苦しめてくれれば、
準決勝の錦織君のサポートになるのだけど。

でもその前に、錦織君はチリッチを倒さなきゃならない。
無論、負ける訳が無い相手。
長身から繰り出されるサーブを食い止める事だけが命題。

男子選手は2mクラスの長身選手が増えた。
デル・ポトロ、ラオニッチ、イズナー、アンダーソンらの試合を見ると、
コートが箱庭のように小さく見える。

錦織君とシュワルツマンの試合とは違う光景。
シュワルツマンはプロフィールでは身長170cmとなっているそうだけど、
本当はもっと低いのではないかな。

蛇足。
ランキング55位のミルマンでは地味な感じ。
海外ドラマの脇役で、こういう顔をよく見るような。
でも、目鼻立ちはスッキリはっきりしているので、
腕の良いファッション・コーディネーターが手を入れたら、
なかなか綺麗に仕上がるんじゃなかろうか。
オーストラリアの選手はどっか垢抜けない。

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レスリング、アメフト、ボクシングに続き、体操からもパワハラ問題の告発。

スポーツ競技なんて、どれもクリーンでも何でも無い。
そんな事は分かってはいるけど、
ここまで色々続くと、見ていて楽しくなくなる。

スポーツで上位を目指す人達は、元々闘争心が強い。
それがいつしか権力志向に変化してしまう。

特に、2年後の東京五輪を控え、
指導者として、競技の歴史に残る地位と名声の確保、
そして、指導者以外の人達にとっても、大きな利益誘導が待っているのだろう。

そうした膿が溢れ切ってしまった結果、現在の告発に繋がっている。

今回の体操の宮川選手の告発に対する反論や謝罪文とされるものも、
一見、謝罪の言葉が並べられているようで、肝心な点では何も認めていない。
よくある手口。
気持ちが悪くなる。
権力者側が個人を攻撃する手口はいつも同じ。

存分に告発されれば良い。

でも、果たして浄化作用はどこまで効果があるか。
権力に擦り寄る人達や、逃げを打つ人達もまた大勢いる。
その構図も変わらない。



酷暑の中、更に会場を熱くする熱戦が続いている。

故障明けからイマイチだった錦織君、調子が上がって来ている。
2回戦では曲者のモンフィスが、2セット目途中でリタイア。
1週目の体力を温存出来た。
3回戦は上位シードのシュワルツマンだったけれど、
ストロークの噛み合わせが良いのか、無理なく勝利。
順当ならば4回戦で当たる筈だった、やや苦手のズベレフが3回戦で敗退。
運も味方に付いている。

4回戦のコールシュライバーはベテランだけど、
今の錦織君なら順当勝ち出来る相手。
ドローを見る限り、準々決勝も十分に通過出来る。
マレーやワウリンカはまだ調子が上がらず、既に敗退している。

そして、準決勝。
片方の山で、順当に行けばジョコビッチとフェデラーの準々決勝となっていて、
その勝者と対戦する事になる。
つまり、両方と戦う必要は無い、という事。

決勝戦はやはりナダルが上がって来るのか。

この3人のいずれに勝つのも困難を極める。
しかしながら、前半体力温存出来ているのと、
3人のうち、2人とだけしか当たらないというのは、ドローに恵まれている。
こういう時運が巡って来る事はそう多くは無い。
是非、チャンスを生かして欲しい。

少し久しぶりにテニスのレッスンに行った。
午前10時スタートなのに、メチャ暑い。

WOWOWでマイケル・チャンのテニスレッスンの第2シーズンがスタートした。
見ているとプレーしたくなる。
第2シーズンで使用しているコートに見覚えがあったので、ちょっと調べてみると、
ハワイ島のマウナケア・ビーチ・リゾート・ホテルのコートで、
以前フィリップが連れて行ってくれた所だった。
テニスファンの憧れのコートだとか。

第2シーズンは初歩のおさらいからのスタートで、
ラケットのグリップについて解説していた。
グリップによって、打った感触が違ってくる。
マイケル・チャンは異なるグリップで打った時の、
それぞれのボールの軌道の違い等を説明していた。

いや、グリップ習ったからって、そうスラスラと打てやしないって。

短い放送時間の中で、効率良く説明している。
でも、初心者には別の問題が山程ある。

放送で言われていた事柄について、コーチに尋ねたら、色々補足してくれた。



昨夜、ネットにいち早く記事が掲載された。

カザフスタンのフィギュアスケート男子選手、
ソチ五輪銅メダリスト、デニス・テン選手が刺殺された。

今日になって、もう少し詳しい情報が入って、それによると、
テン選手の車のミラーを盗もうとした2人組の若い男達と揉めて、刺され、
その後死亡が確認された。

こうして見ると、たかが車のミラーで、と思わず考えてしまう。
テン選手も命を落とすなんて予想もしていなかっただろうし、
男達も20代前半だそうで、ケチな窃盗で小金を稼ごうとしただけで、
よもや殺人犯になるとは思っていなかっただろう。

フィギュアスケートのようなメジャーな競技の五輪メダリストともなれば、
世界的なスター・アスリートだと言っても過言では無い。
悲劇は人を選ばず、予測不能で忍び寄る。

日本の至宝、羽生結弦選手とも近い世代で、
五輪を含む数々の競技会で戦い、素晴らしい演技を披露してくれた。
若干25歳。
まだこれから長い期間、氷上で観客を魅了する未来があった筈なのに。

ご冥福をお祈りします。