大坂なおみ、東レパンパシフィック出場で日本凱旋帰国。
全米オープン決勝での、セレナ・ウィリアムズの暴言問題、
大坂に対してはマスコミからの質問は手加減されているようだけど、
海外では厳しい意見交換がなされている。
日本とアメリカのファン、人種の違い等でも、多少意見は分かれるかもしれない。
でも、概ね方向はまとまりつつあるのではなかろうか。
最初の警告はコーチングに対して。
セレナは否定しているが、試合後コーチはコーチングを認めた。
試合中の映像を見ると(試合後に報道された映像が正しければ)、
セレナがコーチの方に目線を送った時に、コーチが両手を動かしている。
このコーチの行為がコーチング違反を取られた。
これはセレナがどう弁解しようと、仕方のない事ではなかろうか。
その後、ラケットを破壊して2度目の警告で1ポイントを失い、
その事によって逆上し、執拗な抗議をして
チェアアンパイアに面と向かって暴言を吐き、3度目の警告で1ゲームを失った。
セレナの要望に沿って大会レフェリーが来て、セレナの抗議を聞いていた。
その間、試合は中断された。
チェアアンパイアはあくまでもルール通り、冷静にジャッジしたに過ぎない。
セレナの言い分としては、まず、コーチングを否定、
後の暴言については、
男子なら許されていただろうから、自分も許されて然るべきだ、というもの。
そんな理屈があるだろうか。
私自身が年間を通してTVで見る試合数は限られているけれど、
それでも、長い年月見て来た中で、
男子の試合でも、これほど激しい抗議のシーンは滅多に無い。
セレナのチェアアンパイアに対する抗議と暴言は、
野球やサッカーでは退場処分になるレベルに見えた。
(チーム競技と個人競技とでは対処が異なって来るだろうけど。)
暴言に対する警告で、どうしていきなり性差別発言に繋がるのか。
現実的にスポーツの大会において、何らかの性差別は存在すると思われる。
しかし、あの場でそれを持ち出すべきでは無いと思う。
セレナにとっては記録がかかった記念的な大会で、
大坂に1セット先取され、2セット目もリードされ敗色濃厚で焦っていた。
それで、警告に対しての言い訳が次々飛び出て来た。
テニス界に永きに渡って君臨する女王として、36歳の大人として、
あまりにも見苦しい態度。
性差別が持ち出された時、
もし相手選手が白人だったら、人種差別を訴えていたのではなかろうかと思えて、
勝つ為なら、あらゆるカードを使うのかと、とても嫌な気分になった。
大会後、選手側から上がって来た意見としては、
チェアアンパイアは試合をスムーズに進行させる為に、
選手を落ち着かせるように対応すべきとの事。
TVではチェアアンパイアの音声が聞き取れないので、
あの場でどういう会話がなされていたかが分からない。
ただ、チェアアンパイアは冷静だったように見える。
それ以上、どうすべきだったと言うのだろうか。
ルール以上にセレナに気遣いを示せば、それこそ不公平ではないか。
有力選手に対しての気遣いで問題になったケースは過去に多くある。
レフェリーが引き上げて試合再開となった直後のセレナのサービスでは、
比較的楽な展開でセレナがゲームを取った。
これは、セレナの抗議に対して、大坂が遠慮がちにならざるを得ない、
心理的圧迫が働いている。
実際、相手選手を威嚇する為に大声で怒鳴る選手もいる。
この試合におけるセレナは卑怯だった。
優勝セレモニーにおいても、壇上で両手を腰に当てた頑なな態度で臨み、
会場を険悪なムードにした。
セレモニーを自分が主役の抗議の場にしてしまった。
相手選手に対しての敬意が無い。
ブーイングが響く中で、場を収めるべく、ようやく態度を和らげたが、
スピーチも自己中心的なものであったし、
すぐには感情を整理しきれないので、謝罪の言葉が一言も無かった。
会場のブーイングは、セレナに対するものだと思っていたが、
アメリカの大会でアメリカ人の観客が大半を占める中、殆どがセレナの擁護者で、
ブーイングはチェアアンパイアと、一部大坂に対してだとされるようで、
アメリカの観客の身勝手さにも失望した。
それこそ、半分日本の血を引く大坂に対する人種差別に相当する。
あれ程の酷い現場で、冷静にプレーを続けて勝ち切った、
大坂なおみのメンタルが賞賛に値する。
全米オープン決勝での、セレナ・ウィリアムズの暴言問題、
大坂に対してはマスコミからの質問は手加減されているようだけど、
海外では厳しい意見交換がなされている。
日本とアメリカのファン、人種の違い等でも、多少意見は分かれるかもしれない。
でも、概ね方向はまとまりつつあるのではなかろうか。
最初の警告はコーチングに対して。
セレナは否定しているが、試合後コーチはコーチングを認めた。
試合中の映像を見ると(試合後に報道された映像が正しければ)、
セレナがコーチの方に目線を送った時に、コーチが両手を動かしている。
このコーチの行為がコーチング違反を取られた。
これはセレナがどう弁解しようと、仕方のない事ではなかろうか。
その後、ラケットを破壊して2度目の警告で1ポイントを失い、
その事によって逆上し、執拗な抗議をして
チェアアンパイアに面と向かって暴言を吐き、3度目の警告で1ゲームを失った。
セレナの要望に沿って大会レフェリーが来て、セレナの抗議を聞いていた。
その間、試合は中断された。
チェアアンパイアはあくまでもルール通り、冷静にジャッジしたに過ぎない。
セレナの言い分としては、まず、コーチングを否定、
後の暴言については、
男子なら許されていただろうから、自分も許されて然るべきだ、というもの。
そんな理屈があるだろうか。
私自身が年間を通してTVで見る試合数は限られているけれど、
それでも、長い年月見て来た中で、
男子の試合でも、これほど激しい抗議のシーンは滅多に無い。
セレナのチェアアンパイアに対する抗議と暴言は、
野球やサッカーでは退場処分になるレベルに見えた。
(チーム競技と個人競技とでは対処が異なって来るだろうけど。)
暴言に対する警告で、どうしていきなり性差別発言に繋がるのか。
現実的にスポーツの大会において、何らかの性差別は存在すると思われる。
しかし、あの場でそれを持ち出すべきでは無いと思う。
セレナにとっては記録がかかった記念的な大会で、
大坂に1セット先取され、2セット目もリードされ敗色濃厚で焦っていた。
それで、警告に対しての言い訳が次々飛び出て来た。
テニス界に永きに渡って君臨する女王として、36歳の大人として、
あまりにも見苦しい態度。
性差別が持ち出された時、
もし相手選手が白人だったら、人種差別を訴えていたのではなかろうかと思えて、
勝つ為なら、あらゆるカードを使うのかと、とても嫌な気分になった。
大会後、選手側から上がって来た意見としては、
チェアアンパイアは試合をスムーズに進行させる為に、
選手を落ち着かせるように対応すべきとの事。
TVではチェアアンパイアの音声が聞き取れないので、
あの場でどういう会話がなされていたかが分からない。
ただ、チェアアンパイアは冷静だったように見える。
それ以上、どうすべきだったと言うのだろうか。
ルール以上にセレナに気遣いを示せば、それこそ不公平ではないか。
有力選手に対しての気遣いで問題になったケースは過去に多くある。
レフェリーが引き上げて試合再開となった直後のセレナのサービスでは、
比較的楽な展開でセレナがゲームを取った。
これは、セレナの抗議に対して、大坂が遠慮がちにならざるを得ない、
心理的圧迫が働いている。
実際、相手選手を威嚇する為に大声で怒鳴る選手もいる。
この試合におけるセレナは卑怯だった。
優勝セレモニーにおいても、壇上で両手を腰に当てた頑なな態度で臨み、
会場を険悪なムードにした。
セレモニーを自分が主役の抗議の場にしてしまった。
相手選手に対しての敬意が無い。
ブーイングが響く中で、場を収めるべく、ようやく態度を和らげたが、
スピーチも自己中心的なものであったし、
すぐには感情を整理しきれないので、謝罪の言葉が一言も無かった。
会場のブーイングは、セレナに対するものだと思っていたが、
アメリカの大会でアメリカ人の観客が大半を占める中、殆どがセレナの擁護者で、
ブーイングはチェアアンパイアと、一部大坂に対してだとされるようで、
アメリカの観客の身勝手さにも失望した。
それこそ、半分日本の血を引く大坂に対する人種差別に相当する。
あれ程の酷い現場で、冷静にプレーを続けて勝ち切った、
大坂なおみのメンタルが賞賛に値する。
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