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マンガ家Mの日常
大坂なおみ選手、全米オープン優勝!!!
日本人シングルス初のグランドスラム優勝の快挙!!!

第2セット、調子の上がらないセレナが、コーチングでのウォーニングを取られ、
その後のプレーのストレスからラケットを破壊し、
2度目のウォーニングで1ポイント失う。
チェアアンパイアへの執拗な抗議と暴言で、
ついには1ゲームのペナルティを課され、
激昂して、レフェリーを呼び出して更に猛抗議。
会場が異様な空気に包まれ、ブーイングが鳴り響く中、
それでも冷静さを失わなかった大坂なおみが、見事 6-2 6-4ストレートで勝利。

セレモニーでも頑なな態度のセレナに、観客から再びブーイング。
泣き出してしまった大坂なおみをセレナが受け止めて、やっと再開。
でも、お互いスピーチが言葉少なく、
元からシャイな大坂なおみは、初のグランドスラム優勝の快挙にも関わらず、
喜びを爆発させる事が出来ませんでした。

セレナはコーチングを疑われて、チェアアンパイアに謝罪を要求していたけど、
大坂なおみ、観客、大会関係者全てに謝罪すべきはセレナの方。
セレモニーでは一言の謝罪も聞かれなかった。

明確な意図があってのコーチングではなく、
セレナにもそのつもりは無かったというのは真実でしょう。
おそらく、コーチが思わず動作をしてしまった、という感じ。
でも、それもルール違反のうちなので、
ウォーニングを取られても言い訳にならない。
ましてや、ラケットをコートに叩きつけて破壊したのはセレナ自身。
それさえやらなければ、ポイントを失う事も無かった。
絶対女王の見苦しい姿は残念でした。

大坂なおみはランキング7位にジャンプアップ。
今後もグランドスラムで多くの優勝が期待されます!

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準決勝2試合とも、いささか残念な結果に終わった。

第1試合 ナダルvsデル・ポトロ
ナダルが膝の故障で足に力が入らず、第2セット終了時に棄権。

第2試合 錦織vsジョコビッチ
日本の星、錦織が果たしてグランドスラムの栄冠に輝けるか、
大きな期待がかかっていたけれど、宿敵ジョコビッチに跳ね返された。
2014年全米オープン準決勝で対戦し、錦織がジョコビッチを破って以来、
ジョコビッチは錦織には1ランク上の闘志を燃やして向かって来る。
そうなると、準々決勝でフルセット戦って疲労が残る錦織では勝てない。

ナダル、錦織、共に、準々決勝でのロングマッチが体力的に響いた。


松岡修造は喋りがうるさいけど、精神論はあながち間違っている訳では無くて、
錦織にはメンタルの課題が残っている。

決して試合を投げ出したりはしていないと思うけど、
ボールを追い切れなかった時などに、うな垂れるような仕草を見せる。
その様子を見た相手選手は、もう一押しすれば勝てる、と奮起してしまう。
これは、パフォーマンスとしての駆け引きで不利になる。
気持ちはがっくり来ていても、平気な素振りをして、余裕を見せ付け、
相手を戸惑わせて自信を削ぐ。
ボクシングではパンチが効いたかどうかでポイント判定されるので、
選手は相手のパンチが効いていないかのように振る舞う。
錦織にもそういった精神力が求められる。


明朝はいよいよ大坂なおみが決勝戦で女王セレナと対決する。
頑張って早起きして、TVの前で応援しなければね。

大坂なおみ選手、快挙!!!

6−2、6−4ストレートでキーズを破り、
日本女子選手としては初のグランドスラム決勝戦進出!!!

双方とも、ベースラインからの強打で、コートの深い位置を狙う。
しかし、大坂は落ち着いて実力通りのプレーを続ける。
逆に、13回のブレークポイントを一度も取れなかったキーズが
コート上で思わず涙ぐみそうになる場面も。

大坂は恵まれた体格と運動神経で、
早くからトップランカーになると期待されていたけれど、
メンタルの弱さで崩れる事が時々あった。
今回、グランドスラムのファイナリストに駆け上った事で、
自分自身の実力を常に信じられるようになって、
確実にトップを狙える位置に着いたと言えるだろう。

決勝は女王セレナ・ウィリアムズ。
出産から復帰して1年そこそこの36歳の身体はベストコンディションではなくて、
ランキングもまだトップではないけれど、
ホームグラウンドの全米オープンで、ここまで他を圧倒して来た。

大坂が勝てる確率は30%くらいかなぁ。

でも、勢いを掴めば勝機はある!

とにかく、女王の迫力に臆する事無く、力を発揮して欲しい。
それさえ出来れば、今年では無かったとしても、
近い将来、必ずグランドスラム優勝の栄冠を手に出来る。

その前に、
明日は錦織君の準決勝だなぁ。
ジョコビッチにどこまで食い下がれるか。


日本に大型台風到来。

フラッシングメドウ、各コートにも台風到来。

日本勢、錦織君、大坂なおみ、揃って4回戦突破。
順当勝ちではあるけれど、酷暑の中、何が起こっても不思議では無いので、
最後まで気を引き締めてよく頑張った。

王者フェデラーはノーシードのミルマンに敗れる。
全米オープンでは、王者に敬意を評して、
暑い日中を避けて、ナイトセッションを振り分けている。
体力温存の為には助かる事なので、
他の上位選手からしたら、ちょっとした不公平感があるかもしれないけど。

しかし、今日のフェデラーは試合後半、上体に力が入っておらず、
雑な打ち方になって、普段通りの実力であれば考えられないようなエラーが続いた。
一方、これまでトップ10選手に勝った事が無かったミルマンは、
ゾーンに入ったような集中が出来ていた。
2人それぞれの感覚の違いは、ゲーム間の休憩中にも表れていた。
何となく覇気に欠けるフェデラーと、対照的に、やる気がみなぎっているミルマン。

準々決勝、ジョコビッチとの試合はどうなるか。
体力が持続出来て、少しでもジョコビッチを苦しめてくれれば、
準決勝の錦織君のサポートになるのだけど。

でもその前に、錦織君はチリッチを倒さなきゃならない。
無論、負ける訳が無い相手。
長身から繰り出されるサーブを食い止める事だけが命題。

男子選手は2mクラスの長身選手が増えた。
デル・ポトロ、ラオニッチ、イズナー、アンダーソンらの試合を見ると、
コートが箱庭のように小さく見える。

錦織君とシュワルツマンの試合とは違う光景。
シュワルツマンはプロフィールでは身長170cmとなっているそうだけど、
本当はもっと低いのではないかな。

蛇足。
ランキング55位のミルマンでは地味な感じ。
海外ドラマの脇役で、こういう顔をよく見るような。
でも、目鼻立ちはスッキリはっきりしているので、
腕の良いファッション・コーディネーターが手を入れたら、
なかなか綺麗に仕上がるんじゃなかろうか。
オーストラリアの選手はどっか垢抜けない。


レスリング、アメフト、ボクシングに続き、体操からもパワハラ問題の告発。

スポーツ競技なんて、どれもクリーンでも何でも無い。
そんな事は分かってはいるけど、
ここまで色々続くと、見ていて楽しくなくなる。

スポーツで上位を目指す人達は、元々闘争心が強い。
それがいつしか権力志向に変化してしまう。

特に、2年後の東京五輪を控え、
指導者として、競技の歴史に残る地位と名声の確保、
そして、指導者以外の人達にとっても、大きな利益誘導が待っているのだろう。

そうした膿が溢れ切ってしまった結果、現在の告発に繋がっている。

今回の体操の宮川選手の告発に対する反論や謝罪文とされるものも、
一見、謝罪の言葉が並べられているようで、肝心な点では何も認めていない。
よくある手口。
気持ちが悪くなる。
権力者側が個人を攻撃する手口はいつも同じ。

存分に告発されれば良い。

でも、果たして浄化作用はどこまで効果があるか。
権力に擦り寄る人達や、逃げを打つ人達もまた大勢いる。
その構図も変わらない。