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マンガ家Mの日常
深夜、ネットニュースを見て、衝撃が走る。

レッドクレーの鬼、不屈の闘志、
全仏オープン14勝の歴史的偉業を誇る、
スペインのラファエル・ナダルが、来季引退の意向を発表。

一昨年頃からの度重なる故障、年齢。
引退発表は衝撃ではあったけれど、予想された事でもあった。

フェデラーに続いての、ピッグ3の引退。
やはり、テニス界が寂しくなる。

勿論、トップ10には素晴らし選手がひしめいているけれど、ビッグ3には遥かに及ばない。
この20年間に渡るビッグ3の活躍は、テニスの歴史の中でも、突出した偉業、
奇跡の時代だった。

エドパーグが引退して、日本(主に女性)のテニスファンが離れてしまった。
私自身は、アガシ引退後は、やはり関心が薄れてしまった。
そういう時代の後で、ビッグ3が新たなるテニスの歴史を作り、ファンを歓喜させた。

鉄人ジョコビッチも、後もう2、3年だろうか。

その後、真の王者はいつ現れるだろうか。

フェデラーの芝、
ナダルの赤土。

かつての彼らの領土に立つのは誰か?
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WBC決勝戦、アメリカのマイアミの球場で開催され、
日本時間朝8時過ぎにプレーボール。 

準決勝メキシコ戦で、
それまで不振に喘いでいた村上宗隆選手が逆転サヨナラ打を放ち、劇的勝利。
そして迎えた、本家アメリカ殿馬決勝戦。
 
序盤で1点リードされると、その裏、すぐに村上選手がホームランをスタンドに叩き込み、
同点に追いつき、チームを鼓舞する。
このホームランはまさしく芯に当たった完璧な打球。
軽やかにさえ見えるスイングと、快音。
こんなに軽々とホームランを撃てる選手が、どうして準々決勝まで下火だったんだろう。

今日、昼にテニスの練習の約束があり、11時半頃には出なければならず、
9回、大谷翔平選手がマウンドに上がった辺りで録画にした。
その後数分で勝利をもぎ取ったのだから、
もうちょっと待って観ていれば良かったのかもしれないけど、そうもいかない。
コートに向かう道すがら、iPhoneに日本の勝利を告げるYahooニュースのバナーが現れた。

劇的な、劇的な優勝。
日本チーム、おめでとう。

それにしても、大谷翔平とダルビッシュのツーショットはカッコイイ。

開催中のWBC。
日本チーム、初戦はモタついたけど、段々と投打が噛み合ってきた。

大谷翔平フィーバー。

フィーバーって言葉、バブルを思い出す。

大谷翔平、ダルビッシュ、佐々木朗希、
等々の、実力を兼ね備えた長身イケメン選手が注目を集める。

まだ、調子が上がっていない、日本の主砲達。
村上宗隆、山川穂高。

山川穂高、大谷翔平とのツーショット、
まるでカピバラ。
それはそれで可愛いのかもしれない。

地元の区民コートで開催されているテニススクールに週1で通っている。
そこそこの受講料なので、参加者が少ない時は沢山練習出来る。

スクールの開始時間が午後1時半からで、3時に終了。
区民コートは2時間、もしくは1時間単位での予約制となっているので、
1時に前の使用者が終われば、スクール開始まで30分間コートが空く。
以前、スクールの開始時間に間に合うように出かけていたが、
そうすると、出がけに細かい雑用をこなしたりして、つい遅れてしまう。
遅れるくらいなら、キッパリ早めに行ってしまおうと思い、
1時にコートに入って、自主練をしていた。
1ヶ月くらい前からは、もう1人スクール参加者の方も加わってくれて、
サーブとストロークを混ぜて撃ち合っていた。

ところが、運動場事務所の人からクレームがついて、
スクール開始前のコート使用はダメだとされてしまった。

何でなのか、全く訳がわからない。
ただのお役所仕事。

コート予約の競争率が高く、抽選で、月に1回当たるか当たらないか。
定期的に練習する為に、わざわざスクールに参加している。
そういう状況なのに、
空いている時間帯にコートを使用してはダメだというのは、
利用者の気持ちを全く理解出来ていない。
もう1人の方も怒っていた。
コート料金の問題なら、それくらい支払う。

何が問題なのかわからないし、
どこにどう問い合わせすれば良いのかもわからない。

お役所仕事がいかに無駄を作り出しているか、
まざまざと見せつけられた。

王者ジョコビッチ、圧勝。
次世代王者チチパスを寄せ付けず。

チチパスは深い位置にボールを撃ち込み、ジョコビッチを左右に走らせるが、
揺さぶりをものともしないジョコビッチの重い返球に、コントロールを失い、
ショットが度々ラインを越え、失点。
肝心なところで乗り越えられなかった。
守りに徹したジョコビッチのスタイルを崩せなかった。
おそらく、何かもうひとつ、戦略が必要。
具体的な、対ジョコビッチ戦略に加え、
ジョコビッチやナダルに匹敵する強靭なメンタルが求められる。

優勝が決まって、ファミリーボックスに駆け込んだジョコビッチは、
家族やスタッフと抱き合った後、その場に倒れ込むようにして、号泣。
ジョコビッチのあのような姿は記憶に無い。

前年、ワクチン未接種を理由に大会出場を認められず、国外退去。
その他にも、出場を認められない大きな大会がいくつかあった。
優勝したウィンブルドンでは、コロナ禍の特別措置で、ポイントが加算されず、
ランキングは踏み止まる。
また、今大会の途中で、父親が
ロシアのプーチン大統領支持者と一緒に収まった写真が公開され、
混乱を避ける為に、会場に来るのをやめた。
TVで特に説明は聞かれなかったが、
いつも必ず帯同していた妻のイェレーナの姿もファミリーボックスに見当たらない。
左足の股関節から大腿部にかけてのテーピングは、
ジョコビッチのあまりの強さから、フェイクではないかとさえ噂されたが、
35歳の肉体は、故障を抱えていてもおかしくない。

そうした苦難を全て乗り切り、
リベンジとも言える全豪で優勝し、ランキング1位に返り咲く。
グランドスラムタイトルの数もライバルのナダルに並ぶ。

弱みを見せないのが、ジョコビッチがジョコビッチたる所以と思っていたが、
何かがジョコビッチの中で大きく動いていた。