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マンガ家Mの日常
大学時代の先輩が国画会員で、招待状を毎年送ってくださる。
何事もなければ、このGW期間中の開催で、
何事もなければ、足を運ぶ。

幾多の困難を乗り越え、プロの画家として認められるようになった人から、
まだ学生っぽい人まで、作品に幅はあるが、
以前にも書いたように、総じて技術のレベルが高い。

昨年は見当たらなかったが、今年は同期生の作品が展示されていた。 
おそらく、お子さんの子供時代の写真を元に描かれた。

来場者のマダム2人組が、その絵を見て、
「可愛い女の子。」と、第一声。
続けて、
「服がよく描けてるわねぇ。」と。

いや、勿論、服もよく描けてるんだけど。
プロなんだから、そこは当然と言うか。

少し前にネット記事で、ある女性タレントが、フェルメールについて特集していて、
「とにかく絵が上手い。」と書いていた。
いや、それはそうなんだけど。

カメラで写真撮って、
「ちゃんと写ってる。」とか、
車に乗って、
「前に進んでる。」とかって、
言うのかなぁ。
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夕食の足しに、スーパーで出来合いの茶碗蒸しや玉子豆腐をたまに買う。
枝豆豆腐がお気に入りだが、いつもあるとは限らない。
季節ものなのかな。
胡麻豆腐はちょっと重いので、滅多に買わないけど、悪くない。

先日、スーパーの棚を見ると、変わり種として、
よもぎの胡麻豆腐や胡桃の胡麻豆腐に隠れて、
なんと、
チョコバナナの胡麻豆腐と、イチゴラテの胡麻豆腐というのがあった。
…どんな味なんだろう?
試してみたい気はするけど、それぞれ2個入りパックを買う勇気が無い。
ハズレの公算が高いと思うから。

そして…、
今日再び同じ棚を見てみると、別のメーカーで、
なんと、
クリームソーダの胡麻豆腐、コーラフロートの胡麻豆腐というのまで出ていた。

もはや、それらを胡麻豆腐と呼べるのか?
 
一体、何がしたいのか?

プリンで良くね?

ヨハンナ・シュピリの名作「アルプスの少女ハイジ」のパロディ映画。
原作の著作権保護は既に1976年に」終了していた為、やりたい放題。
シュピリも「原作者」と言われても困るだろうなぁ。


20代に成長したハイジは祖父アルムと山小屋で暮らしつつ、
恋人ペーターと親密な関係になっていた。

スイスはマイリ大統領による独裁政権が続き、チーズ利権を支配されていた。
独自の良質なチーズを作って闇で流していたペーターは、
司令官クノールによって射殺される。
クノールこそが、ハイジの両親を殺害し、アルムを放逐した張本人であった。
抵抗したハイジは逮捕され、女子矯正施設に送られる。

マイリ大統領は、チーズによる世界制覇を目論み、
人間を凶暴な戦士に変異させるチーズの製造を研究させていた。
矯正施設では大量のチーズを食べさせられては、
闘技場で見世物として戦うレスラーになるべく訓練させられる。
同房のクララは日々虐待され、心身を病んでいた。

ハイジは隙を見て施設長ロットワイラーを刺殺し、脱走。
命辛々逃げのびた山奥で、不思議な女神に遭遇し、
部下の修道女達から武闘の訓練を受け、戦士へと変貌を遂げる。

クララ救出と打倒マイリ大統領の為、施設に乗り込むが、
強化兵士に不意を突かれ、捕らえられ、闘技場へ出される。
かつてハイジを虐待した同房の女囚達も、母国解放を叫ぶハイジに共感し、
協力して強化兵士を打ち負かす。
その頃、アルムはペーターの父親達と結束し、仲間を募って、武器を携え、
独裁政権を打破すべく、闘技場に向かっていた。
戦いで重傷を負ったアルムは、巨大チーズ工場を爆破する役目をかって出て、
そこで命を落とす。
最後のあがきを見せるクノールやマイリを打ち倒し、母国の平和を取り戻す。


「プー あくまのくまさん」に比べると、こちらは一応ストーリー性がある。
その分、基本設定が「ハイジ」である必要は微塵も無いのだけど、
平和な原作との対比で笑えるのかな。
スイスの少女風のハイジの衣装もちょっとエロっぽいし。
シュピリは墓の中で激怒しているか、大爆笑しているか?

独裁政権打倒の展開やキャラクター設定に目新しさは無いので、
アクションやパロディ、お色気といった要素で気楽に楽しむ感じ。
そういうのを「エクスプロイテーション映画」と言うらしい。
TVでの放送なので殺害シーンは「ぼかし」が入っていたけど、
元の映画では血みどろスプラッターなんだろうな。
個人的には、ぼかしがあって助かった。
返り血を浴びて不敵に微笑むハイジはカッコイイかも。

恋人を殺され、女囚になり、逃亡して武闘訓練を受けるあたりは、
「キルビル」のパロディかな。
闘技場のシーンは「グラディエーター」ってとこか。
ラストで、爆破されて燃え上がる工場を背にハイジ達が歩くシーンも、
何か、有名なアクション映画を彷彿とさせる。

チーズ、チョコレート、時計といった、
スイスの国家的名産品をギャグのネタにするってのが、逞しいね。

闘技場で重傷を負ったクララは元気に回復していて、
ハイジと一緒に新たなる旅に出る。
これも続編の製作を狙ってるのかな。

今作はクラウドファンディングで製作費を調達したらしい。
マイナーな映画はそう言う流れになって行くんだろうな。

スプラッター系のホラー映画を久しぶりに観た。
2022年、A・A・ミルンの名作「クマのプーさん」の
著作権保護期間終了に伴って製作されたパロディホラー映画。


クリストファー・ロビンは、100エーカーの森で
プーさん達と楽しい少年時代を過ごしたが、
やがて成長し、医師を目指して大学進学し、都会に出て行く。
残されたプーさん達は食料をもらえる当てがなくなり、飢餓と寒さに苦しむ。
餓死寸前となって、止む無く大事な仲間のイーヨーを皆で食べる。
その経緯がトラウマとなり、凶悪なモンスターと化す。

大人になったクリストファー・ロビンが婚約者のメアリーを連れて森を訪れると、
プーさん達に襲われ、メアリーは殺害され、クリストファー・ロビンは拉致される。

数日後、数人の若い女性達がバカンスを楽しみに森を訪れる。
プーとピグレットは森から人間を追い払うべく、脅迫し、
次々と残忍な手段で殺害していく。
生き残った女性達によってクリストファー・ロビンは救出されるが、
女性達は追いかけて来たプーさん達によって皆殺しにされる。

ピグレットは抵抗した女性によって殺されるが、
凶悪化したプーさんはハンマーで殴ろうが、車で引き潰そうが、死なない。
仁王立ちのプーさんを背に、クリストファー・ロビンは逃げ出す。


いやはや。
凶悪化するプーさんの設定が興味深くて、期待したんだけど、
ただひたすら惨殺するばかりで、ストーリーに面白みが無い。
面白かったのは、冒頭の2、3分の設定説明だけ。

クリストファー・ロビンがかろうじて生き残って、
プーさんも退治されなかったので、続編狙いかなぁと思ったら、
もう既に2作目は完成していて、3作目の企画も進行中だとか。
何だかなぁ。

全編、チープな作りだと思ったが、やはり、制作費は僅か5万ドルだって。
それでこれだけ話題になったのなら、大当たりだと言えるね。

私のアクティビティに沿ってという事らしいんだけど、
Facebookに「ママスタ」というサイトが入って来るようになった。

「ママスタ」の「スタ」は何かわからないけど、基本はママさん達のサイト。
簡単なマンガで、ママさん達を取り巻く生活のあれこれを記事にしている。
ネット記事の付属だから、マンガのレベルは高くはない。
まあ、それでも、とりあえず、ママさん達の生態を研究すべく、チラホラ読む。

ところが、
問題提起とか、何かを改善しようとかいうものでもなく、
度々「義母」の迷惑行動が問題視される。

多分、似たような事は世の中のどこかで起こっているかもしれないし、
「義母」も色々な人がいる。

ただ、それにしても、毎回毎回、義母が悪者で、まるで勧善懲悪の世界。
ママさん達の義母批判が凄い。

義母ばかり悪者にしないで、とコメントすると、
案の定、ママさん達から攻撃コメントがドシドシ入る。

「義母」って、あなたの夫を産み育てた人だよ。

ママさん達の辛辣さに耐えかねて、ページが表示されないようにした。


もう随分昔の事になるけれど、

弟が結婚を望む女性がいて、
私はその人に会った事は無かったのだけど、
その人が「義母様にいじめられたりするかも」と言ったとか。
冗談なのか、本気なのか、定かでも無いけど。

でも、私としては、私の母を悪く言われたわけで、嫌な気分になった。
母だって、理由も無しに誰かをいじめたりはしない。そんな人じゃない。

結局、その人とは上手くいかず、別れたので、少しホッとした。


嫁姑戦争はいつの時代にもあるけれど、
殊更煽る必要は無い。