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マンガ家Mの日常
スプラッター系のホラー映画を久しぶりに観た。
2022年、A・A・ミルンの名作「クマのプーさん」の
著作権保護期間終了に伴って製作されたパロディホラー映画。


クリストファー・ロビンは、100エーカーの森で
プーさん達と楽しい少年時代を過ごしたが、
やがて成長し、医師を目指して大学進学し、都会に出て行く。
残されたプーさん達は食料をもらえる当てがなくなり、飢餓と寒さに苦しむ。
餓死寸前となって、止む無く大事な仲間のイーヨーを皆で食べる。
その経緯がトラウマとなり、凶悪なモンスターと化す。

大人になったクリストファー・ロビンが婚約者のメアリーを連れて森を訪れると、
プーさん達に襲われ、メアリーは殺害され、クリストファー・ロビンは拉致される。

数日後、数人の若い女性達がバカンスを楽しみに森を訪れる。
プーとピグレットは森から人間を追い払うべく、脅迫し、
次々と残忍な手段で殺害していく。
生き残った女性達によってクリストファー・ロビンは救出されるが、
女性達は追いかけて来たプーさん達によって皆殺しにされる。

ピグレットは抵抗した女性によって殺されるが、
凶悪化したプーさんはハンマーで殴ろうが、車で引き潰そうが、死なない。
仁王立ちのプーさんを背に、クリストファー・ロビンは逃げ出す。


いやはや。
凶悪化するプーさんの設定が興味深くて、期待したんだけど、
ただひたすら惨殺するばかりで、ストーリーに面白みが無い。
面白かったのは、冒頭の2、3分の設定説明だけ。

クリストファー・ロビンがかろうじて生き残って、
プーさんも退治されなかったので、続編狙いかなぁと思ったら、
もう既に2作目は完成していて、3作目の企画も進行中だとか。
何だかなぁ。

全編、チープな作りだと思ったが、やはり、制作費は僅か5万ドルだって。
それでこれだけ話題になったのなら、大当たりだと言えるね。
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