忍者ブログ
マンガ家Mの日常
来日公演を大成功のうちに終了したGuns N' Roses。

散財させられた...。

横浜アリーナとさいたまスーパーアリーナ、
スタンディングフロアの前方がVIPスタンディングとして、
30,000円で販売された。
転売サイトではなく、正規でこの価格。

そして、更に前方で、一般に先立って入場出来るタイプとして、
VIPスタンディングに15,000円の追加で、グレードアップ。
一番良い条件では、バックヤードツアー付きで、総額70,000円。
これならば最前列が確実に取れる。
...とはいえ、とてつもない金額。
さすがにこれは手が出なかった。

ここだけの話、事情があった。
こちらで一緒にチケットを取る事にしていた友人、上海在住のグラハムに、
グレードアップの追加金額を要求しきれず、
さいたまスーパーアリーナ2日間の追加分は私が2人分自腹。
なので、最高値の分は無理だった。
わざわざ上海からコンサートの為に来るのだし、
良い場所で見られてすごく喜んでくれていたから、それで良かった事にしよう。

結局、各公演45,000円のグレードアップCのタイプで購入。
横浜アリーナはもう2,000円高かったかな。

何とか、まぁまぁ良い場所が取れた。


どうしてこうまで高いチケットを買って見に行くのか?

それは、同じコンサートでも、見る場所によってやっぱり感動のレベルが違うから。

何かに遮られる事無しにアーティストの表情、額の汗までが目の前で見え、
肉声に近い声が聞ける。
遠くの座席から大型スクリーンで眺めたのでは、DVDで見るのと変わりが無い。
生のアーティストの演奏の本当の迫力は、間近でなければ見られない。

以前はフロアは同一の金額だったりしたので、
余計に、前方で見られる良い整理番号を獲得するのが大命題だった。
その点で言えば、今回の金額の差は転売サイト潰しとは言え、
ある意味公正だったと言える。


少し前に録画していた「ワイドナショー」を見ていたら、
日本のファンに抗議していた若手バンドの話題が出ていた。
いつも最前列付近に同じファンが並ぶという事に関しては、
アーティスト側の気持ちは分からないでもないけど、
やはり、傲慢だと思えてならない。

熱心なファンならば、前方で見たいし、その為の努力は惜しまない。
そういうファンに対して何を言う事があるのだろうか。

相撲ならば、タニマチと呼ばれるファンが、常に砂かぶりの良い席に座る。
野球では、熱心なファン、あるいはお金持ちや、お金持ち企業が
ボックス席やバックネット裏の年間シートを購入する。
そうやって興行が成り立っている。

熱心で、目の肥えた客に見られるのも大事。
繰り返し間近で見ているからこそ、アーティストの好不調や手抜きが分かる。

前方に同じファンばかりが来て欲しくない、と思うのだったら、
最後方まで同じ感動を届けられるパフォーマンスが出来る実力を身に付けるべき。


PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック