忍者ブログ
マンガ家Mの日常
ツアーに出る直前、
いつもお守りがわりにつけていたネックレスを忘れたのに気づいた。
取りに戻る時間が無くて、
これもまた何かのひとつの兆しとして、良い方向に考えるよう努めた。
治安の悪い国では、ネックレスなどしない方が良いのかもしれない。

でも、意に反して、トラブル多発。

コンサート会場で、フェデリーカには酷い目に遭わされた。

ソウルは昭和の日本的な感じだったが、
旅行に関してはほぼ問題無く機能していた。

マニラは生活レベルがかなり下がる。
全ては社会のシステムに起因すると思う。
とにかく、効率が良くない。
わかりやすい例で、コンサート会場のフードコート。
店舗が少なく、大勢が長蛇の列を成している。
もっと店舗数を増やし、販売する食品も、手間のかからない物を増やせば、
客の回転率が上がって、収益もアップする。
スパイシーな料理の後は、コーラやアイスクリームが欲しくなるのに、
店舗は無いし、買う時間の余裕も無い。
みすみす、収益アップのチャンスを逃している。

移動日、予約していたタクシーは、道路の一部封鎖で15分遅れで来た。
加えて、マニラ空港の入口でも、列が出来ていたのには愕然とした。
それは、簡単な荷物チェックで、すぐに通れた。
ところが、乗り継ぎのバンコクでまたトラブル。
カウンターに更なる長蛇の列。
搭乗1時間前にはカウンターが閉まる場合もあるのに、列が全く動かない。
システムトラブルだったそうで、解消したらスムーズに動き出した。
でも、搭乗時間は迫る。
慌てて駆けてゲートに行った。
格安チケットだからか、いつもゲートが遠い。

後でメールを見ると、結局フライトは40分遅れになっていた。
そして、夜間、ムンバイに到着。
アライバルビザはスムーズに取れた。
両替は、手数料が高くて、かなりぼったくられてる感じ。
クーポンタクシーを頼むが、スタッフの英語がインド訛りで分かり難いし、
クレジットカードが機能してくれない。
なんとかタクシーに乗れたは良いけど、
運転手はほぼ英語が話せなくて、話が通じない。
マニラの運転手は一通り話が出来たので、ここで既に開きがある。
更に更に、運転手はスマホは持っているものの、ナビが使えてなくて、
ホテルの近くにまで来てからが大変。
明らかに違う場所に行き、ジタバタするがどうにもならず、
予約サイトに電話して、運転手に話してもらうが、ラチがあかない。
暫くして、通りかかった車を止めて尋ねたら、
身なりの良い人達で、英語も堪能。
何とか助けてくれようとした。
場所が分かりそうだったので、彼らは私にこちらの車に乗るよう言ってくれたが、
それは、タクシー運転手が何故か拒否する。
確かに、見知らぬ人の車に乗るのは危険だけど、
全体の状況を判断すると、
このままタクシー運転手といるより、遥かに良いと思えた。
その後、通りかかったオート三輪の運転手がホテルの場所を知っていて、
誘導してくれた。
何とかホテルに到着。
既に12時直前。
ここまで遅くなる筈ではなかったのに。

そしてまた、
予約サイトでは、
ホテル代金はクレジットカードで自動引き落としになっている筈が、
ここでも、前払いを要求される。
またもやサイトに電話して、何とか交渉。
一応、リファンドするとの説明は受けたが、安心ならない。
すっかり疲れきってしまった。

そうしたら、運転手が金を払えと言う。
荷物を運び出しもしてくれないのに。
少し話を聞くと、誘導してくれたオート三輪の運転手に50ルピー払えとの話。
それは、まあ理解出来なくはないが、
ついた早々でルピーのレートもよく分かっていなかったし、
ホテル近くまで来てから1時間近くもゴタゴタして疲れ切っていたし、
タクシー運転手がちゃんと動けていれば良かった事なので、支払いは断った。
タクシー運転手が彼に払えば良い。

まず、ベッドに横になる。

iPhoneから送信
PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック