メインのバンドについての記事が遅れました。
COLDPLAY、そこそこ好きではあるかもしれないけど、
このところ他のバンドのコンサートで出費が嵩んでいたので、
今回はパスするつもりだった。
でも、プロモーター招待チケットにめでたく当選して、東京ドームへ。
新譜も全く聞いていなくて、今回のライブのコンセプトも知らずに行ったんだけど、
全体として、美しいコンサートだった。
東京ドームはコンサート用に設計された訳では無いので、
相変わらず反響音があるけれど、
気にしなければ気にならない程度だった。
デビューから暫くの間、楽曲や演奏スタイルや歌い方がU2によく似ていて、
武道館で聞いた時はちょっと気恥ずかしい気持ちになった。
今回も、いくつかの曲はU2の影響を感じられるけど、
それはもうこのバンドのスタイルになっているから変えようが無いかな。
と言いつつも、
グラミー賞を受賞したあたりから、自分達の位置付けを認識したのか、
初期のファンからは多少のクレームはありながらも、
美男ヴォーカリスト、クリス・マーティンをメインに
ロマンチックでポップな方向へ転身して成功を納めている。
つい、U2を基準にしちゃう。ゴメンね。
この日はクリスがサービス精神全開で、
女性ファンを虜にする華やかなパフォーマンスだった。
今の日本では洋楽はややブームが下火だけど、
その中にあってもCOLDPLAYのスター性は光っている。
最も盛り上がったのは、最大のヒット曲「Viva La Vida」のイントロが流れた瞬間。
印象的で美しい曲。
でも、後半から締めに向かって、盛り上がるような構成にはなっていないので、
爆発的な感動には至らないのが少し惜しいように思える。
そこも、U2との比較なんだけど。
U2だったら、感情を極限まで解放させる演奏が出来るのにな。
色々言ってしまいますが、
前述の通り、美しいコンサートを堪能しました。