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マンガ家Mの日常
Happy birthday Bono !
You brighten up my life. Sincere thanks.

今日、2020年5月10日は、
世界最高のロックバンドU2の偉大なるリードシンガーBonoの60回目の誕生日。
同じ時代に生まれて、彼らのパフォーマンスを体験出来る奇跡に
感謝して止みません。
世界中のファンとこの喜びを分かち合いたいです。

豊かな日本に生まれ育って、
人生は小さな池の温かい淀みに留まる小魚のようでした。
U2の音楽に出会って、大河に誘い出され、
急流の冷たい水に揉まれて、ようやく自力で泳ぎを覚え始めました。
呼吸は苦しく、必死で小さなヒレをバタつかせて、泳ぎ方は見苦しいけれど、
身体の内側から浄化され、光が宿るのを感じます。

また次のツアーで会えるその時まで!
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受信不良で投稿されていなかった記事のバックアップ、完了。

これで、U2ツアー、アジアオセアニア2019の完了です。

海外ツアーは刺激的で楽しいけれど、
この数年は連続して、流石にちょっと疲れたので、
今年U2がお休みになるのは助かります。
新譜は、早ければ今年の後半にリリースされるかもしれなくて、
そうなるとまたすぐツアーの手配をしなければならないのだけど、
もうちょっと間が空くかな。

ラブ・カムズ・トゥー・タウンのツアーでU2が2度目の来日を果たし、
東京ドームで初めてコンサートを聴いて、
訳も分からないまま、感動で涙が溢れて、
以来、ずっとファンを続けている。
U2の長年に渡る活動の足取りも絶え間無く、確実で、
アルバムもコンサートも、毎回素晴らしい。
様々な人権活動にも触発される。
U2と出会う前と後とでは、意識が大きく違って来た。

人生では誰しも、上手くいかない時があったり、辛い時があったり、
時には友人に裏切られ、愕然とする事もある。
そんな時でさえ、U2のステージでBONOを見ると、
何があってもBONOだけは信じられると思えてしまう。

それはまぁ、ファンの勝手な思い込みなんだけど。
彼らは、ただ音楽を提供しているだけだと言うだろう。
その先は各自の受け止め方次第。

空気の振動でしかない音楽が、
人の心を揺さぶり、勇気付ける。

チケットの予約ページをプリントして、
現地ボックスオフィスでチケット受け取り。
会場のボックスオフィスは、コンサート前日の11時からオープン...の筈が、
外枠だけ作られてはいるものの、中は設備が何も無くて、がらんどう状態。
あり得ない。
これがインド。
昼と夕方、2回行ってみたけど、誰もいない。

U2のサイトに投稿したら、
他のファンの人達が、夕方5時過ぎにボックスオフィスでスタッフを呼んで、
チケットをプリントしてもらったと教えてくれた。
6時過ぎに行くと、ボックスオフィスに1人だけスタッフがいて、
1台だけチケットの機械があって、それでやっとチケットを出してもらえた。

マニラとムンバイで思う事。

至る所にスラムが乱立していて、生活水準が低い。低い。低い。
マニラも酷かったけれど、ムンバイは更に酷い。
失礼を承知で書くけど、
スラムは、震災ゴミをかき集めて作られたかのよう。
そんな中で大勢の人々が一生を過ごしている。

なんとなくボンヤリと過ごしている人達もいるけれど、
基本的には、世界のどの国とも同じように、
良い暮らしを目指して、働く意欲を携えている。
でも、スラムから這い上がるのは簡単な事ではなくて、
学歴の無い人達には起業する力があるわけでも無い。
当然、行政や企業の経営者が労働者を支えて然るべきなんだけど、
彼等がそれをサボっているか、ノウハウが無いか。

いっそ、
日本から、引退した65歳くらいのまだまだ元気な人達をドシドシ送り込んで、
とりあえず20年間くらい、行政と企業経営を全て仕切らせてくれれば、
一気に国を立ち直らせる事が出来ると思う。
日本は戦後の焼け野原から20年足らずで東京五輪を開催するに至った、
世界に向けて輝かしい実績がある。
フィリピン、インド、
20年間、日本を信じて、国を預けて欲しい。

フィリピンはともかく、
インドはカースト制度があるから、
職業人口のバランスを取るのが無理なのかな。



昨日夕方、マニラ、ニノイ・アキノ国際空港に到着。
数人のファンが同じ便に乗っていた。

旅行サイトで予約していたタクシーの出迎えと無事遭遇。ひと安心。
現地の交通の状況を考えると、良い選択だった。
ホテルは空港から離れているので、それなりの料金がかかるが、
日本に比べると遥かに安い。
とは言え、渋滞が酷いので、まともに乗ったらいくらかかったか。
事前の料金設定は安心。

マニラに来るのは初めて。
乗車した頃には陽が落ちて、すぐに暗くなったので、
景色はあまり見られなかったが、
都市部はタワービルの灯りが沢山見えて、発展した様子。
一方、一般の町中は、どこもスラムの香り。

「ホテル」と書いたけど、実際は家族経営の「ペンション」。
暗いのを差し引いても、辺りはちょっと怪しげな雰囲気。
数年前だったら、こんな所にはとても泊まれなかっただろうけど、
背に腹は変えられないし、
ドミトリーに多く泊まって、色々慣れてしまった。
良いんだか悪いんだか。

デポジットの現金渡しがあったので、空港でいくらか両替して来たが、
ペンションのフロントで、宿泊料金の現金前払いを要求され、困った。
旅行サイトではクレジットカードO.K.とあったのに、
フロントはカード払いを受け付けてくれない。
郊外なので、この辺りのお店とかも全部そうらしい。

両替の為、教えられたショッピングモールに行ったけど、
いわゆる両替所が見当たらず、
(翌日改めて行くと、奥まった所にあった。)
銀行があったけど、ペンションに着いたのが既に夜の8時を回っていたので、
クローズしていた。
仕方ないので、フロントで交渉して、
手持ちの現金を預けて、残りは明日にしてもらった。
でも、パスポートを預かると言われ、一晩不安な気持ちにさせられた。
そこまでフィリピンを信用出来ていない。

ペンションの側の通りを、サイドカー的なバイクが行き交っている。
安全とは言い難い構造だけど、近距離ならタクシーよりも便利なのかな。