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マンガ家Mの日常
今秋スタートした海外ドラマから。
製作にスピルバーグも名を連ねる、法廷ドラマ。

法廷物と言えば、弁護士が主人公の物が大半だけど、
今作は裁判科学の専門家が陪審員の心理分析をして、裁判の行方を動かして行く話。
陪審員制度が日本には馴染んでいないのと、
心理分析の過程がやや難しくて分かり難かったけれど、
方法論に慣れると楽しめるようになって来た。

ジェイソン・ブル博士が運営する審理コンサルタント会社では、
陪審員の選定のアドバイスをするだけでなく、
裁判期間中、陪審員と条件の近い人達を集めて模擬陪審員として、
陪審員の反応を探る。
そうした人を雇うだけで結構な費用が掛かると思うのだけど、
経費とかはどうなってるのかな。

ブルは徹底して正義の味方で、ちょっと出来過ぎな感じはあるけれど、
ドラマとしては安心して見られる。

話の組み立てが密な分、横道に逸れる余裕は無くて、
チームのメンバーは個性豊かながら、
各自のプライベートや感情に踏み込むエピソードがまだ無い為、
キャラクターへの感情移入と言う点ではやや物足りない。
そうした事はこれからかな。

法廷物と心理分析物の合体という、贅沢なドラマの今後に期待。

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