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マンガ家Mの日常
もう一度念押し。
ネタバレするからね!まだの人はこの記事読まないで!

まずこのドラマはスウェーデンとデンマークっていう両国の関係ありきで
成り立っているところが特徴的。
両国をつなぐデッカイ橋があって、その中間が国境になってる。
車で簡単に行き来が出来るんだけど、異なる国である事に違いは無い。
その橋の上の国境ラインに
胴体でまっぷたつに切断された女性政治家の死体が置かれている。
と思ったら、ラインを挟んでおかれた上半身と下半身は別人のものだった。
このオープニングからしてスゴイよね。

スウェーデンとデンマーク警察の合同捜査となるんだけど、
警察官であっても、自国民でなければ銃の所持、使用が許されない。
そこは何とか融通利かせられんもんかな。

スウェーデン警察の代表は女性刑事サーガ。(警視と字幕には出ていた。)
若くて美人なんだけど、署内でも「ちょっと変わってる。」と言われていて、
Wikiの解説ではパーソナリティ障害と書かれていた。
人の感情が理解出来ない。究極のKY(そろそろ死語?)でぶっきらぼう。
デンマーク警察の代表の刑事はマーティン。
アメリカのドラマだとそこんところはイケメンを用意する筈なんだけど、
カビの生えた雪だるまみたいなオッサン。
そして精管切除の手術を受けたばっかり。

待ちきれないんでサッサと書いちゃう。
両国を挟んだ壮大な仕掛けの猟奇的連続殺人事件の大元は
この浮気性の絶倫オヤジのせいだった!!!
何たる種明かし!!!

大物女性政治家の死体に始まって、
「法の下の平等が脅かされている。」という社会的メッセージを打ち出しながら
関係者が惨殺されて行く。
次々繰り出される殺人予告。
サーガの洞察力で犯人に肉薄していくが、追いつめきれない。
反社会的テロ行為かと思われてはいたが、被害者の関連性を調べて行くと
ひとつの事件に辿り着いた。
飲酒運転の車のせいで母親と子供が乗った乗用車が橋から転落。
二人は死亡してしまった。
その母親というのはマーティンの同僚イェンスの妻で、
少し前から夫婦不仲ではあったのだけど、何とこのマーティンがお手つきしていた。
夫婦喧嘩で家を出た妻が事故に巻き込まれて子供共々死んじゃったんで、
イェンスの怒りと憎しみは、事故の責任者や事故をもみ消した政治家等々から
最終的には浮気性絶倫オヤジマーティンへの復讐に集約される。
いやはや...。

フツーに見たらクマゴロウなんだけど、
北欧の女性から見ると愛嬌があって親しみ易いのかな。
何故かモテる。
2度離婚して全部で5人の子供がいる。
そのうち4人の子供と3度目の奥さんと仲良く暮らしてるんだけど、
さすがにもう子供はいらないんで精管切除手術をした。
でも、その直前で奥さん妊娠しちゃってて、なんと双子がお腹の中に!
いやはや...。
で、事件の関係者の女性に誘われてフラフラ浮気しちゃって、
奥さんにバレてさあ大変。笑える。
そういうのはただのプライベートな挿話かと思いきや、
それが事件の核心だったんだからなぁ。

(もうちょっと続く。)






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