忍者ブログ
マンガ家Mの日常
「人生、ブラボー!」「人生万歳!」「メルシィ!人生」
分かるような分からないようなタイトルばっかり。
もうちょっと工夫が欲しいね。
とりあえず、ヒューマンコメディには「人生」って付けとけって?
そして何故か「!」も共通してる。

これもまた大分前に録画していたもので、内容も何も忘れてた。
ウディ・アレンの映画だったのね。

大人のドタバタ恋愛映画。
ウディの分身とも言える物理学者ボリス、
紛れも無い天才だけど、偏屈で理屈っぽいジジイ。
ウツっぽくなって、自殺未遂、離婚、
今ではボロいアパートで一人暮らし。

そこへ家出娘メロディが現れて、ボリスの部屋に居着いてしまう。
ボリスとは正反対、若くて健康的美人で、ちょっとうぶでおバカ。
祖父と孫程も歳が離れているのに、何故かウマがあって結婚。
おいおい、いきなりウディのロリコン趣味かよ。

1年後、メロディの母親マリエッタが、夫の浮気と破産が原因で自宅を失い、
ボリスとメロディの元へやって来る。
信仰心の厚い保守的な女性だったが、
ボリスの友人の哲学教授と知り合い、写真の腕を認められ、
いつの間にやらヒッピー風の芸術家になっちゃう。
哲学教授と写真家、二人の男性と一緒に暮らす。

マリエッタの夫ジョンは、妻に性的魅力を感じず、浮気に走ったが、
それもすぐに破局してしまった。
立ち寄ったバーで知り合った男性がゲイで、自分もゲイだった事に気付き、
その男性とカップルになる。

メロディはボリスと上手くいっていたが、
母親が勧める同世代の美青年と恋に落ちて、ボリスと離婚。
ボリスはまたウツになり自殺しようと窓から飛び降りるが、
女性を下敷きにして助かり、歳の近いその女性と恋に落ちる。

全員が自分の性的嗜好に目覚めて、良いパートナーに巡り合って、
めでたしめでたし。

NYの男女のおとぎ話。
既存の思い込みから一旦離れてみたら、本当の自分自身の姿が見えて来る、
って言うとこかな。

メロディ役のエヴァン・レイチェル・ウッドはしっかりした大人顔なんで、
子供っぽい服やヘアスタイル、仕草がわざとらしく見える。
それも狙いなのかなぁ。

PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック