ネタバレ注意。
17世紀オランダを舞台にしたミステリードラマのミニシリーズ。
凋落した名家の娘ペトロネラ(ネラ)は売られるようにして
アムステルダムの富豪商人ヨハネス・ブラントと結婚。
しかし、幾日過ぎてもヨハネスはネラに触れようともしない。
ヨハネスの妹マーリンは質素な生活を旨として、ネラに冷たく当たる。
ヨハネスは罪滅ぼしのように、高価なドールハウスをネラに買い与える。
ネラが2、3個のアイテムをミニチュア作家に制作依頼すると、
その後、注文していない人形やアイテムが度々届けられるようになる。
それらは不思議な暗示を含んでいる。
不審に思ったネラは作家に会いに行くが、作家は姿を見せない。
ヨハネスは友人のフランス・メールマンスの出資を受けて砂糖貿易を予定。
しかし、2人は内心では反目し合っており、
ヨハネスはフランスを儲けさせる事に躊躇いがあり、貿易を中断していた。
それは同時にブラント家の財政状況も苦しくした。
フランスは10代の頃マーリンと恋人関係だったが、
結婚を望まなかったマーリンはヨハネスに頼んで破談にしてもらった。
フランスはヨハネスのせいだと思い込み、ヨハネスを憎んでいた。
フランスは結婚後もマーリンを思い続けていたが、
マーリンは使用人の黒人青年オットーと愛人関係にあり、
オットーの子供を妊娠し、出産時の出血で亡くなる。
ネラはミニチュア作品をヒントに、ヨハネスが男色家だと知りショックを受ける。
離婚を決意するが、当時のオランダでは男色家は水没死の刑罰が待っており、
兄を守りたいマーリンに引き止められる。
しかし、ヨハネスの愛人ジャックの出現によって、自体が明るみとなる。
ヨハネスは傷害や貿易詐欺等の罪と共に裁判にかけられ、
その2つは無罪となるも、男色では有罪となり、水没の死刑が確定する。
未来を予言するようなミニチュア作品に導かれ、助けられてきたネラは、
作家の正体を突き止め、救いの手を求める。
しかし、作家は時折啓示のようなものを感じ取るだけで、
それ以上の手助けは出来ない。
ヨハネスとマーリンを失ったネラだが、
気持ちを強く持ってブラント家を支える決意を固める。
ドラマの筋立てとしては、ちょっと中途半端で物足りない感じ。
ミステリー、恋愛劇、超常現象、
どれかの要素でもう少し濃いものがあればと思う。
原作は知らなかったので、
ネラが何とか頑張ってヨハネスを救うのを期待したんだけど。
「ダウントン・アビー」のプロデューサーによる製作で、
当時のオランダの社会背景、風俗や慣習、衣装や舞台等々は緻密で素晴らしい。
マーリン役のロモラ・ガライ、
ネラ役のアニヤ・テイラー=ジョイは、注目の女優。
17世紀オランダを舞台にしたミステリードラマのミニシリーズ。
凋落した名家の娘ペトロネラ(ネラ)は売られるようにして
アムステルダムの富豪商人ヨハネス・ブラントと結婚。
しかし、幾日過ぎてもヨハネスはネラに触れようともしない。
ヨハネスの妹マーリンは質素な生活を旨として、ネラに冷たく当たる。
ヨハネスは罪滅ぼしのように、高価なドールハウスをネラに買い与える。
ネラが2、3個のアイテムをミニチュア作家に制作依頼すると、
その後、注文していない人形やアイテムが度々届けられるようになる。
それらは不思議な暗示を含んでいる。
不審に思ったネラは作家に会いに行くが、作家は姿を見せない。
ヨハネスは友人のフランス・メールマンスの出資を受けて砂糖貿易を予定。
しかし、2人は内心では反目し合っており、
ヨハネスはフランスを儲けさせる事に躊躇いがあり、貿易を中断していた。
それは同時にブラント家の財政状況も苦しくした。
フランスは10代の頃マーリンと恋人関係だったが、
結婚を望まなかったマーリンはヨハネスに頼んで破談にしてもらった。
フランスはヨハネスのせいだと思い込み、ヨハネスを憎んでいた。
フランスは結婚後もマーリンを思い続けていたが、
マーリンは使用人の黒人青年オットーと愛人関係にあり、
オットーの子供を妊娠し、出産時の出血で亡くなる。
ネラはミニチュア作品をヒントに、ヨハネスが男色家だと知りショックを受ける。
離婚を決意するが、当時のオランダでは男色家は水没死の刑罰が待っており、
兄を守りたいマーリンに引き止められる。
しかし、ヨハネスの愛人ジャックの出現によって、自体が明るみとなる。
ヨハネスは傷害や貿易詐欺等の罪と共に裁判にかけられ、
その2つは無罪となるも、男色では有罪となり、水没の死刑が確定する。
未来を予言するようなミニチュア作品に導かれ、助けられてきたネラは、
作家の正体を突き止め、救いの手を求める。
しかし、作家は時折啓示のようなものを感じ取るだけで、
それ以上の手助けは出来ない。
ヨハネスとマーリンを失ったネラだが、
気持ちを強く持ってブラント家を支える決意を固める。
ドラマの筋立てとしては、ちょっと中途半端で物足りない感じ。
ミステリー、恋愛劇、超常現象、
どれかの要素でもう少し濃いものがあればと思う。
原作は知らなかったので、
ネラが何とか頑張ってヨハネスを救うのを期待したんだけど。
「ダウントン・アビー」のプロデューサーによる製作で、
当時のオランダの社会背景、風俗や慣習、衣装や舞台等々は緻密で素晴らしい。
マーリン役のロモラ・ガライ、
ネラ役のアニヤ・テイラー=ジョイは、注目の女優。
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