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マンガ家Mの日常
ラッセル・クロウ、長編監督作品2作目。
観終わってからちょっと間が空いてしまったので、
ストーリー詳細はあちこち忘れつつある。


ジェイクはオンライン・ポーカーゲームの開発で巨万の富を築いた。
しかし、不治の病で余命を知るところとなり、人間関係の清算を決意。
暫く疎遠になっていた幼馴染の友人達を邸宅に招き、ポーカーゲームを開催。
それぞれに高級車をプレゼントするといった大盤振る舞い。
友人達のグラスに微量の毒を盛り、彼らのトラブルについて言及する。
アルコール依存症のマイケル他、
ジェイクの妻と不倫中だったり、政治家としての問題を抱えていたり。
ジェイクは友人達にトラブルの解消を誓わせる。

ポーカーゲームの最中、美術品強奪を狙った一味が襲撃をかけてくる。
ジェイク達は協力して強盗団を打ち負かす。

数ヶ月後、病で亡くなったジェイクの遺言状が開かれる。
娘と友人達の幸せを願って、多くの資産を分け与えていた。


有名な映画スターが監督に向かう例としては、
ロバート・レッドフォード、クリント・イーストウッドが実績を残しているが、
今作のラッセル・クロウはまだ物足りない。
脚本もクロウ自身が手がけているけれど、どうにもバランスが悪い。
前半の瞑想のシーンなんかは不要だし、
強盗団も陳腐で、本来のテーマからは外れている。
友人達にやたらと寛容なのも、よくわからん。

クロウ、まだ60歳と元気なので、
監督業を続けるなら、もっと研鑽を積まなきゃね。
脚本を冷静に批判してくれるスタッフが必要。
でもその前に、もう少し身体を絞って欲しい。
「グラディエーター」の頃に戻るのは無理だとしても。

マイケル役はリアム・ヘムズワースで、実年齢はクロウとは25歳も離れている。
エンタメとしてイケメンを入れるのが重要だったのか、友情出演なのか。
それにしても、クロウと同級生という設定はちょっと無理がある。

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