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マンガ家Mの日常
最高のリアリティ番組のスピンオフ。
過去に出演したデザイナーの中から選ばれたメンバーで競い合う。

通常のシーズンでも3回あたりで、実力の差が見えて来る。
実績のあるデザイナーも参加しているので、
大きな破綻やどんでん返し的な要素は見られなくなって来た。

今回も、シーズン中盤で既に実力者3名が抜け出ていた。
ウーリ、エミリオ、アンソニー。

ところが、実力者3名を含むラスト4名まで絞られた8回目で、
これまでややとっちらかっていて、敗退確実と見られていたジョシュアが
思いの外スマートなドレスを仕上げて、その回の優勝者となって勝ち残った。
逆に、実力者3名のうちの2名、エミリオとアンソニーが失敗作を作ってしまい、
進行通りであれば、どちらかが敗退となって、
ジョシュアがラスト3名に残り、ミニコレクション発表の権利を掴む筈だった。

しかし、時たまあることなのだけど、変則的な判定で4名全員合格となり、
結局次の9回目でジョシュアが敗退してステージから去った。

エミリオとアンソニーの安定感を考えれば、そういう判断になるだろうけど、
番組は勝敗を決めるゲームのようなものでもあったので、
規定通りであれば勝ち残った筈のジョシュアが最終的に落とされたのは
フェアでないような気がして、何だか気の毒だった。
ミニコレクションは4名でやらせてあげれば良かったんじゃないかな。
実際、そういうシーズンもあったんだし。

最終回、勝ち残ったデザイナーのアシスタントを務める為に
敗退したデザイナー達が呼ばれたけど、
ジョシュアはアンソニーの指名を「疲れてるから。」と言って断ってしまった。
気持ちは分かるよ。

世の中全て、たった一人の勝者と、その他大勢の敗者に分けられる。
敗退して番組を去るデザイナーの姿を見ると切なくなってくるけど、
番組に選ばれて作品をTVで披露出来ただけでも、凄い収穫なんだろう。
良い仕事に繋げていって欲しい。
それにしても、デザイナーって沢山いるんだなぁ。

番組のドンのような存在だったマイケル・コースが退いて、
シーズン11からは別のデザイナーが審査員に入る。
誰が来るのかなぁ〜。
今後も見逃せない。


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