忍者ブログ
マンガ家Mの日常
数日前に半分だけ見て、その後タイミングが合わずほったらかしにしていた。
やっと昨晩後半部を観賞。

40年代ハリウッドで起きた猟奇殺人事件の捜査。
ただ、事件よりも恋愛のドロドロの方がメインなような。
フィルム・ノワールとか、ファムファタールものとか。
ストーリー展開よりも雰囲気で見せる映画だから、
ちょっとタルくなっちゃって、前半途中で寝ちゃった感は否めない。

主演のジョシュ・ハートネットが美しい。
40年代の雰囲気に合っていて、服装もしっくりくる。

一方で、女優の方はちょっと微妙だった。
ヒラリー・スワンクとスカーレット・ヨハンソン、
勿論どちらも素晴らしい演技力で美人なんだけど、
ややファニーフェイスなんだよね。
最近のハリウッド女優は皆そんな感じになって来てるけど。
40年代を舞台にした作品なんだから、只美人って言うんでは無く、
整った顔立ちの人の方が、当時のスタイルに合っていて良いように思えた。

記事に書き込む情報に間違いが無いよう、Wikiを開いて参考にしてる。
見ると、興行収入が製作費に僅かに届いていない。
大作だったのに伸び悩んだんだね。

監督は巨匠ブライアン・デ・パルマなんだけど、
当初デヴィッド・フィンチャーがする筈だったんだって。
そう考えると、製作者サイドとしては「セヴン」を期待してたんだね。
ジョシュ・ハートネットは役に合っていてステキだったけど、線が細くて
ブラッド・ピットの押し出しの強さには敵わないし、知名度もやや低い。
相棒役のアーロン・エッカートについても同様。
そこに尽きるのかなぁ。
う〜ん、まぁ、それにこのタイプの映画は好みが別れるだろうし。

ラストの謎解きのシーンは舞台劇のようだった。
あちこち色々な工夫が施されていて、丁寧な作りの作品ではある。
もうちょっと評価されても良いかもね。

PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック