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マンガ家Mの日常
年末に見た映画2本の1本目。
年の瀬なので、景気付けに明るい映画を選択。


オンラインVRシューティングゲーム「フリー・シティ」の仮想世界内で生きる
大勢のモブキャラの1人、銀行員のガイは、地味ながら生活に満足していた。
しかし、ある日、理想の女性モトロフ・ガールに一目惚れして人生が一変する。

「フリー・シティ」では、プログラミングされたモブキャラに対して、
オンラインで参加するプレイヤーのアバターはサングラスを掛けている。
親友の銀行警備員バディに、
サングラス族と付き合うにはサングラスが必要だと言われ、
ガイは銀行強盗から奪ったサングラスを掛けると、
アバターと同じ世界が見えるようになる。
モトロフ・ガールからレベルアップを求められ、日々バトルをこなす。
レベル100を超えたガイは「ブルーシャツ・ガイ」と呼ばれるようになる。
本来、プログラミングされた行動のみのモブキャラが、意思を持ち、成長する。
それは人工知能の誕生であった。
ミリーはアバターを通じてガイに好意を抱くようになる。

モトロフ・ガールのプレイヤー、ミリーは、友人のキーズと共に
ゲーム制作会社スナミで働いていたが、
自分達が過去に制作したゲームのコードが「フリー・シティ」に盗用されたと知り、
ミリーは退職して盗用の証拠を探している。
「フリー・シティ」内にコードが隠されていると見て、アバターで調査中。
キーズはスナミ内からミリーを援護する。

スナミの社長アントワンは新作「フリー・シティ2」発表を間近に控え、
盗用の証拠を消すべく、「フリー・シティ」を消滅させようと目論む。
互換性のない「2」では、元のモブキャラ達は存在しなくなるので、
ガイも消えてしまう。
ミリーはガイに状況を説明して助けを求める。

猛り狂ったアントワンは「フリー・シティ」のデータ破壊を進める。
プレイヤーはログイン出来なくなり、街は消滅が進んで行く。
アントワンが送り込んだ敵キャラと対戦するガイ。
他の多くのモブキャラ達も次第に意識を目覚めさせる。
キーズが作り上げたプログラムによって、ガイは隠されたエリアに到達し、
アントワンの悪事を暴くのに成功する。

ミリーはコードを取り戻し、退職したキーズ達と新たなゲームを制作する。
アントワンは「2」をリリースするが、バグだらけの失敗作で失脚する。

ミリーがゲームのキャラクターでしかないガイと結ばれる事は無い。
しかし、ガイはキーズが彼自身を投影させて制作したキャラクターだったと知り、
ミリーはキーズの元に駆け寄る。


評判の良かった作品で、気軽に見始めたんだけど、
現実と仮想世界が交差するサイバーパンクSF的な設定と展開で、
IT音痴の身にはところどころ難しく感じてしまった。
面倒な事は考えずに楽しめば良いのかな。
本国アメリカでは大ヒットしたけど、日本ではイマイチだったらしい。
主演のライアン・レイノルズは日本女性にハマるタイプじゃないからかな。

アントワン役を怪演したタイカ・ワイティティは多くの作品で
監督、製作、脚本、出演という役割をこなす多才な映画人。
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