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マンガ家Mの日常
ジョン・トラボルタがキモオタ親父を怪演。
う、う〜〜ん。
監督は、なんと、リンプ・ビズキットのボーカルのフレッド・ダースト。
映画の中でも、しっかりバンドの楽曲の宣伝をしている。


ムースはハリウッド大通りで英国人警官の扮装をして
僅かばかりの収入を得て暮らしている。
軽度の知的障害があり、幼い頃シングルマザーの家庭で孤独に育ち、
TVで観る映画の世界にのめり込んで行った。
B級アクション俳優ハンター・ダンバーの熱狂的ファンで、
書店で開催されるサイン会に行くが、
折しも離婚直後でもめているハンターから、邪険に扱われ、サインも貰えず。

友人でパパラッチのレアは、落ち込むムースを元気付けようと、
有名人の邸宅を紹介しているアプリを教える。
それはアプリ内で邸宅を外から眺めるだけの為のものだったが、
ムースはハンターの家を突き止め、会いに行ってしまう。
ファンレターを渡して、サインを貰いたいだけだったが、
ここでもハンターに手ひどく扱われる。
ストーカーとなじられ、精神的に混乱を深めたムースは、次は邸宅内に忍び込み、
ハンターの私物を漁り、
夜、睡眠薬を服用して寝入っているハンターとツーショットを撮る。

街頭で仲間や観光客達に虐められたムースはますます精神的に混乱を深め、
再度ハンターの邸宅に忍び込むと、居合わせたメイドのドーラともみ合いになり、
突き飛ばした弾みで、メイドは噴水の角で頭を打ち、命を落とす。

ムースはハンターをベッドに縛り付け、彼の仕打ちに文句を言うが、
ハンターに丸め込まれ、縄を解いてしまうと、
散弾銃で撃たれて右手を失い、ナイフで右目を刺される。
ハンターは血まみれのムースを家から追い出すが、
その後、ドーラ殺害容疑で逮捕される。

ハリウッド大通りをふらふらと歩くムースをレアが見つけて、保護する。


いや、何だか、救いようのない話。
第40回ゴールデンラズベリー賞の
最低作品賞、最低監督賞、最低主演男優賞の3冠に輝いた。

熱狂的ファンの狂気を描いた作品としては、
ロバート・で・ニーロの「ザ・ファン」を思い出す。
こちらは大作映画だけど。

ハンター役のデヴォン・サワは、名前に覚えがあって、検索すると、
「ファイナル・デスティネーション」が出て来た。
10代の頃は端正な容姿でアイドル的な俳優として活躍したけど、
大人になってからはあまり聞かれない。
カナダ人だから、カナダでの仕事がメインなのかな。
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