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マンガ家Mの日常
仕事が一区切りついたので、ドカッと続けて映画を見ようと思ったが、
1本見たところで急に眠くなってしまった。
ここ数日、蒸し暑さでよく寝付けていなかったからなのかな。

ミステリーなのかな、と思って楽しみに見始めたんだけど、
所謂サイコ物と言うか、ヒロインの精神世界のような話だった。

舞台の脚本家兼演出家のマーティーンは、
次回作の為のワークショップを行っている。
タイロンという俳優が初参加して、微妙に空気をかき乱し、
マーティーンは恋人のレイモンドが共演女優と浮気していて、
自分を毒殺しようとしているのではないかという妄想に悩まされるようになる。

現実と妄想が入り混じる構成で、何が何だか分かりづらい。
結局のところマーティーン自身が統合失調症だった、というだけの話?

原題は「The Letter」で、
マーティーンが日本の精霊流しについて語る場面がある。
亡くなった身内へ手紙を書いて、川に流すというお祭り。
おそらくはこっちにもっと意味付けがあるのだろう。
劇作はマーティーンが失われ行く正気を現実世界に残す為に書き送る作業だった?

そう考えてもやっぱりよく分からないけど。

タイロンという男の正体が何なのか、何をしようとしているのか、
そこもよく分からない。
マーティーンの妄想の扉を開ける象徴として役目?

正直言えば、見ている半ばで、
こんな映画、主演のウィノナ・ライダーの両親以外の誰が見たがるのか?
と、ずっと思っちゃってた。

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